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どちらへ!

早く、早く、あまり待たせてはいけない、いそがなければ。俺はそう思いながら通路を全力で走る。

1分くらい走り続けて、やっとのことで書庫までたどり着いた。俺は息を切らしながら書庫の扉を開いて言った。

「、遅くなり、ました、明日の、舞踏会の、付添人に、変更となった、リキッド、フィビッグ、です、…。」

レラは失望の目で見ているのだろうか、恐る恐るレラの顔を見る。?

彼女は書庫の椅子に座っていない。それどころか見回しても見当たらない。いるのは司書さんだけだ。

(…なんだろう、とても恥ずかしい。)

そう思った時には既に私は全速力で走った疲れは若干の息切れを残して消えていた。

「どうかなさいましたか?」

その声とともに司書がこちらへ振り向いた。

「レラ様を探しに参りましたが、いらっしゃらないようなので私はこれで、失礼いたします!」

司書はこちらを見たまま微笑み、そして突然手で招くような動作をした。

俺はその手につられるように一歩、二歩と踏み出した。

「あなたではありませんよ。」

先ほどの声色とは全く異なるものが聞こえた。その声の先には邪険そうな目で見つめる司書さんがいる。現実を受け止めきれない。近づくだけでここまで嫌がられるとは、臭うのか?それともなにかやらかしたか?

色々考えながらも言われた通り、萎縮しながら一歩、二歩と進んだ分を取り消した。

静かに下がっていると、カツコツと音が聞こえる。それも、上からのものである。

上を見ればレラが走っている。そして下の階に降りて言った。

「ようこそ!あっ、レラですっ!よろしくね!早速、計画をたてるよ!さぁさぁ、そこの椅子に座って!」

そのテンションに圧倒されながらも俺は椅子に座る。一応司書さんは…まだ嫌そうな顔をしている、だが、こいつと目を合わすことは今後一切ない!断言しよう、ない!なのでどうだっていいのさ。目の前の主人公さんに集中しよう。

「じゃあまず、目標を教えちゃいまーす!目標は!ドゥルルルル、バン!第二王子との婚約、です!さらに方法も言っちゃいますね!!人に酔わないですか?と言って王子と一緒にお外へ…そしてそこで愛の告白…!!どうです!?完璧でしょう?」

「よくそんな方法を考えましたね、私では思いつかなかった。完璧です!これで王子はイチコロでしょう。それで、私の役割はあるのでしょうか?」

正直に言えば計画は0点だ、0点なのだが、なぜか失敗するヴィジョンが見えない。というか、この溌剌とした性格。まだ魔女には会っていn…

考えながらその言葉を発していたのだが、言い終わったタイミングでその思考時間は途切れた。なぜなら。

「あなたの役割ですね!あなたの役割は、王子の行方を捜す国の者が現れたら、こう言いなさい!『王子が会場外で逢瀬の最中だったのを見たので大丈夫』と。それがあなたの役割です!あ、ちなみにその場面を邪魔しそうな方が来そうになったら止めてくださいな。」

彼女はそう言って俺が考える時間さえ、その隙間ない言葉の物量で奪い去っていったからである。

ちなみに司書さんを見れば、さっきからは考えられないほどにっこにこの笑顔で見ている。

読んでいただきありがとうございます!!!!!!!

!!か!!!!!!!!!!

!!!!く!!!!!こ!!!!!!!

!!!!!!!と!!!!!!!な!!!!!!!!!!!!!!!い!!!!!!!!!

頭は回ります!


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