マジックウェザー
はぁ…今回のテストは(苦手科目が)壊滅的だったな…
けどこれが投稿されている時にはきっともう夏休み、人生初の自作PCで○inecraftのサーバーを建てるぞ!(回線が心配だけど…)
と、そんな事は関係ないので置いておいて、
第6回、今回のあらすじ
水が足りなかったから足しました。
今回は3000字程度です。
やはりほぼ会話です。
2章をどこで終わらせればいいかわからないけどやっぱり取り敢えず書いた16話 "地より天へ"
魔鳥の羽は高いらしい。宝石と同等の価値があるらしい。
魔鳥の羽には魔力があって、頑丈で、綺麗で、とにかく貴重らしい。
普通、鳥は羽を切られてしまうと上手く飛べなくなってしまうらしい。だけど僕には羽は生えていないからわからないが、とにかく鳥にとって羽は脚のようなものらしい。
だけど人々はその脚を狙う。そりゃ飼い慣らすのもたいへんな訳だ。
それで、街に入るなり早速襲われた僕らは警察にしょっぴかれた。
で、アルさんが貴族と判るなり態度を変え、食事まで出してくれた。
神崎「クリップって、1日3食なんだな。」
デ「もしかしたら、もっと増やした方が良いのかも知れませんね。」
警官1「この魔鳥はクリップというお名前なのですね。」
アル「ああ、つい数日前拾ってきたのだ。」
ク「クエエー。」
警官1「エエッ!?こっ、これは失礼しました。ですが、魔鳥は雛から育てないと、まず人にはなつかないと聞きますが。」
アル「まあ、色々あったが、こいつが特殊なだけだろう。」
ク「クエエー!」
警官1「とは言え、グリッド家の飼い鳥を狙うとは殺されて当然です。」
アル「別に私が飼ってる訳ではないのだがな。」
警官1「と、申しますと?」
アル「こいつらは下男ではないのだ。こいつらの使命はこの私を守る事。だからそれ以外は自由にさせているのだ。」
神崎「うっそだー。積極的に傭兵やらせてたじゃないですか。」
アル「だがずっと一緒に居たろう。」
デ「あっ!あああああっ!」
神崎「あああああああ。クリップくーん。抜け毛ー。」
デ「歯抜けした。」
ク「クエエー。」
アル「まあ愉快な奴等だ。」
警官1「ですが、噂では、黒髪の二人組の名で呼ばれ、冷酷無慈悲な殺人鬼だと言われております。」
アル「勿論だ。命のやりとりで容赦などするわけないだろう。だがそれが金目当てだとか変な噂も耳にするがな。」
神崎「けど傭兵活動って結局のところ金目当てでしょ?」
アル「そっ、そんな事はないぞ。むしろ金の亡者から非力な人間を救ってやっていたのだろう。」
警官1「御立派です。アルギルト様のそのお優しいお心に、私、とても感心いたしました。」
神崎「御世辞だね。」
デ「ゴマ摺ってますね。」
ク「ピーヒョロロ!」
警官1 「…………」
アル「所で、最近何か困ったことはないか?」
警官1「はい?困ったこととは、いったいどの様な。」
アル「例えばフキスィユーグス(第9話 "小さな緋色の山"に登場した犯罪組織の名前、第6話 "勘違いするかもね"のフラグもこれ。)の活動だとか、何でもいい。」
警官1「なんという配意、私ますます感動してしまいました。」("警察1"は男です。)
アル「感動しなくていいから報告してくれ。」
警官1「これは失礼いたしまいた。ですが、最近はこれといったことは起きておりません。強いて言うなら、最近は日照りが起きてましてね、農民達の暴動が気になる程度でしょうか。」
神崎「さらっと言ったけど、暴動って一大事だよね。そもそも農家達が暴動を起こすかもしれないと思える程日照りが起きてるんじゃ食糧難になるんじゃないの?」
警官1「そこは問題ありません。我々には軍の備蓄も有りますし、既に救援物資の請願書も出しております。」
神崎「農民はおいてけぼりだね。」
警官1「とは言え我々は軍ではありませんので、どうすることもできないなのです。」
神崎「ダメージコントロールだって治安維持には欠かせない事だろう。」
警官1「…ですがやはり、我々にはそれ程の力は無いのです。」
神崎「ふーん……」
アル「お前達ならどうする?」
神崎「デューク君とクリップ君なら、雨くらい降らせられるんじゃないの?」
デ「は?」
雨を、降らす…だと?……
神崎「君達スゴい魔力ありそうじゃん。それに二人とも水出せるんでしょ?なら行けんじゃね?」
アル「ふむ、成る程、やってみて損は無いな。」
デ「けどどうやって…」
神崎「やり方は2つだね、結局は、高高度の湿度(??)を上げればいいんだから、高高度に水を生成するか、地上で大量に水を沸騰させるか、だね。だけど前者は危なそうだから、後者で行こうか。」
警官1「すると雨が降るというのですか!?」
神崎「うーん、本当はヨウ化銀を散布したいところだけど、そんなもんないからね。けど理論上は、とにかく膨大な量の水蒸気が空にあれば雨は降る。神頼みより確実さ。」
アル「よくわからないが、神崎が言うのならそうなのだろう。デューク、やるぞ。」
ク「クーエエエーーー!!」
そんな訳で、僕とクリップは降るかどうかもわからない雨を降らせる事になった。
そして僕らは再び城壁の外へとやって来た。といっても雲の動きを考慮した位置だから、さっきいた場所ではないが。
ギャラリーは暇だった警官達だけだ。いなくてもいいのにね。けどそろそろ夜だし、暇なのか。
神崎「お二方共!発電所のタービンも回せない様じゃぁ!とうてい雨なんか降らせられないからねー!」
ク「クエエエエエエエエエー!!」
クリップはメチャメチャやる気だ、しかし発電所のタービンとなると……
頭痛だ……
そして思い出したのは、巨大な原子力発電所群だった。
巨大なレールガンや超強力な電磁波発生装置、レーザー砲とかの動力源だ。
あんなのを動かせというのか……無理があるでしょうそんなの……
レールガン?……
やり方はこうだ。
クリップが空気中に巨大な熱源を作り、そこに僕が大量の水を注ぐ。
言うのは簡単なことだが、無駄を抑えるため、クリップは火加減を、僕は水量を安定させる必要がある。
規模が大きいと制御が難しいのは言わずともわかることだ。
そもそも雨は降らせられるのだろうか?
というか、水路に直接流した方が早くない?
デ「よし!行くぞー!クリップー!」
ク「ピーーヨ!!」
デ「うわっ、眩し。」
くっ、これじゃどこが中心だかわからない。
僕はクリップが合わせてくれる事を信じて水を生成した。
"ドーーーーーー!!"
滝よりスゴい音がする!そして風もスゴい!
水蒸気爆発が強すぎて酸素が来ない!もっと高度を上げなければ!
僕が水の高度を上げるとクリップもそれに合わせる。
恐らく例のアビリティー(ファイヤーガバー)のお陰で炎の状況がわかるのだろう。
高度を上げたことにより気流もズレ、風の向きも逆転した。
……
あれからどれだけ水を注いだ事だろうか、もう倒れそうなんだが、と、そう思ったときだった。
いきなり大粒の雨が降り始めたのである。
ゲリラ豪雨のレベルだ!
もういいだろうと思い僕は注水を緩める。そしてクリップも炎を緩めたので注水を止めた。
水蒸気の轟音が止んだ。すると次にすると耳に入ってきたのは、いつの間にか増えていたギャラリー達の歓声であった。
「ピューイ!ヒューゥヒューーゥ!!」
「イヤッホーオオオ!!本当に雨が降ったぞー!!」
デ「クリップ!!」
クリップが倒れた!!!
デ「クリップーー!!!」
僕は一目散にクリップへ駆け寄る。
意識はあるようだ。
ク「クエッ……」
そう弱々しそうに鳴くと目を積むってしまった!!
デ「クリップーーー!!」
ク「クエエエエッ!!」
デ「えっ??……」
ク「スヤー…スヤー…」
デ「おこ…られた?…………お疲れ、クリップ。」
これ本当はクリップが空飛びながら水を撒く予定だったんですけど、それじゃ無理があるよな、と思い、調べながら書いていたらこうなりました。
それにしても、水蒸気爆発って、なんなんでしょうね……^^;
因に水は気化すると体積は1700倍程になるそうです。
それと、彼らがどれだけ水を気化させていたかは私も知りません。
どれだけの高度でどれだけの量の水をどれだけの速度でどれだけ気化させていたかなんて、誰も知るよしもありません。
そもそも雨を降らせるには、どれだけの水蒸気が必要なんでしょうね。
そこのところ気にしないで深夜までやらせちゃいましたよ。書き直しましたが。
前書きと後書きでMr.神崎の事を"神崎"と書くと、リアルの神崎さん達に失礼だということについ先日気がつきましたので、この先は"健永"と書きます。失礼いたしました。
サブタイトルとサブサブサブタイトルは、どちらが先、ということはなく、目次から入るときにどうか、という点で決めています。正直めんどさいです……
警官1の"…"は、ダメコン(ダメージコントロール)が初耳だった、という意味や、"何だよこいつら"的な(?)意味があります。




