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なにこれ

今、「グロウギヴ」というゲームがこの国で社会現象と呼べるほどに流行っている。

かくいう俺はリリース初期からプレイしている古参勢、というわけではなく単純に今日始めたばかりの新参でエアプだ。

このゲームの特徴として、現実で物がもらえたり現実での行動がゲームに直接影響したりということが挙げられる。例えばゴミを拾えば、どういう仕組みかゲーム内の動きは関係なくゲーム内通貨がもらえる。

早速俺はチュートリアルを終えた。チュートリアルを終わればすぐにログインボーナスを受け取ることができるようで、気付かぬ間に俺の掌には袋が握られていた。その中には米が入っている。

疑問に思いながらゲーム画面を見れば[米1合を渡しました、また明日もログインしてくださいね]と書いてある。

この報酬に気分が上がり、俺はチュートリアルの通りにゲームを進める。と言ってもこのゲーム内で操作をすることはない。

ただ現実内に課されたミッションをこなすだけだ。

俺は1つ目のミッション通りに、家の前を箒で掃く。

2分ほど掃き掃除をしたところでゲーム内通貨を得ることができた。

…。…

…いったいなぜこんな虚無なゲームが流行しているのだろうか。頭の中には多くの'?'が飛び交った。

俺はその謎を解き明かすためにゲームをつづける。

当然のことながら、このゲームをする際には画面を見る必要がない。あってもミッションの一覧を見る程度だ。俺は他のミッションを見るために画面を開いた。

しかしミッションを見ることはできず、画面内には宝箱が表示されている。そしてその宝箱の上には[ボーナス!]と書かれている。

「なんだろうか?」

そうつぶやきながら眺めていると、突然画面が切り替わり映像が流れ始めた。

[宝箱の開け方を説明します。周囲を見渡して人がいないことを確認してから始めてくださいね。足を後ろに振り上げてー!キック!!]

ほう…足を振り上げて、、、キック!!

私は映像から言われた通りに動いた。しかしまだ映像が続いている。

[なんてことはしないでくださいね、罰則が科されてしまいます。]

「は!?」

せっかちに従った俺も悪いのだが、嘘を先に教えてくるゲーム側も悪くないか!???

[罰則です。]という言葉とともに私はまばゆい光に包まれた。

読んでいただきありがとうございます!!

せーか品が終わったのでまた30話くらい…です。

一話目から頭が回っていませんが気にしないでくださいね

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