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ハルフェン  作者: 殆ど小説を読まないやつ
レッドカーペットの戦士達
101/114

嵐に羽ばたく戦士達

空に飛び立つ者達よ、何を抱き空を飛ぶ?

空の彼方を舞うものよ、何を胸に空を舞う?


なーんつって。

しかしこの章では敵も味方もバッタバッタ殺していく予定です。幸せってなんでしょね?


実は、リーモア艦隊は、"幸せ"を集めているわけなんですけど、本当に集めるべきものはそれじゃないんですよね。こう命令しておくのが一番手っ取り早く、安全だからなんです。では最終目標がどこにあるのか?シルバレットが気づけるかどうかはわかりませんが、艦隊司令はわかってます。


後、この章ではなるべくサブタイトルに、"戦士達"という単語を入れたいと思っています



というわけで、第80回、今回のあらすじ。


8章が始まりますよってだけです。



今回は2000文字程度です。

あまり深い意味は無い感じな91話 -嵐の前の静けさ-




神崎「おい、どうせ聞いてんだろ?まあ付き合えって。」

神崎「いいか?前線で死んでいく者も、3つに分けてみた。勇敢な者、マヌケな者、ただ単についてなかった者、この3つだ。あいつは……」





上空17000mを、3機の爆撃機が編隊を組んで飛んでいる。


『こちらアルファー、ポイントに到達、投下開始。』

『ブラボー投下。』

『チャーリー投下。』

『投下完了。』


爆撃機達から落とされた爆弾には皆、青色の塗装が施されていた。

そう、これは実戦でない。

ようやく完成したGPSシステムのテストの一環だ。これは衛生達から送られてくる情報を元に自身を誘導する精密誘導爆弾と、そのシステムのテストなのだ。


そして青い模擬弾頭はみごとに的を貫いた。


「94%が目標に命中しました。」

「まあスタンドアローンだしこんなもんか。だが、目標は達成できている。」


つまり、そういうことである。

こまけぇこたぁいいんだよ‼




神崎「スゲーー!」


ここは33の航空機工場。スィーバンの発注した機体の引き渡しが行われた。

引き渡された機体は、前回出てきたあのノッドエンジンシステムを搭載したVTOL戦闘機4機と、無理いって作らせた3人乗りの攻撃ヘリだ。

※ノッドエンジンシステム:こまけぇこたぁいいんだよ‼

※VTOL機:垂直離発着機。


「わかってるとは思うが、絶対に壊すなよ?」

「何度も言うが絶対に壊すなよ。」

「お前これ壊したらただじゃすまねえからな。」

神崎「わかってますって。」


なぜそこまでしつこく壊すなと言われるか。勿論使い捨てていい攻撃ヘリ等無いのだが、これはスペシャル中のスペシャルなのだ。5機とも。


神崎「けちったりしてないよね?」

「バカなんじゃねえのお前は?」

神崎「何とでも言えばいいさ。」


これらの機体、皆特殊な金属で作られている。そう、オリハルコンにミスリルにアダマンタイト等々だ。

実はリーモア艦隊には、少ないながらこれらの金属を製造する能力がある。だがだいたいはシルベリオンから持ってきたものだ。

これらの金属を使用したのはボディーだけではない。エンジンや電子回路に至るまで、使えるところには使えるだけ使ってある。これらの金属は加工が難しいとされるが、シルベリオンには十分なノウハウがあり、それを受け継ぐリーモア艦隊ではこのようなことも可能なのだ。


そもそもこれらの金属が何なのか、この物語においてはある程度設定がされている。

オリハルコンは鉄を、ミスリルはチタンを、アダマンタイトはタングステンをベースに魔術的な処理を施せば作れるのだ。だが、作り方によって色々性質が変わってくるという設定もある。だが多くの場合において天然物の方が優れた性質を持つが、シルベリオンで生産されたものの中にはそれを越すものも存在する。

勿論今回はそんな最高品質の素材までは使わせてもらっていないし、神崎さんもそれは望んでいなかった。


で、3人乗りの理由は勿論人数が増えちゃったけど削れなかったからなのだが。せっかくだから管制能力も持たせたらしい。

複座ではもの足りず3人乗りまで運用してしまったか……

ならいっそ大型機に皆で乗ってしまえばいい?それはダメなんですね。


神崎「ブレードがオリハルコンとアダマンタイトで、装甲は全部で、エンジンがミスリルとアダマンタイトで、キャノピーには制御式のエーテルグラスね。で、半導体が……エーテル処理をしたカーボンナノチューブと、エーテルグラスね。」


エーテルグラスって何ですか?


「で?こんなもんで次は何をするつもりなんだ?」

神崎「まあ理由は沢山あるけど、最前線で生き延びるにはこれくらい必要だねよ。」

「特殊部隊様はいいもんだな。」

神崎「けどごめんね、多分2ヶ月以内に落ちるから。そんだけ危ないことするってこと。」




南半球、上空23000m


クリップアイ5「こちらクリップアイ5より中央情報局、エリア11にて敵の侵略を確認したが、様子がおかしい。これより詳細データを送信する。」


我々は、北半球では勢力を拡大しつつあるが、一方南半球では殆ど上陸が進んでいない。そのため高高度からの観察しか行えず、人間が殺されていても、見殺しにするしかない。


『こちら中央情報局、データの受信を開始した。』

クリップアイ5「男も女も生け捕りだ、これはいつもとは違う。きっとなにか訳があるに違いない。」

『了解、観察対象をこれにに絞れ。』

クリップアイ5「了解、高度を19000まで下げてみる。」





GPSは殆ど完成したが、海底のマッピングはまだまだだ。緯度の低い地域はそれなりにできてきているのだが、高緯度の地域は基本、船やヘリが近寄れないため、潜水艦が自力で調査している程度だ。原子力潜水艦の周りに自走ソナーを随伴させているらしい。


僕も前に会ったことがあるけど、海底には魚人さんがいるんだ。しかし誤解というものはなかなか解けないもので、スクリューに近づいた方が死んでしまった事故が発生して、大変だったんだと。勝手に触って勝手に死んだのにね……不謹慎だけど、正直知ったこっちゃないよね……




北極には妖精さんがたっくさんいるんだって。妖精さんはデフォルメされた外見で、科学的に説明できないことばっかりで、しかも男女比が極端なんだって。




そしてある日の夜。赤道付近を哨戒中の事だった。


"ジリリリリリリリリリリリリリリリリリ……"


僕らは艦内に鳴り響くサイレンの叫びで目を覚ました。


『総員、対空戦闘用意!総員、対空戦闘用意!』


端末を確認すると、僕らスピリッツ飛行隊にも出撃命令が下っていた。

皆さんも体調管理はしっかりした方がいいですよ……

早く寝た方がいいですよ……ゥゥ…………

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