レビューと云ふもの
巷に溢るるレビューの書き方を読みて、余もしてみんとするものなり。
しかして、哀しいかな余は今だレビューと云ふものを三つ程しか書いて居らぬ故、視点を変えて、受け取りたる時の余の事をここに記すなり。
ここ半月ばかり、余のぱそこんが、えんたーねっとに繋がらぬ故に、余はすまほにて、えんたーねっとを見て居る。これはなかなか読むのは便利なるも、長文を書くこと能わずなり。字数行数を見誤るの事数知れぬ。しかして、ひとつの利点あり。それすなわち、新着のメッセージ等が一目で見て判るところにあることぞ。
朝起きて、この小説家になろうに接続をしたるときに、すまほの画面中央下に赤字の文字列を見たり。感想ならんやと思いつ、見直す。新着のレビュー有りと。余は舞い上がりて、震える指にて其に触れたり。そしてそのレビューの題が並ぶなり。新しきレビューの題を二度三度見て、壊れものに触れんがばかりに恐る恐るそれに触るるの後に、三度読むなり。一度は喜びのあまりに斜め読み、二度は内容をよく読み、三度でその言葉一つ一つを噛み締めるなり。
あな嬉や新着レビュー。
さういう事をして、ふと如何して礼を言ふかと悩むなり。しかして、礼を言ふのも野暮なりと考え、活動報告とやらにその旨書いて置くのである。
何処まで当てになるかは判らぬが、余と言ふ作者はかうしてレビューと云うものを有り難がると言ふ事を知らしめてより多くの者にレビューと云うものを書く事を勧めんとするなり。