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御前会議2

海軍将官の連中が真っ青。


「天ちゃん、海軍も膿を出すけどOK??」


「ウム、ヤマダ殿、全てを出しましょう。」


オイラは特攻推進の将官や将校を呼び出す。


「大西さん、アンタが他に道が無いと言う考えで特攻を推進したのは分かってます。

武器も飛行機もガソリンも歴戦のパイロットも無い。

そんな状態で特攻に目覚めたのは仕方ないでしょう。

でもね。

逝った彼等にはキチンと責任を取るべきでは??」


大西滝次郎は瞑目し、黙って階級章を捥ぐ。


「ヤマダタロウ様。

ごもっともです。私は例え勝利に終わっても腹を切る覚悟でした。

貴殿のおかげで多くの若人が本来のパイロットに戻れたのは感謝しております。

どうか聖断をお願いします。どんな罪でも当方は謹んでお受けします。」


実際の歴史でも腹切った大西さん、死なせたくは無いですが、喪失した命は帰って来ません。

コレばかりはオイラでも不可能っス。


「大西さん、アンタには新設の海兵隊の総司令になってもらいます。

そして前線で指揮です。鉄砲もって貰います。宜しいですね??」


「大西、しかと命令受領します。」


階級は少将となる降格固定人事。

戦果上げても一切昇任ナシ。

まあ彼はコレで良いだろう。


「あ、中島正五等兵、アンタはコレね!!」


首チョンパです。


何か叫んでたけど無視無視。


ヤツは緒戦時は名指揮官だったが、特攻指揮官になってからは、非情の指揮官。

戦後も腹も切らずに畳で死ぬのだから、特攻隊の怨念も足りてないだろう。

特に許せないのが桟橋に突っ込めと言った事だ。

如何に技量低下してたとは言え、たかが桟橋に爆弾持って突っ込めは無いだろう?


本を読んでコイツ正気か??

そして戦後も一切責任を負わずに戦後を過ごし自衛隊に入り安穏とした戦後を過ごしてる。

だからこの場でね!!


「い、、、イヤだぁ~~!!」


「ハイハイ、アンタに特攻指名された隊員も同じですよ。

あ、せっかくなので富嶽に載せてあげるね。

パラシュート無しのバンジージャンプで爆弾持って突っ込んでね。」


松代に送りサイパン上空から50kg爆弾抱えさせヒモ無しバンジーで!!


中島正、DEADーEND!


酒井二郎さん、嘗ての上官の最後には何とも言えない顔をしてますが、責任は責任。

その他、U-ターン栗田さん、死刑。

南雲さんも生きてたら死刑でしたが、残念ながらサイパンの土に戻ってました。

その他、海軍の悪癖は全て御前会議で上送したので、悪癖バッターやシゴキは無くなるでしょう。

発覚したら一律五等兵になり生涯昇進ナシの奴隷です。


海軍も膿は出し切り、最善の形でサイパン、硫黄島作戦を開始しましょう。

硫黄島は上陸は良いや!!

艦砲射撃で潰しましょう。

それこそ昼夜連続で1週間砲撃すれば良いかな??

食料は手持ちだけだしね。>輸送船は全て拿捕し、武器弾薬は全て鹵獲。


なので硫黄島は殲滅作戦で大丈夫でしょう。

島民は不在ですしね。


サイパンは島民も居ますので、沖縄作戦の踏襲ですな。

とにかくサイパン、テニアンは二度と陥落させてはダメです。

不落の要塞にしないと日本の防衛にも関わります。

実史ではサイパン陥落時点で講和するべきでしたね。


まあ過ぎた歴史は変えられませんが、今後の予測の指標にはなりますね。


さて海軍側の戦犯処分も終わり、後は処理のみですね。

彼等の最後は楽では無いでしょうが、責任は取りましょう。




栗田ターンも中島も処理しました。

全員の処理は戦後編にて手抜きナシで記載予定です。

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― 新着の感想 ―
[一言] なるほど。ならば、伏見宮殿下たちも同罪として処罰でしょうね。
[気になる点] サイパン陥落したと言って大魔王とビヤ樽が講和を受け入れたとは思えんが・・・
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