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ハルフェン  作者: 殆ど小説を読まないやつ
レッドカーペットの戦士達
106/114

変わり行く戦士達

自走対空砲はロマン!



第83回、今回のあらすじ。


デューク君が健永さんにアタックするも、失敗に終わりデューク君コールド負け、ベリーサッド。

後半は突然アホみたいな戦闘が始まります。突然……

詳しいことは次回以降で……



今回は文字7000程度です。

悲しい感じな94話 -記憶の欠片-




あれからしばらく神崎さん達は見つからず、突然甲板で発見された。あらゆる監視装置をスルーされて皆ビックリだったけど、今のスィーバンなら造作もないこと。

しかし僕はそんな事知らないのでやはりビックリする。


更に驚いたことに、今度は無抵抗でおとなしく拘束された。本人いわく、もう抵抗する理由がないかららしい……


そして僕は拘束中の神崎さんに面会を申し込んだ。


デ「レコーダー、聞きました。」

神崎「うん。」

デ「……何であそこまでしたんですか?」

神崎「スィーバンだから。」

デ「何で態々そんな事してるんですか?」

神崎「スィーバンがスィーバンであるためにだよ。」

デ「それを身勝手だとは思わないんですか?」

神崎「思ってるよ、その上でやってるんだ。」

デ「それじゃクズじゃないですか。」

神崎「そうだね。」

デ「何でクズを演じてるんですか?」

神崎「何でだと思う?」

デ「切り捨てやすいようにですか?」

神崎「そうだよ。」

デ「何でそんな事ができるんですか?本当に切り捨てられたらどうするんですか?」

神崎「そのときはそのとき、ケースバイケースだね。だけど、君には良いことを教えてあげよう。」

デ「この会話は録音されています。」

神崎「生で聞かれてるんでしょ?わかってるよそんなの。」

デ「じゃあ、その"良いこと"とは何ですか?」

神崎「うん、俺達はね、裏切るんだよ。」

デ「はい?……」


僕は聞きたくない言葉を聞いてしまった……


神崎「聞こえなかった?もう1度言おうか、裏切るんだよ。」

デ「えぇ……?」


僕は理解したくない言葉を理解してしまった……


神崎「もう1度言おうか、裏切るんだよ。」


僕は知りたくない事を知ってしまった……


デ「…………誰を……!?」

神崎「リーモア艦隊をだよ。」

デ「何故なんです?」


僕の胸に怒りと悲しみが込み上げてきた。


神崎「裏切るには十分な理由がもうあるからね。」

デ「…………じゃあ、何で捕まったんですか?」


今聞いたことが間違いであって欲しかった。


神崎「それは反乱は今じゃないからね、時期を見極めてるんだよ。」

デ「いつするつもりなんですか?」


嘘であって欲しかった。


神崎「聞いてくるねー。まあいい、答えよう。最悪のタイミングだよ。」

デ「最悪のタイミング?」

神崎「確実に艦隊に致命打を与えられるタイミングだよ。」


しかし、僕が神崎さんを問い(ただ)せば問い質す程、あって欲しくなかった方へと答えは理想から離れて行く。


デ「やめてくださいよ、そんな事。何の得になるっていうんですか。」

神崎「何にもならないんじゃない?」


彼は今まで僕と同じく、ジョーク以外では嘘をついたことがない……


デ「神崎さん、(第84部 "My live proof"で)言ってたじゃないですか……"これからは一生懸命働く"って……」

神崎「うん、その気持ちは今でも変わらないよ。」

デ「じゃあどういう事なんですか?……」

神崎「単純な話さ……けど、今君には俺を殺すことができる。」

デ「………………」


現実は、残酷だ……


神崎「君が涙を流すなんて、性に合わないよ。」

デ「やっぱりもう、神崎さんは帰って、来ないんですか……?」


こんなに優しい神崎さんが、こんな顔で、こんな声で、なんて事を…………何がしたいのか理解したくても、僕にはそれはできなくて……昔の神崎さんにはもう会えないだなんて……


神崎「君にはこれからも多くの迷惑や心配をかけ続ける事になるだろう。さあ、いきな。」



面会室を出ると、部隊の皆が僕の元へやって来てくれて、エルフェスさんに抱かれたら、もう涙だけじゃなく声まで漏れてしまって…………





アル「何?釈放!?」

アルケ「まあそう怒鳴らないでくれ、これは俺の意思じゃないんだ。」

アル「何だと?」

アルケ「神崎の処分は内容こそ違えど議会は全会一致。ところが、セントラルネットワークや個艦意思決定システム達がその決定に反対したんだ。」

アル「個艦意思決定システム?」

アルケ「全ての艦には行動の判断を下すための、クルー達とはまた別のコンピューターが存在する、更にこれはセントラルネットワークともまた別物。セントラルネットワークだけならまだしもこいつらにまで反対されてしまっては議会の全会一致でもはね除けられてしまうんだ。」

アル「いったいどれだけの艦が反対したというのだ?」

アルケ「現状我々2大空母艦隊に合流していない艦は回答不能と言っているが、そうでない艦は実に7割の反対だ。それにこのワイノスまでに反対されてしまったんじゃあどうしようもない。」

アル「そんなの無視すればいいだろう!」

アルケ「ダメだ、艦とクルーは切っても切れない関係にあるんだ、だから絶対にルールは守らなければならない、これを守れなくなったら最悪内戦だ。個艦意思決定システムは火器管制システムにまで介入している、今だってこの会話を聞いているんだ。」

アル「クッソ……!」

アルケ「艦達が言うに、"シルバレットの言動は信用に値する。"だそうだ。また、セントラルネットワークが言うには"シルバレットの行動原理を理解した本システムは彼を応援する。"だと。」

アル「じゃあ、反対派達は何と言っているのだ?」

アルケ「"シルバレットの行動原理が不明。目前の脅威には早急な措置をとるべきである。"とかそんな感じ。つまり、セントラルネットワークは、シルバレットとは何かを、根本的に理解した可能性がある。」

アル「そんなバカな!?」

アルケ「いや、ありえる、俺だって理解しつつあるのかもしれない……セントラルネットワークには無数のコンピューターが使用されているが、大元は情報艦達のスーパーコンピューターだ、人間の思考程度なら、膨大な仮説を立て、それを立証するには十分すぎる。」

アル「だが普通は知ってしまってはいけないのだろう!?死んでしまうのだろう!?」

アルケ「神崎言ってたろ?シルバレットの秘密を知るためにはいくつかのステップを踏む必要があると、なら仮説を立証していく過程でそのステップを踏む可能性もまた十分にありえる。」

アル「では、銀の弾丸達は皆我々の絶滅を望むというのか……?」

アルケ「今はただ、前進あるのみだ。」





8日後……


"ウウウウウウウウウーー!"


甲板で朝の運動をしていたところ突如サイレンが鳴り響いた。



「艦長、報告いたします!マスドライバーが2隻ともICBM発射シーケンスを開始いたしました!」

アルケ「な、何だと?」

「目標、目的共に不明です。」

アルケ「通信は?」

「問題ありません。」

アルケ「なら何故わからない?」

「クルー達も知らなかったらしく、艦が突然動き出した様です。」

アルケ「まーじか。」

※ICBM:大陸間弾道ミサイル。


2人はCICへ走って行った。

※CIC:戦闘指揮所。



アルケ「現状報告。」

「ICBMの弾頭は多弾式地中貫通熱核弾頭、目標はエリア14付近、権限はシルバレット及びセントラルネットワーク、個艦意思決定システムとなっています。その上付近の潜水艦もありったけのリベレーターをスタンバイさせています。」

「ICBM発射まで10分、更に着弾まで20分程かかります。」

アルケ「なぜそんな事をするんだ?」

「実は、つい先程例の敵の祭壇を発見したとの報告があり、それを受けてシルバレットが即断、それをシステム達が承諾したものと推測できます。」

アルケ「何もかも消し飛ばす気か。」

※熱核弾頭:水素爆弾。


しかし残念、これで済んだらハッピーエンド、そうはなりません。


「スィーバンが動き出しました。攻撃ヘリ13機、戦闘機4機です。」

アルケ「即決かぁ……」

「ICBMの発射を阻止しますか?」

アルケ「………………スィーバンは他に何かしたのか?」

「いえ、今わかっていることはこれだけです。」

アルケ「なら止める必要はない、彼らを信じよう。」

「司令!?」



だいたい2分後……


「え?両艦共に再び発射シーケンスを……」

アルケ「はあ!?まだ1発目も撃ってないぞ!?」

「こ、今度はMIRV(マーヴ)ではない地中貫通型のリベレーターです。」

アルケ「どこへ撃つ!?」

「同じ目標です。最終誘導にマナシーカーを用いる様です。」

MIRV(マーヴ):多弾頭弾道ミサイル。


リベレーターって特性上貫通型なんて…………誰がそんな弾頭用意してたし……



だいたい30分後……


「弾頭分裂、爆発します。」


クリップアイ5から送られてくる映像は途切れてしまうが、この程度のEMPでは本体は落ちたりはせず、すぐに映像は復旧する。


クリップアイ5『何だこれは!?』


直後潜水艦から打ち出されたリベレーター達で再び映像が途切れる。


クリップアイ5『……だと!?』

クリップアイ5後部座席『対象の特徴が神話と一致しただと……?』


送られてきた映像には、一見人間だが状況からしてとてもそうは思えない何かが映っていた。


クリップアイ5『リベレーターの弾道修正を行い対象を攻撃する。』

クリップアイ5後部座席『俺も責任とるのか?』

クリップアイ5『この攻撃事態はセントラルネットワークの決定だ。』

クリップアイ5後部座席『これで倒せなければお手上げだぞ。』

クリップアイ5『起爆5秒前……逃げた!』


ターゲットはリベレーターの着弾直前でワープし、上空へ待避するが、リベレーターは列を成して飛んできたため、直後に高高度の弾頭も起爆させる事でターゲットを危害範囲の中に納めた。


クリップアイ5『…だろ……!?』


再確認されたターゲットはびくともせず、傷も無ければ吹き飛ばされた様子すら無い。


クリップアイ5後部座席『15分後にもう2発飛んでくる。』

クリップアイ5『ああ、わかってるよ、俺達が足止めをすればいいんだろう?』

クリップアイ5後部座席『幸いまだ俺達は気づかれていない、だから今は待機だ。』



ワイノスのCICの者達は皆受け入れがたい現実にあっけにとられていた。


「あれは人間じゃないのか……?」

「神話って何の神話だ?」

「知らないのか、送るから確認しろ。」

アルケ「だから、だからシルバレット達は攻撃を即決したのか……」

「間に合わなかった……」

「リベレーターが効かないってどういうことだ!?」


リベレーターは魔術的にも圧倒的な破壊力を有しており、リーモア艦隊では起爆阻止以降の防衛手段を有していない。熱核兵器程度ならシールドで耐えられるかもしれないとしても、リベレーターは不可能なのだ。それでも無傷、考えられない。しかしシルバレット達の行動は、明らかにこの事を予見していた事を示している。


「スィーバン部隊の到着まで、凡そ6時間かかります。」

アルケ「もし敵が弾道を辿ってこちらにやって来たとしたら?」

「まずは潜水艦の方へと向かうのでは?」

アルケ「ああ、まずはそうかもしれないな……」




フーレスト「隊長……まさか、これを攻撃するつもりなんですか?……」

神崎「ああ、そうだよ。」

レ「神話って何の神話なんだ?」

神崎「もしその神話通りならば恐らくは、これは君達悪魔の創造主ということになるだろうね。」

レ「ええっ!?」

神崎「この世界を作った3人の神。」

フーレスト「えっ?」

神崎「あごめん、2人……だね、その片方。」


意味深。



クリップアイ5『対象の移動を確認、リベレーターの弾道を辿ってる。』

クリップアイ5後部座席『発射母艦は水深20mから発射した上、もう既に海底の溝に填まってる、気づけるとは思えない。』

クリップアイ5『飛行速度はマッハ0.8、変だな……』

クリップアイ5後部座席『速いというものを知らないのかもしれない……』

クリップアイ5『…………………………着弾5分前、現状を維持するぞ。』

クリップアイ5後部座席『了解。』


と、通信が途絶えてしまった。


「何があった!?」

「ビーコン反応消失!」

「敵の攻撃はこちらでは観測できません。」


前にもこんなことがあった、第95部 "強き弱き戦士達"だ。

26機の制空戦闘機達を全滅させた相手を全滅させた際にも、あらゆる情報が一時的に確認できなかった。本人達曰く、自主的な電波封鎖だそうだが、胡散臭い。だが皆はクリップアイ達について詳しく知らないた為、素直に驚いてしまう。何せ今回クリップアイは核爆発やリベレーターから逃れる為、高度を32000にまであげていて、他の飛行機達からも確認されていたのだから。



20秒後……


クリップアイ5『クリップアイ5エンゲージ。』

「通信復旧!」


このとき既にクリップアイ5は地面すれっすれを飛行しており、送られてきた映像にはターゲットの驚いた顔が映っていた。


クリップアイ5『空は見上げないで欲しいなぁ。』

クリップアイ5後部座席『ワープジャミングスタート。』

クリップアイ5『ダメダコリャオワタ。』


ワープジャミング等意味を成さず、ターゲットはクリップアイ5にピッタリとくっついた。

パイロットは早口で気の抜けた言葉を吐きながらスロットルレバーを押し倒す。

元々ターゲットの速度に合わせてマッハ0.8で飛行していたのだが、強力なエンジン2機はあっという間に機体をマッハ2までに加速させる。

しかしまあピッタリくっつかれていた。


クリップアイ5『CCS再起動。』

クリップアイ5後部座席『ラージャ。』


そして再び映像が途切れる。


「ビーコン反応再消失。」

アルケ「CCSって何だ?」

「わかりません。」

「データベースにもそれらしいものは見つかりません。」


クリップアイ5『これでどうだ。』


次に送られてきた来た映像では、目の前にターゲットが飛んでいた。


クリップアイ5『ターゲットヘッドオン、もうワープは使えまい。』


"ビーッ、ビーッ、ビーッ、ビーッ……"


無線からは警告音が聞こえてくる。


クリップアイ5後部座席『アンノウン出現、5時方向4km。IFF応答無し、データベース該当無し。』

クリップアイ5『何だ?敵の複製か!?』

クリップアイ5後部座席『死角にもう1機出現。』

クリップアイ5『了解、回避する。』

※IFF:敵味方識別装置。


どうやらクリップアイには大きなエアブレーキが着いているらしく、更に推力偏向パドルを使用した逆噴射を行い、普通の人間では耐えられない急減速を行った。

JAMだ!


クリップアイ5『アンノウンヘッドオン、クッソ逃がすか。』

クリップアイ5後部座席『アンノウンより通信、開通する。』

『こちらはハイグレイファイター、我らは貴機を支援する。』

クリップアイ5『ハイグレイ!?』

※ファイター:F。つまり戦闘機。


ハイグレイさん達は基本攻撃ヘリだが、少数ながら他のビーグルも存在する。しかし、この世界ではハイグレイシリーズ自体初の目撃例だ。


クリップアイ5後部座席『後ろを取られた!』


つい先程までヘッドオンしていたその機体は、捻れた機動で一瞬にしてクリップアイをヘッドオンした。

もう本来のターゲットはおいてけぼりだ……


クリップアイ5『前進翼でもないのにありかよあんなの……』

『目的はICBMの命中だな?』

クリップアイ5『暗号通信もガバガバじゃん……』

『華麗なマニューバーで目を奪おうぜ。』

クリップアイ5『お前らはICBMは大丈夫なのか?』

『俺達はいつだって命懸けだ、気にするな。』

クリップアイ5後部座席『ターゲットエネルギー収束、レーザー来る。』

『キャンセラー起動。』

『プロテクターアクティベート。』

クリップアイ5『マジックショーだな。』

『クリップアイ、ブレイクだ!』


ターゲットから発せられた魔力弾はとても小さなものだった。

が、ハイグレイファイターから打ち出された迎撃弾と接触すると、燃料気化爆弾の様な爆発を起こした。

※燃料気化爆弾:即席軽量超巨大爆弾。


『今のは多く見積もってせいぜい0.1%、敵の本領はまだまだだ。』

クリップアイ5『あんた達が弱体化させたからじゃないのか?』

『元が0.1%だ。つまり今の1000倍の攻撃が来たって当たり前ってことだ。』

クリップアイ5『おい、それじゃあこの星がもたねえぞ!?』

『我々の応援も集結している、総力戦だ。』

クリップアイ5『俺達には何ができる?』

『とにかくターゲットの付近の低空を飛び回り、ICBMを正常に起爆させることだ。』

クリップアイ5後部座席『ICBM着弾まで4分、弾道修正可能範囲を送信する。』

『データを受信。』

『ターゲット再びエネルギー収束。』

『攻撃を開始する。』

クリップアイ5『低空は管轄外なんだ……』


クリップアイの機体設計は一応高速偵察機なんだよね。だけどクリップドデルタの主翼なんだ、それにさっきのマニューバー、弱いなんてとても言えたものではない。


ハイグレイ達は30mmガンのカバーを開けると共に、見たことの無いエフェクターを展開する。


『フォックス3!』

『フォックス3!』


エフェクターを通過した重量450gの30mm弾は瞬間的にマッハ50まで加速するが、弾丸自体にプロテクトが働き弾丸は形を保ったまま正常に直進する。

1発辺りの運動エネルギーは凡そ65MJ(メガジュール)、1発で戦車数台を余裕で貫通できると思う。

そんなバケモノを1秒に20発も発射する、バカみたいだ。

因にマッハ50は光速の0.00574033%位だ。

普通ならこんな速度で発射しても弾丸は目標に到達しないし、溶けなかったとしても減速した弾丸の玉突き事故が発生するはずなのだが……


『ダメだ、シールドを飽和できない!』


\(^o^)/


『ターゲット、攻撃を中断、攻撃パターンの変化を確認。』

『その程度のレーザー効くわけないだろう。』


ハイグレイ達はレーザーを回避もせず打ち消して、再びターゲットをヘッドオン、アプローチに入る。

今度の攻撃は魔術強化ミサイル、重量80kgの貫通弾をマッハ75で衝突させる。1発辺りの運動会エネルギーは26GJ(ギガジュール)、もう通常兵器の威力じゃない。局所攻撃だから核よりも効果的な上に、魔術的にプロテクトを打ち破る。その上今ターゲットはクリップアイ5によってワープを妨害されている。


着弾時に再び映像が途切れた。


「ミサイルのエネルギーを計算しろ。」

「映像回復。」

「ダメです、質量が測定できません。」

クリップアイ5『ロストコンタクト……!』

『ブレイク!ブレイク!』


何やら敵を見失い焦っている様だった。CICのクルー達は撃破したと考えていたが、現場は違った様だった……


クリップアイ5『コンタクト!』

クリップアイ5後部座席『再生している、阻害しきれない、もうCCSが限界だ……!』

『自爆する、離脱しろ。』

クリップアイ5『了解、緊急離脱(ベイルアウト)。』

『ありがとな、クリップアイ、一緒に飛べて楽しかったよ。』

『御武運を!』



ハイグレイ2機は、クリップアイから送られてきたターゲット再構築地点へ急行し、正面衝突を行った……


「通信障害……」

「ICBM着弾まで140秒……!」


第70部 "使命に抗いし使命1"及び第71部 "偽りの空"にてハイグレイが"カットオフ"と言っていたが、あれは実は反物質磁気浮遊装置の電流をカットしていたのだ。

反物質との接触は質量の全変換が起こる為、熱核弾頭さえかわいく思えてしまう様な破壊力を有する。いくら反物質の量が数gでも、兵器としては12分だ……



「通信回復。」

クリップアイ5『ワイノスへ報告、対象の無力化に失敗、恐らくはリベレーターも効かないだろう……』

アルケ「スィーバンの位置は確認できているな?リベレーター起爆後は可能な限りそちらに誘導してもらいたい。」

クリップアイ5『了解。』

アルケ「俺の権限で非常事態体制を発令。総員、非常事態体制を発令だ。」

「イェッサー!」



持久戦では負け確だね……

筆者旅に出るでござんすよ。

ネットが使えないわけではないでござるが、来月までに更新がなかったら死んでると思って欲しいでごさるよ。

旅は24日までの予定でござる、つまり25日以降に更新がなかったら死んでるかもでござる。

ってもしもの為でござって、危ない場所に行く訳ではないでごさる!

シュッ!

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