前へ目次 次へ PR 39/85 ⅩⅩⅩⅧ カボチャのランタンから放たれる、揺らめく炎の光に照らされるベッドの中で、アナスタシアはエカテリーナの胸の中で寝息を立てていました。 二十分程前まで、アナスタシアは目元に涙を滲ませていましたが、エカテリーナが指で涙を優しく拭い、彼女の髪を梳きだすと、穏やかな寝顔へと変わり、口元を緩めだしました。 和やかで静かな寝室の優しく光を、エカテリーナは指の動き一つで弱め、最愛の可愛い妹を抱きながら、自らも眠りに落ちました。