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頭に来たルメイ

オレ様の名はルメイ。

第20爆撃団の総司令官だ!


先日はJAPに不覚を取り、我が爆撃団が壊滅すると言う無様さ!!

護衛のP51も壊滅。

ナニがあったのか??おそらくJAPの汚い奇襲で殺られたのだろう。

だがオレは負けない。

イオー島にも本土からP51を大量配備。限界まで配備したら200機も集結。


B29も200機。

一機に付き護衛が一機。


まあリトルフレンドは自由に戦闘させるが、今度はオレ様も出陣する。

敵を見て作戦を随時変更するのだ。


ルメイは隊員に訓示すると自分の愛機、、BIG・ルメイ号(妄想で実在しません。)に乗り、

2t爆弾、2発を搭載を命じる。


「しょ、将軍閣下。さすがに2t二発は重いのでは??

燃料も足りなくなります。」


「構わネェ!!JAPのテンノウの住む皇居に落としてヤルのだ!!

これなら皇居も一発で終わりだ!!」


大統領命令で皇居は目標から外してたのだが、ルメイは前回の攻撃で部隊壊滅でプッツン来たのだ。


「燃料足りなければイオー島に降りれば良いだろ??

そのために多くの米軍の若者が血を流し、イオー島を占領したんだ!!

お前らも帰りはガスを島で積むのだ!!一発でも多くの爆弾を搭載し、JAPを焼き殺せ!!」


ルメイの叱咤で限度ギリギリまで燃料と爆弾を搭載。

すると当然過積載でパンクしオーバーランする機も続出。

ルメイは何とか飛び上がったが、若手のパイロットには荷が重かった様だ。


10機以上が離陸不能で予定より減った190機がサイパンの大空に飛び上がり高高度を目指す。


「良いか?テメー等、JAPの頭に爆弾バラ撒けば良いのだ。

目標??敵は地面にウロウロ居るだろ??

敵は殺せ!!JAPを殺せ!!」


B29の大編隊は少しずつ高度を上げ日本本土を目指す。

硫黄島基地からもB29を追いかける様にP51とP47が舞い上がる。


前と違い今度は400機近くの大編隊。


まさに空の艦隊だった・・。


だが・・。


「司令官、そろそろJAPの戦闘機が・・。」


「見張りを厳にしろ!!JAPの紙飛行機に我がB29が負ける訳が・・。」


と、ルメイは最後まで言えず、隣に飛んでたB29が突如、主翼をメキメキと折られ、

海面へとキリ揉みで墜落して逝くのを目撃してしまった。


「敵襲!!JAPだ!!」


ルメイは無電に叫ぶと高度を上げようとした・・。


が、??


編隊を襲う戦闘機は皆無・・なのに次々とB29は落とされて行く。


メインスパーを折られ、揚力を喪失し巨大なB29が次々と消えて逝く。


ルメイは真っ青だった。

だが負ける訳には行かない。


「散れ!!そして全速でトーキョーに爆弾をバラ撒け!!そして逃げろ。

爆弾さへ落とせば任務完了だ!!」


ルメイは部下を叱咤するが、既に全員がパニック、もしくは墜落する機の壁に押し付けられ、

脱出不可能なのだ。


どうしてこうなった???


ルメイは真っ青になり次々と落とされ海に消えて逝く部下を眺めてた。


まずは空襲阻止です。

天ちゃんの出番は次回!!

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