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天ちゃん立ち上がる!!

朕は天皇だ!!

ヤマダ殿から神力を貸与され、朕は・・・。

神力で自己防衛が可能となったのだ。

今までは憲兵や皇宮警察に囲まれ声を発すれば遮られていた。

おかげで臣民との距離が遠く、朕の本音を言う事も出来なかった。

だが今日からは違う。

朕は何事にも怯えず、臣民の前に立てるのだ!!

そしてヤマダタロウ殿も朕に従ってくれると言う。

まずは腐った陸軍の解体と再編成。そして海軍の再起だ!!


「天ちゃん、まずは大本営の解体っスね。」


「ウム、ヤマダ殿。敵は米英では無く皇軍内部にアリ!」


「ウッス!!」


ヤマダ殿を従え朕は皇室を歩いて出て大本営に突入。

彼等は突如侵入した我等に驚いたが陛下御乱心で抑えようとした・・が。。



「喝!!!!!」


朕がネ申力を籠め声を上げる弩弩弩ぉ~~んと言う音で大本営のベタ金参謀は吹き飛ぶ。


「下がれ!!この無能どもめが!!我が帝國を亡ぼすのは貴様等だ!!」


朕の声で参謀共は怯え土下座をする。

だがこんなヤツ等に構う暇は無い。

我等は大本営報道部に突入し、緊急放送をするのだ。


「あ”~~、テステス・・。

あ~あ~。朕は昭和天皇である!!

臣民の皆よ、塗炭の苦しみの中をスマヌがしばし朕に時間を与えてくれ。

朕は今、大本営報道部に居る。今まで朕は陸軍参謀や皇室警察に抑えられ、声を発する事も出来なかった。

だが朕は変わった。

帝都の臣民は後程皇居前に集まってくれ。朕が貸与された神の力で臣民の苦しみを少しは和らげよう。

そして海軍の士官兵よ、貴殿等も来てくれ。」


そう報道すると朕とヤマダ殿は大本営を後にし、皇居前に帰って来た。


>ヤマダ殿の運転する巨大なサイドカー、GL1800とか言うらしい・・。


皇居に着くとヤマダ殿が指を鳴らし多くの食料や寝具、そしてリアカーが出現。


「天ちゃん、家を失い食うご飯も無い帝都臣民に与えてネ。」


「ヤマダ殿・・ありがとう!!」


やがて放送を聞いた臣民が大勢押し寄せて来た。


「臣民の皆よ、日々の暮らしにも困ってるだろう。

リアカーを一家に一台与えるので必要な品を積んで帰りなさい。

朕からの臣民への感謝である!!」


そう言うと臣民の皆は全員明るくなり、リアカーを駆り布団や食料を一杯詰め込み、

家族の待つバラックへと帰宅して行った。

多くの民が皇居に押し寄せ民に物品を与え当座の暮らしの再建に役立てて貰ったのだ。

そして・・。


「海軍の重鎮よ、招請に従って貰い感謝する。

朕はココに居る神の代理人、ヤマダ殿に神力を貸与して貰い、帝國の敗北を止める事にする。

帝國はこのままでは来月にも敗北するだろう。

その前に・・・。」


「あ、初めまして。オイラはヤマダタロウと言う神様の代理人です。

天ちゃんに頼まれ、この国の敗北を止めるべく関与する事にしました。

軍の皆様はもうわかってると思いますが、このままなら来月にも帝國は終わりです。

The-Endです。

ですので陛下に多少の神力を貸与した程度では敗北を止めるのは難しいです。

まずロ助はもうすぐ裏切ります。

満州や北方はロ助の手に落ちます。このままなら・・・。

なので・( ^ω^)・・・。」


オイラは天ちゃんと語り合った作戦を海軍関係者のみに話して早速作戦に移る事にしたのだ。

陸軍??まあ後でね。

今は時間が惜しいのだ。

大本営は皇居に移し、天ちゃんが独占。

元の大本営は解体し軍に戻ってもろた!!


陸無視で海軍主導とするのは自分のSSの主義です。

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