表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/30

集会とはこの程度

3:00。玄関前の庭で待機する。周りには侍従全員が居て、まるで昨日の夜と同じ状況にいるようだ。

きっちりと並ぶ俺達を前に、侍従長が言った。

「王国主催の王子誕生パーティ、長いので以降は舞踏会と呼びますが、その舞踏会が明日にあることは皆さん知っての通りでしょう。そのために今日明日と一部の仕事を変更します。まず、お嬢様らの付添人の3人は彼女らに"だけ"でいいのでそれぞれ仕えること。次にその仕事の穴は同期で埋めること。もちろんですが、その者たちを恨んではいけませんよ。そして現在既に専属のあなたたちは新しく増えた者がいれば好み、気を付けること等々を全て教えること。伝えることは以上です。解散して本日の業務へ移ってください。」

侍従全員という大人数を仰々しく庭に集めたくせに、肝心な話の内容は薄く短かった。

「しょうもな」と言うことは立場上できない。そんなことは忘れ、指示に従い仕事を始めようか。そう思ってソルリ担当の侍従に話を聞く。その侍従達が言うには、「とりあえず褒めましょう。ほめて伸ばしましょう。そうして愛らしいお嬢様を眺める。完璧じゃないですか!いいですか?くれぐれもお嬢様を下げてはいけません。やるなら火をつけさせる一言を使ってくださいね。」だそうだ。

仕事内容はソルリを見守って褒めて褒めて褒めちぎる。とても17歳相手の対応とは思えないが、これで正解らしい。ついでにと思って俺はもう一つ聞いた。

「もし無礼なことをしたとしても、許されますか?」

彼女たちは呆れた顔でこちらを見ている。俺も、さすがにバカな質問だと自覚をしてその言葉をごまかして取り消そうと動く。

「な、なーんて、許されるわけないですよ、ねぇ?いやぁ。何てことを聞いているんだろう私。あは、あははは。あ!そういえば何時にソルリ様を起こせばいいんでしたか?」

「許されるわよ。」

「は?へ?」

彼女は、許される、確かにそう言ったのだ。他の侍従達も大きくうなずいている。そんなわけないだろう。そんなわけ…困惑しているといくつかの話し声が聞こえた。

「私なんてお嬢様と恋(「ため口で挨拶をしま)バナですよ?」「あら(したが大丈夫でした」)、私はテレビゲームで(「この前にファッショ)完勝いたしましたのよ(ンを一度指南してみま)?」「それなら私もや(したが、無礼とは言わ)りましたわ。日に日に(れませんでしたわよ」)強くなっていくのを感(「優しく寛大な方です)じますね(よね。」)。」

どうやらあの態度とは裏腹に、侍従を友達のように大切に思っている方らしい。その言葉を聞いて俺は安心して動くことができるようになった。

読んでいただきありがとうございます!!!

主人公は一部の記憶を憑依元から受け継いでいます。そういうことにしておいてください!

よろしくです♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ