表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
擬人化物語  作者: 黒揚羽
6/11

第5話 急接近?!

―放課後


「なあなあ。滝利教えろよ?」


「やだ。優生に口止めされてるし。」


「いいじゃん。ばれなきゃいいんだよ。」


「ばれなきゃ済むとでも思ってるのか?厚志。」


「げっ・・・優生。」


「滝利、絶対に言うなよ。もしいったらお前がもってるエr」


「わーわー!!今言うな!誰にも言わないから!」


「よろしい。じゃ滝利、帰ろうぜ・・・あの2人組にも言うなっていっとけよ。」


「心配なく。既にいってるぜ!」


「ちぇ。じゃあな。」


「ああ。」



厚志と別れ家に帰る。今日は滝利と一緒に帰る。


「しっかしまさか学校で会うとは思わなかったな。」


「俺もだよ。あんなに言ったのに…」


「何を言ったんだ?」


「別に何もねぇよ。」


「ふーん…まあいいや。じゃ、俺は仕込みがあるから先に行くからな、また明日な~」


「ああ、了解。」



そういい滝利は店の仕込みの為に帰った。


「さて…何か買って帰るか。」


恐らく今日は雪が離してくれそうにないから先に晩御飯の用意をしておく。



買い物も終わり家に帰る。


「ただいm」


「おかえり!」


ガバッ!


「おっとっと…卵は無事か。」


「私より卵の心配!?」


「さて、かなり早いが飯にするぞ。」


ちなみに今は午後5時45分だ。


「無視!?」


「早く俺と遊びたいんだろ?だったら先に飯とか風呂とか済ませておいてあとでゆっくり遊ぼうぜ。」


「…うん!私も手伝う!」


「料理…出来るのか?」


「わかんない。」


ズコーッ!っと、ひと昔前ならこういうリアクションをするだろう。


「はあ…とりあえず教えるからついてこい。」


「やったー!」


「まずは目玉焼きから……」


☆☆☆☆☆



「おいしそ~。いただきます!」


「どれ…」


パクッ、モグモグ…


「おいし~」


「旨いな…以外とセンスあるかも、夏生とは大違いだ。」


「これも優生のおかげかな。」


「この料理はお前が作ったんだ。俺はアドバイスしかしてないしこれはお前の腕だよ。」


「そう?…へへっ、誉められた♪」


満面の笑顔をこっちに向けてきた。……一瞬ドキッときたのはここだけの話。



「はあ~美味しかった。」


「ごちそうさん。じゃ、俺は片付けるから先に風呂に入っててくれ。」


「はーい。」



カチャカチャ…


ガチャ!


「出たよ~」


「了解。」


食器の片付けを終え雪が着替えたのを見計らい風呂に入る。


「ふう…そろそろ出るか。」


描写が少ない理由は察してくれ



「あれ?眼帯がない。」



どこに置いたっけ…?まあ無くても困ることはないがあった方が落ち着く。


「あ、でた?」


「…何故お前がそれを持っている?」


それすなわち眼帯。


「たまには眼帯外してよ~。私だって優生が眼帯してない姿見たいし」


「今日だけだぞ?正直オッドアイはそんなに好きじゃないんだし」


「やた!じゃあ早くきて!」


「はいはい。んで…何がしたいんだ?」


「えーと…その…」


「なんだ?言いたいことならはっきり言えって。」


「…頭を撫でてほしいんだけど…いいかな?」


「んなことかよ。ほれ、」


なでなで…


「ふわぁ…にゃうぅ…」



猫耳が少し垂れ下がり少し体温も上がったような気がする。


「こんなんでいいのか?」


「じゃ、じゃあ…あと1つ。」


「なんだ?」


「その…横に居てもいい?」


「?、今そうじゃん。」


「そうじゃなくて…密着するみたいな…」


「…密着?」


「う、うん///」


「えと…こうか?」


ピトッ…


「にゃ…うん。」


「こうでいいのか。」


今の形は簡単に言えば体を密着させてる見たいな感じ。


あ、抱き合ってるとかじゃなくて座って隣同士にいる感じだ。


「なんか…安心する。」


「なんで?」


「父親…見たいなかんじかも…」


「ふうん…俺ってそんなに老けてるのね。」


「え!?ぜ、全然!」


「何故慌てる…冗談だぞ?」


「そ、そう?ならよかった…」


なにが良かったかは知らないがそういいまた隣に座る雪。


時刻は午後9時を回っている。


「…ねぇ優生?」


「ん?」


「優生は私のこと…どう思ってる?」


「大切な家族だけど?」


「いや、そうじゃなくて…女性として…どう思ってる?」


「女性として?…うーん。」



また難しいのを…


にしても…なんで急にこんなことを?


「なんでまた急に?」


「え!?いや、その…」


「………」


「………」


沈黙…これはフラグか?


「あー…言いたくないのならいいわ。まあ俺はお前を女性としてはみてるつもりだ。」


「え…?」


「だけど今はさっきもいったが家族みたいな感じだ。今の気持ちはそれ以上もそれ以下もない。」


「じゃあ…それ以上の関係にもなれるかもって事?」


「さあな。未来の事なんてわかりゃしないさ、でもそれ以上になるなら以下になる可能性もあるってことだからな。」


「うん…」


「……もう寝ようぜ、明日もあるしな。」


「…わかった、おやすみ。」


「ああ、おやすみ。」




……今さらだがそれ以上とそれ以下ってなんだ!?

川澄滝利(カワスミタキリ) 山本厚志(ヤマモトアツシ)


滝利のプロフィール


性別 男

身長 154センチ

体重 43キログラム

髪型 黒髪の少しくせっ毛

性格 人見知りという言葉をしらないかの如く誰にでも声をかけれる(ヤヴァイ人除く)

誕生日:7月5日

年齢:13歳


好きな&得意な事 食べ歩き。魚をさばく事


嫌いな&苦手な事 人参とピーマンが嫌い。ヤヴァイ人やお偉いさんとの会話(滅多にないが)



その他:作中ではあまり描写されてないがナンパ癖がありしょっちゅう美人に声をかけては失敗している。魚をさばくのが大好きでさばいてるときは集中し無言になる。



厚志のプロフィール


性別 男

身長 168センチ

体重 60キログラム

髪型 ボウズ

性格 約束事などはほぼ必ず守る。

誕生日:9月29日

年齢:13歳


好きな&得意な事 ゲーム、エグ〇イルの曲を聞く。エグ〇イルのあ〇しの外見モノマネw


嫌いな&苦手な事 自己中心的なやつ。幼稚園児など、幼い子のお世話



その他:その高い身長をバレーボールに生かせ!と滝利に言われ優生共々バレー部に入部した。本人は野球がしたかったようだがやってみるとバレーも面白かったのでバレー部にいる。エグ〇イルが大好きであ〇しのモノマネもよくしている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ