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バトルオブジャパン、潮岬沖大海戦。

ここ潮岬沖は巨大な海溝があると言う。

深度2000mはあるそうだ。

その深海に潜む新型潜水艦、伊号400は息を潜め命令を待ってた。

本来なら単発飛行爆撃艇、晴嵐を搭載し米本土を空襲する予定だったが、陛下が軍全体を掌握され、

我が伊号も全て深深度潜水艦に改造。

ホーミング魚雷と言う照準も不要の魚雷で敵を見ずに攻撃するのだ。


他の巡洋潜水艦も全て高性能電池に交換し、深深度潜航にも耐えられる潜水艦へと変貌。


何と、500mで作戦可能なのだ。


我が深深度の艦隊は超音波で送られる指令で作戦行動開始。

モーターも凄まじく高性能で静観なモーター。

一週間は浮上しなくても大丈夫なのだ。


ここ潮岬沖は太平洋屈指の深海があると言う。

我が伊号400でも着底はさすがに不可能だが、敵には着底して貰うのだ。

信濃の後を追って貰う!!


「艦長、指令が来ました。全艦割り当てピンガーに向けて全弾を発射。

撃ち尽くしたら脱出して良いそうです。」


「ヨシ!!全てのホ式魚雷を発射セヨ。撃て撃て撃てぇ!!」


もう脳みそパーみたいな命令だが、我が艦の巨大な搭載量の魚雷を全ての発射管から発射するのは快感だった!!


シュポンと言う軽快な音と共に500mと言う深海から敵目掛けて我が愛するホ式魚雷は敵目掛けて疾走する!!


嘗て晴嵐を搭載予定だった格納庫にも発射室を設け、スベリを疾走し魚雷が疾走。

総計200本もの魚雷を発射した我等はお役御免となり戦場を全速で脱出する。

撃沈される敵艦の巻き添えはゴメン被るのだ!!

他の巡潜部隊も持てる魚雷を全て発射後、戦場から脱出。


こうして第一次潮岬沖海戦の幕は切られたのだ。



************************


「提督、JAPが来ませんね。」


「ウム、先ほどの奇襲が全力だったのかも知れぬ。イオー島、サイパン、ペリリューみたいな、

島に上陸後に来るのかも??」


「海兵隊も苦労したあの戦術ですね。恐ろしいです。」


「ウム、敵も本拠地を攻略となると出し惜しみ無しで全力で攻撃するだろう。

損害も天文学的数字となろう。」


「ですね・・。」


その会話の直後・・。


全艦が突如魚雷の雷撃を受けたのだ。

ほぼ全艦が同時だったので大混乱となる。


「メーデー、メーデー!!応急班はただちに被弾被害を把握せよ。

駆逐艦は潜水艦を警戒、発見したら攻撃せよ!!」


さすが米軍、即座に応急班で対応させ、駆逐艦で対応。

むやみやたらに爆雷を投げ込まないのも戦争経験ですね。

だが・・。


「て・・・提督!!大変です。」


「ム?どうした。」


「全艦修理不可能です!!!」


「ハ?????」


進退窮まった米艦隊。潮岬沖で漂流開始!!

雷撃でスクリューと舵破壊はデフォです♡

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