魔法合戦・・・
朝ごはんを食べ終えたトレイル=アルセイク。魔法合戦をすることになったが、無事に勝てることができるのか・・・
「それでは、命に感謝を。」 「「いただきます!」」 パリ、パリ、ムシャムシャ。ゴックン。 「美味しい!」 「そうだね。トレイル。特にこのベーコンにコッコの卵の中の旨味にとろりとした感じが混ざり、サンドパンのパリパリの食感が合わさって口の中でまるで遊園地のような感覚が広がるのが美味しいわよね。」 「そうですね。お母さま。でもその他にも卵の食感。さらにベーコンの本来の味とパンの甘味も合わさり、まるでパレードのような感じにも捉えることはできると思いますが?」
そう。俺の母?フレイ=アルセイクは美食家でもある。数々の料理を食べ、有名な料理人を生み出しているので、食事のレビューがすごい。俺はそれを受け継いでいるのか非常に味に対してのレビューも母ぐらいではないが多い。でもそのおかげで毎日のように美味しいものが食べられているのだ。非常に嬉しいことである。
「お母さま。一つ申し上げても良いでしょうか?」 「どうしたの?トレイル?」 「今日の午後にお母さまとたまには魔法合戦でもしたいのですがどうでしょうか。」 「良いわよ。じゃあ丁度12時ぴったりにしましょうか。」 「わかりました!お母さまじゃあしばらくの間魔力を貯めてきます!」 「じゃあまた後でね。トレイル。」
よし。早速準備でも始めるか。俺は過去に何度か魔法合戦を見てきている。そう。俺が転生する前の200年前に。あの時からずっと魔法合戦をみてはない。だからどのようになっているのかは楽しみで仕方がない。じゃあ魔力を貯めるか。 数十分後
「お母さま。遠慮はしなくて良いですよね?その代わりお母さまも手加減しなくても良いですよ。」 「あらトレイル。そんなに自信があるのね。じゃあ手加減はしませんよ。後で泣いても知らないですよ。」 「もちろんそのつもりなので大丈夫ですよ。」 『それでは!フレイ様とトレイル様の魔法合戦を始めさせていただきます!ルールは簡単!相手がノックアウトするまでか、試合続行が困難になるまでか、または相手が降参と認めた時に試合は終了します!両者準備が揃ったようなので、試合を開始します!それでは!スタート!」
さあ久しぶりの更新!まあ誰も見る人がいなさそうだけど・・・魔法合戦の勝敗はどうなるのか!?次回をお楽しみに