よっわ(笑)
内容を伝えなくてはいけない。
…。
それにしても一向にこちらの話を聞く気配がなく、ずっと一人で喋っている。対してアジラルは俺とソルリを交互に見て、ずっとくすくす笑っているのだが、俺としてはすぐにでも助け船を出してほしいものだ。
っ…。ええい、めんどくさい!無理やりにでも話は聞いてもらおう、少なくともアジラルは聞いてくれるはずだ!
「報告のために参りました。この度、レラ様と付添人が入れ替わりとなります。半日でしたが、その美しい御姿を拝めて光栄でした。では、作戦の輝かしき成功をお祈りしております。」
俺は声を大にして言い、その場で一礼をした。
「ちょーっと待った、ちょっと待った!!!帰すには少し惜しいかな。」
そう言ったのはアジラル…ではなくソルリだった。
「お聞きになっていたのですか!」
「いくら私の前で恐れ多くて小さくなってしまった声だとしても、そりゃあ聞くでしょうよ!まぁいいわ、レラの代わりに私とゲームで勝負なさい!無理難題を投げるようで申し訳ないのだけれど、もしも私達に勝てればその異動、許可してあげるわ。」
よくわからないルールにより、これからゲーム対決をしないといけないようだ。しかし、この世界のテレビゲームというのは一体どのようなものが出てくるのだろうか。
俺は早く帰るために、その条件を呑み、コントローラーを手に取ってモニターを見る。キャラクターセレクト画面が展開されている、そしてその中には武器持ちのキャラクターが多い、自身含め3人がセレクトを終えると"BATTLE START"と書かれたボタンが出てくる。格ゲーだ、これ。
いつの間にか2vs1のチーム戦になっている、そのうえ、まず俺はこのゲームのルールを知らない。そもそもどのボタンで何が起こるかも知らない。そんな不利な状況でゲームは始まった。
負けるとしか思えない試合。本当に無理難題じゃないか!!
(あるボタンを探せ!!J,P,K,C。ジャンプ、パンチ、キック、C?まぁいい。とりあえずPを連打だ。)
画面の上で、キャラクターはくるくると回った。
「バカめ!!!それはエモートだ!!!」
アジラルとソルリの操作するキャラクターが両方とも近づいてきて攻撃を振った。しかしこちらのキャラクターには全く攻撃が届いていない!それどころか二人の攻撃はお互いに当たっている。
「くっ…なんで!!」
アジラルとソルリがこちらに直接言ってきたのだが、そっくりそのまま返してあげたい。そうこう言っているうちに[KO!!]という音が部屋の中で響き、リザルト画面が映る。そしてそこにはでかでかと俺の使ったキャラクターが。そう。つまりこの試合俺の勝ちのようだ。
条件を満たしたので、そそくさと部屋から退散した。
部屋からは「くやしいいいいいーーーーー!!」という声が聞こえてきたが、聞いてはいけない。無視だ無視。急いで書庫へ向かおう。
読んでいただきありがとうございます!!!!!!!
あと7。無理かな。無理です。無理だよね。
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