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お話が…あります!

「本日はどのような用件でいらしたのですか?」

俺は思考を捨て、定型句のように言った。しかしレラは黙ったまま真剣な眼差しでこちらを見ている。5秒たったが言葉は返ってこない。この状況を脱却しようにも、俺が質問をした以上別の話に変えることは失礼だろう。彼女の顔を見れば、先ほどよりも俺の方を凝視している。戸惑いをこえて、もはや恐怖を感じる域に達した俺は、視線から顔をそらした。

「恥じらいましたね!」

完璧に間違った推理をしたレラはとても得意げだ、一方俺の心境はその状況に笑う寸前である。もしもあと一押しでもされれば、こらえきれずに笑ってしまうだろう。

「ふふっ。緊張は和らぎましたか?私が来た理由は少しお堅い話をするために来ました。早速言うのですが、ソルリの付添から私の付添に移動しませんか?今の付添人、レレレレレ・ララレレッラから打診されてしまって…そのうえこのことをソルリへ話したら、どっちでもいい、と言われてしまったのです。そこであなたの意思を確認したくて…。どうですか?私の付添人になりませんか?いや、なってくれませんか?」

色々とつっこみたいところはあったが、そこは切り捨てて一つだけ訊ねた。

「レラ様はなぜそんなにも嘆願なさるのでしょうか?」

それに対し、彼女は少しためらってから言った。

「ララレレッラはこの話を私に打ち明けてから、何をしようにも気だるげで、あの、その…あまり楽しくなさそうで、つられて私も気分が下がり気味になってしまったんです。なので、お願いします!」

幸い、ソルリと話すことはもうない。というかあまり話したくない。そしてわざわざ付き添ったとしても俺ができる補助など雀の涙ほどしかない。そのうえ、監視できるという利点まであると来た。棚から牡丹餅とはまさにこのことだろう。

「わかりました。そのお話、喜んでお受けいたしましょう。こちらからソルリ様へと伝えますので、書庫の方へ戻っては如何でしょう、後でそちらに伺いますよ。」

彼女はこれに従って部屋を去った。扉が閉まっていて見えなかったものの、ララレレッラがはしたなく騒いでいたのが聞こえた、それはもうドタバタという着地音が。

部屋が落ち着いた俺は、さっそくソルリのいるであろうリビングにノックをして入った。

「ソルリ様、折り入ってお話があります。よろしいでしょうか。」

そう言った後に彼女がいる方を見たのだが、不幸なことにアジラル嬢と二人でテレビゲームをしていた。

「見てもわかんないの?今ゲームをしているから少し待つくらいできるよね。」

彼女の眼はこちらを向いていなかった。

8分待った。二人はゲームが終わったようで、揃ってこちらを向いた。そしてソルリは俺に言った。

「話と言ってましたねぇ?愛の告白ならお断りですよ。んーっ、侍従を惚れさせて仕事をおろそかにさせるなんて、私ったら罪な女ね。」

俺は首を横に振って全力で否定する。しかし彼女は自身に酔心していてこちらを全く見ていない。

読んでいただき有難う御座います!!!!!!

二日連続で同じ不安を抱えています、なので少し長いです。

レレレレレ・ララレレッラを"あああああ"にするか少し悩みましたが前者にしました

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