帝都迎撃戦!!
関東地方から大島海域に多くの烈風や震電が滞空してた。
地上指揮所(皇居大本営)のウグイス嬢の美声で各機は誘導され、
高度12000mを疾走してた。
「コチラ本営指揮所、敵はB29、100機、P51,50機。
高度6000mを大島近辺に接近中!!A編隊迎撃しB編隊護衛せよ。
間もなく見えるハズです。10~9・・・・0.突入!!」
ウグイス嬢の誘導でA編隊の部隊は高度12000から急降下。
震電はマッハの速度でB29の主翼を照準し30粍機銃発射。
大島から木更津、東京湾上空は決戦の火ぶたが切られ多くの日米パイロットが血を流す事になる。
だが、数の差は日本に軍配が上がり大半のB29は撃墜。
残った機も残骸寸前で硫黄島に不時着し一機もサイパンに帰った機は無かったのだ。
P51も追いまくられ壊滅。
B29初空襲以来、初めての殲滅戦となったのだ。
当然、C-ルメイは怒り狂う。
だが出撃した機は一機も帰らず、硫黄島に不時着した搭乗員も着地後戦死。
情報が入らず困るのみ。
だが躊躇してる暇は無い。
すぐに米本土に無電を打ち、B29やP51の追加配備を願う。
ドイツが降伏した現在、敵はジャップのみなのだ。
欧州でB17で闘ってたパイロットも大量に帰国してたので、B29に転換配備。
「汚ぇジャップを殲滅しろ!!テメェ等はドイツを灰にした英雄だ!!
今度はジャップだ!!遠慮は要らねぇ!!敵は全員サル!
ガキからBBAまで全員焼き殺せ!!」
ルメイは出撃前のブリーフィーリングで搭乗員全員に発破を懸けた。
中には出撃25回で英雄となってたメンフィスベル号のクルーがB29にも同名を付け、
サイパンに到着してたのだ。
やがて轟音を立て前回の規模の倍の200機以上のB29が雄たけびを上げる。
硫黄島でもP51に加え、P47も待機。
B29を先行させ後を追いかける予定だ。
前回の迎撃戦後、僅か数日でこの規模とはさすが米帝だ!!
だが・・。
「天ちゃん、米軍は次回B29を200機、戦闘機を200機出撃だとよん。」
「ヤマダ殿、さすがアメリカですな。」
「まあ現代地球上最強の軍事力なのはアメさんです。
でも全て逝って貰いましょう。」
オイラは天ちゃんとグフフフフと笑い合い、敵の冥福を段取りするのだ。
天ちゃんとタロウの奮戦や如何に??
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