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本土決戦開始!!

ルメイ率いる第20航空団壊滅を聞き、WHは衝撃を受けてた。

まさか数日で巨大な国費を投じて開発したB29が壊滅するとは?


米軍司令部も衝撃を受け空襲を一時ストップさせたのだ。

もっともB29は一機も無いので現在、工場でフル生産してる最中だが。


「偉大なる大統領閣下。非常事態です。」


「ウム、聞いておる。B29が殲滅されルメイ将軍も行方不明。

恐らく戦死したのだろう。」

B29はある意味空の大艦隊。

戦闘機の何十倍もの費用がかかる大型爆撃機なのだ。

それが全滅。

数機程度の損害はあり得るが、壊滅は初めてだ。


サイパン、並びにイオー島基地は現在空っぽだと言う。

急いで補充せねばならぬが・・。


「フム・・それならジャップの本土上陸作戦を前倒しするか?」


「正気ですか?大統領閣下!!まだB29壊滅の原因すら不明なのですよ。」


「オキナワも陥落してるのだ。カントーを攻めよ。

戦艦でガンガン射撃すればJAPは参るハズだ!!」


この男・・頭が逝ったか??


だが命令が下れば通達、実行しなければならないのが国家だ。


補佐官は海軍、陸軍の将軍を招集し大統領命令で予定されてたオリンピック作戦を発動。

艦隊はオキナワを出港し、九十九里浜に上陸すべく移動開始。

オキナワの余剰兵力、並びにサイパン、イオー島からも移動させ、文字通り史上最大の艦隊が

カントーを亡ぼすべく進撃を開始したのだ。

大艦隊の総司令官はマッカーサー元帥と決定。


本当はアトミックボンブ(原爆)を投下してからの予定だったが、B29が喪失した現在、

巨大な爆弾を搭載出来る爆撃機が皆無。


ドイツが滅びた現代、地球上の全艦隊がJAPを亡ぼすべく進撃を開始したのだ。

カミカゼは怖いが、護衛のファイターで艦隊を防衛すれば大丈夫だろう。


いくつもの作戦を想定し、我が大艦隊はカントー平野を目指した。

まさか不帰の旅路になるとも知らず・・・。

九州を飛ばしていきなり関東上陸作戦です。

オリンピック作戦は実際に計画され、九州の志布志海岸、日南海岸に上陸予定でした。

もし実行されてたら日本も東西分割され日本と言う国も消えてました。

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