我、ここにあり
戦、それはすなわち戦争のことである。この戦争というものでは数多くの人々が死に絶える。その死に絶えた人々は戦友のために戦い死んだ者、争いを無くすために自ら命を絶った者、色々ある。しかし、死なずに生き続けた者も数多くいる。
今から、一つの戦が始まろうとしている。この戦は死なずに生き続けたある男の戦いっぷりが分かるものである。
「出陣じゃー!」
織田軍対巌雫軍の戦が始まった。この戦は織田軍10000対巌雫軍100000で絶対的に不利だと思われた。織田軍の大将、織田徳親が直に出陣するまでは…
大将の徳親が出陣した途端、織田軍の士気が上がった。
「皆の者ー!どんどん攻めていくぞー!」
この徳親の雄叫びでさらに士気が上がった。
「徳親様に続けー!」
徳親は馬に乗って相手の矢を刀で弾き、騎馬隊と足軽たちをどんどんなぎ倒していく。それに織田軍の者たちもついて行く。
そして着々と巌雫軍を減らし、あと大将1人にまで追い詰めた。巌雫軍の大将は巌雫虎鉄と言い鬼神、巌雫と言われ戦国最強の異名を持つ。
「織田徳親、いざ尋常に勝負!」
「我、汝を倒す者なり。」
「鬼神巌雫、いざ参る!」
両方とも馬から下り、1対1の勝負が始まった。
鬼神巌雫が槍を連続で突き出す。それを紙一重で全てかわす。しかし、一瞬の間もなく、鬼神巌雫の槍の連続突きが容赦なく襲いかかる。それも、徳親はそれを交わし、刀の連続攻撃で反撃した。だが、鬼神巌雫はそれを避け、顔に槍の二連突きを飛ばした。徳親はそれも交わした。
「鬼神巌雫、汝の力はそんなものではなかろう。本気を出せ。」
「では、貴様も本気を出せ!織田徳親。」
今から、本気の勝負が始まる。
鬼神巌雫のが本気の攻撃をはじめる。顔へ素早い突きから足元になぎ払いのような攻撃。徳親は顔への突きを交わし、足元への攻撃をジャンプして交わし、そのまま刀を振り下ろし攻撃に転じ、切り上げ攻撃、腹に突き刺し攻撃、回し切りの素早い連続攻撃をした。だが鬼神巌雫は槍で全て守った。鬼神巌雫は鬼神の名の如く槍を全力で最強の鬼神10連突きをした。だが徳親は封印していたもう1つの刀を使い全て防いだ。徳親の二刀流の悪魔のざわめきというとてつもない連続攻撃が鬼神巌雫に襲いかかる。
「ぐはっ!がはっ!ぶっ!ぐっ!ぶぉっ!………」
「終わった、これで我が最強なり」
この戦はものすごいものだった。誰にも想像できないであろう。特に最後の大将戦、悪魔織田対鬼神巌雫は人間者でないように思えた。凄まじい攻防、最強の連続攻撃、凄かった、ただ凄かった。この戦に勝利した織田徳親はこう叫んだ。
「我、悪魔織田徳親、ここにあり!」
た。誰にも想像できないであろう。特に最後の大将戦、織田対鬼神巌雫は人間者でないように思えた。凄まじい攻防、最強の連続攻撃、凄かった、ただ凄かった。この戦に勝利した織田徳親はこう叫んだ。
「我、最強なり。悪魔織田徳親、ここにあり!」
こうして織田徳親は戦国最強となり、悪魔織田と呼ばれるようになり、天下を統一した。その時も「我、ここにあり!」と叫び、名言と呼ばれるものになったのだ。