ルメイ捕縛
ナンダ何だ!!
なんじゃコリャ!!!
俺様の周囲から次々に列機が消えて逝く。
巨大なB29が・・・。
アメリカ国民の税金で作られた巨大な空飛ぶ戦艦が・・・。
全て主翼を折られ弾庫がさく裂し、巨大な火の海を作り血肉を散らして逝く。
部下が、最後の悲鳴も許されずに次々と消える。
そして見た事の無いクソJAPのファイターが俺様の機を囲んでた。
気づくとオレ様以外は全て壊滅し、我がBIGルメイ号のみ生き残ってた。
もちろん反撃は試みたが銃座を狙い撃ちされ全ての反撃手段を潰される。
残されたのは機体とBIGベビーたる2t爆弾2個のみ。
敵のパイロットから光信号で投降セヨ、爆弾は捨てろの合図が・・・。
「司令官殿、どうしましょ??」
既に部隊は全滅しリトルフレンドも壊滅。
我が愛機のみが撃墜されないのはオレ様の事がバレてるからだろう。
嗚呼、愛機に自分の名前を入れるんじゃなかった・・。
だが生き残った部下を何とか死なさないのも指揮官の務め。
「仕方ない、相手の言う事を聞こう。
弾倉開け、海に爆弾投棄セヨ!!」
オレはせっかく抱えて来たBIGベビーに別れを告げ海上に投棄。
高度も下がってたので巨大な水柱を上げ我がベビーと別れを告げる。
そして降伏すると光信号で敵に返答。
機の車輪を下げ追尾セヨ!との事。
周囲は多くの戦闘機。
逃げたら即座に撃墜されるだろう。
俺は諦め彼等の言う通りに車輪を下げ降伏する事にした。
俺の愛機は多くのJAPファイターに囲まれ、キサラヅ基地に着地。
しっかり舗装され拡大されてたので我が愛機でも余裕を持ち着陸出来た。
誘導員に従い機を止めると周囲を重武装した兵に囲まれ武装解除を命じられる。
既に心を折られてた俺は所持してた拳銃、その他を敵に渡す様に命じ、
全員が捕縛され手錠を懸けられる。
俺の輝かしい戦歴もコレで終わりか・・・。
ルメイはトラックに乗せられ敵の監獄へと連行され終戦まで出獄する事は無かった。
そして戦後、彼は戦犯として裁かれる運命になるのだ。
無差別爆撃の主犯として。
悪魔、C・ルメイを捕虜にします。
自衛隊構築時に政府がヤツに勲章与えたと聞きますが業火に焼かれた多くの国民には許せません。
ルメイには色々と遊んで貰う予定です。