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主人公を変えさせて!!お願い!!!

「あと7人、6人。頼む、私以外誰も通らないでくれ…」

俺は人数を数えながら祈る。その祈りも虚しく、ソルリの声は私の少し前で響いた。

「」

目の前にはソルリ親衛隊(非公式・非公認)No.04の女がいる。

詰んだ、と俺は確信してしまった。この機会を逃せば、少なくとも第二王子の誕生日、4か月後まではイベントはない。つまりそれまでは帰ることができなくなってしまうのだ。その日までここにいれば良いと言ってしまえばそれで終いなのだが、生憎この世界は俺に合わない。正直なるはやで帰りたい。特に娯楽がないことが致命的だ。俺にゲームとインターネットを返してくれ!!

一つの非倫理的な発想が頭をよぎった。

(もしここでソルリではない別の姉達が王子と結ばれてしまえば、一生帰れないなんてことも起こるかもしれない。それならば俺がクビになってでも一人の評判を下げてしまえばよいのではないか。ちょうど一人、連れて行く侍従が決まっていない嬢がいらっしゃる。それに彼女はこの三人で一番魅力的な人間なはずだ。)

夫君は侍従全員に問いかけた。

「レラがまだ決まっていないのだが、希望者はいないか?敬遠はしなくても良い、そんなことをしていればレラは舞踏会に行けなくなってしまうではないか。レラはレラで、無理やり選ぶなんてできない、と優しさが出ているのだよ。」

侍従達は皆進んで出ようとはしない。それもそのはず、この屋敷内の末関係者にだけ蔓延っているレラの噂に、人をいじめるのが好きだ、というものがある。一方の世話係達はレラと二人きりになるのは恐れ多いと出てこない。

その結果、世話係じゃない者たちの持つ噂はより強固なものへと昇華していく。

レラの前には一人も立たないまま5分が経ってしまった。

(舞踏会に行けなければ俺は何もできない…ならば、)

俺はレラの目の前に出て屈む、そして手を差し出し、宣言した。

「本心からあなたの元へ参りました、未熟者ですが、あなたに付き添うことをお許しください。私では不十分でしょうか?」

彼女は微笑んで俺の手を取り言った。

「いえ、大丈夫ですよ。よろしくお願いします、」

その様子をソルリがまじまじと見ていた。

読んでいただきありがとうございます!!!

セリフ中の主人公(侍従)の一人称と地の文での主人公の一人称が異なるのはミスっている訳ではないですが読みにくい気がするのですが頑張ってください、、、、、

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