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いつも

作者: なななん


いつも

手をかざして

たしかめる



いつも

息 しているか

たしかめる



いつも

胸が動いてるか

たしかめる



あどけない

寝顔みると

ほっとする



いのちは儚くて

吹けば

消えてしまうから



いつも

ないしょで

たしかめる



はりさけそうな心は

あなたには

見せない



足が震えても

あなたには

見せない



声が震えそうな時は

黙って

笑う



夜がきて 朝がきて

わたしはまた

たしかめる



あどけない寝顔に

ほっとしながら














母とは こんなものです。

大丈夫だと思いつつも

心配してしまうのです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] これは素晴らしい詩だと思いました。 愛してると言う言葉よりも、 ずっと深い母親の愛を感じる。 心に響いてくる。 こう言う風に育ててくれた。愛をくれたことを思うと感謝の思いが胸から沸いてき…
[良い点] 息子があかんぼの頃、ふと不安になって鼻の前に手をかざしたものです。 寝てると、生きてるか心配なくらい動かない。
[良い点] なんだかあたたかい。 [一言] 親じゃないから全部はわからないけど、子からすると守られているなー、と。 昔から人の変わらないものがわかったような気がします。 (ごめんなさい。心に言葉がつい…
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