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10分。10分、10分?

タイムリミットは10分。理由はわからないが、レラが俺の部屋を訪れる。奴が伝えてきたということは、これが失敗時への布石を打つ千載一遇のチャンスだということだろう。しかし何をすればいい?そもそもレラは何しにここへ来るんだ?解決策を考えても何も思いつかず、それどころか疑問の嵩は増していく一方だ。

ふと、俺は部屋の壁掛け時計を見る。今の時刻は…。

「えっと、短針を見れば時が、長針を見れば分が、そしてとても細い針を見れば秒がわかるんだったよな。デジタルしか見ないからうろ覚えだが、まあそうだったであろう!まずは、長針…?」

その時計には長針がなかった。それどころか針一本すらなく、ただ白い円盤が壁掛け時計のボディにくっついているだけだった。壊れていると思い、俺はその時計に近づいた。突然その時計が発光する。あまりのまぶしさに耐えられず、目を抑えた。するとすぐにその光は収まり、腕を下した。時計の目の前には算用数字で13:40と文字が浮いている。

すぐさまその時計から離れた。理由は興味が湧かなかったからである。

そういえば、リカコが10分後と言ったのは何時何分のことだったのだろうか。それを少しも認知しないままに思考を始めたため、あと何分でレラが来るのかわからなかった。

俺はそれを考えないものにして、解決策に思考を移す。

「上昇幅が悪かったのなら、先に自信を持たせておけばいいのか?いや、それは自殺行為となるかもしれない。ならばいっそのこと遅刻した時に堂々とできないよう警告しておこうか。しかし、あまり好ましくないな。嫌がらせのようになってしまう。いっそのこと魔女からの服を着ないように差し向けられれば良いのだが、方法がわからない。…?そもそも原因があの服な可能性は少ないか、くっ…ふりだしか。どうすれば良い!どうすれば…!」

ぶつぶつとほざいていると、脈絡なくドアが叩かれた。

「あのー、リキッド・フィビッグという方の部屋はこちらでしょうか。少しお話をしたいのですがお時間大丈夫でしょうか?」

考えが何もまとまっていない状態ではあったが俺はドアを開いた。ドアの前にはレラが立っている。そして後ろには昨晩彼女の付き添いとなった人もいる。俺は付添人をドアの外で待たせ、彼女だけ部屋へ招いた。

そこにやましい気はない。決して。本当に。全くない。毛頭ない。まじで。

読んでいただきありがとうございます!!!!!!!!!!!

なんか、足りなくなりそう。前回の反省を活かし、30からいくつか拡張するかもです。

見通し甘々なんです!!!

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