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起こせ!二回目!!

「じゃあ4時間後までみっちりと教えるから、明日頑張ってソルリお嬢様の未来の旦那様をとりつけられるようにサポートしてきてくださいね♪」

一人がそう言って手を叩く。するとそれに呼応して4人が俺の近くへ来て話し始めた。

そこから本当に4時間ぶっ通しで、戦略、恋愛スキル、舞踏会での可能行動など全て空論ではあるが教え込まれた。休憩なしで4時間、そのうえ4人が次々と話してきたため、耳に言葉が入っていなかったタイミングは4時間のうち1分もないだろう。

そんな状況でクタクタな俺はそのまま「ソルリ様を起こす時間です」と彼女らに送り出されて現在ドアの前にいる。

大きく深呼吸をする。ついでにもう一度深呼吸をする。そして身体を上に伸ばした。心の準備はできた。昨日には全くなかった緊張が今は抑えられなくて溢れている。

ドアを4回叩く。そして返事を待たずに部屋へ立ち入った。部屋の奥には深く眠っていて簡単には起きそうにないソルリがいる。第一に声を出す。

「おはようございます、ソルリ様。起きてください。起床の時間ですよ。」

彼女からの返事がないどころか、その身体はピクリとも動かない。次に俺は掛布団をめくる。しかしそれでも起きる気配はない。

これでどうだ、と思いながら俺はベッドの角に振動を加えた。掛布団がない状態の彼女は寝返りを打つだけで、まだ起きることは無かった。

「この寝坊助の嬢は困りますね、どうやったら起きるのでしょうか。」

当然ながら俺は人を起こす芸当など持ち合わせてはいない。昨日は運良く声をかければ起きてくれただけであって、本来の様子はこれなのだろう。

俺は手元にあるものを確認する。

[ペンシル、メモ用紙、鉄の小さな棒、ハンカチ、チアのポンポン2つ、毛糸、ラムネ、トライアングル]

それを見て俺は驚いてしまった。何せ、今日の朝に入れた覚えのないものが大量に入っていたからである。自分自身で内ポケットに入れておいたものはペンシル、メモ用紙、ハンカチ、ラムネだけであった。そもそも100歩譲ってトライアングルは小さいから良いのだが、チアのポンポンが入っていたことになぜ自分は気付かなかったのだろう。

深く考えることを止め、鈍感というレベルではない自分に感動しながらトライアングルを叩いた。

チーンという音が部屋の中で響く。それでもまだ彼女が起きない。

(まさか、死んでいる!?)

焦りとともに恐怖の感情を募らせる。心臓の鼓動を確認しようと頭を彼女へと近づける。しかし振り返って考えれば、彼女は寝返りをつい先ほど打っていた。

「あ、先ほど寝返りをされていましたね。ということは生きていますね。良かった…。」

その言葉を発していた時、偶然ではあったが俺の頭は彼女の耳付近にあった。突然、ソルリが飛び起きた。

読んでいただきありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!

展開が遅すぎて飽きてきました。がんばって進めます。

…進めるのって難しい。

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