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痛いことは されたけど 自分だから こそ !! ! 放って は おけな・・・い



・・・それでも

何も 食べさせないわけには いかなかっ た 。



梨 には 解熱 作用が あるので 試してみる。




少し 時間が 経過 して 額を タオルの 下から

触ろうと した時のことだった。



いきなり 手に 爪を 立てられて 振り払われ た。





・・・痛 っ”。






『 ・・・もう いいん だ


このまま !! ! かまわないで 欲し い  』




言い放った後  ありったけの 力を ふり 絞ったせい か

そのまま ぐっ・・・たりしている。





私が 得体の しれない 人間・・・で

何も 言わずに 看病 しているから ?? ?



気持ちは 分からなくもない・・・

だけど 高熱の状態で 力を 出したりなんかした ら


どれだけ 身体に 負担が かかる 事・・・か





ゆっくり 布団を かけ る。




額を 触り こおり 水 に 浸した タオルを 絞り


頭の上に 乗せ た 。




抵抗して 頭を 左右に 強く 降り タオルを  落とす 。




ひどく 咳き込んで むせてい る。

こんな 身体【びょうき】なのに  ・・・放っておけな い。




すぐに 額に タオルを 当て

今度は 片手で 軽く 押さえ た。




目蓋を とざして 静かに なる。





「  考えていることは 分かる

勿論 望んでいることも


一言  いってお く  わたしとは 同一 人物



わたしは あなた  でも  ・・・ある

生きたい 気持ち と 死にたい気持ち の 狭間 に いるんだな  」







「 はは あはは 」 っ



いきなり 笑い始めて 一言 私に いう 。。 。




『 笑えるし  もう 元気だ よ ?  』



嗤って  ・・・強がっている が

こえ は 苦しそうに かすれてい る。









 どうして そこま・・・で

何か 企んでいるんじゃ ・・・あ  」




「 今は 分らなくていいから 休まない・・・と  」





絞った タオルを 額に 乗せ 氷を 詰めた 袋を 置く。


何度 同じことを しても 熱は 引かない が きもちいい  はず だ 。



・・・やっと 気が ついたのに







解熱 剤を くちへ 運び 水を 飲ませた。

『 ・・・にを のま  』





高熱のせいで 氷が 間に合わな い。



今 また 私が 出かけたら あのときみたい・・・に

タオルを 落として ・・・よけいに 熱が 上がるかもしれない。




こんな 事態の時に 限って いつもよりも タオルが

乾きやすい 気が した。




また 顔の 紅み も 引かな い 。


顔色も よくならない 。。 。




時間が 経過しても  額は 熱い まま だ。



氷なしで 水だけだと 呼吸 が 荒く 

休ませてあげられなかっ た。




冷凍 庫 で 氷が 出来る 間の 時間が 何日も

かかっている ようにさえ 思え る 。。 。





熱が 40 度を 超 し・・・た


解熱 剤 の 効果も ない。





「 !! ! 医者を 呼んでく る  」





今まで 以上に 病状が 悪くなってい た 。

迷い込んできた 自分は 死ぬことはないと 聴かされている・・・が



本当に 死ぬことは  。。 。 無いのだろう・・・か





確か

専門 医が いるはず だ 。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




診察してもらった結果 は 期待のできる 内容では なかった 。。 。



【 本体 自体 が ここには ないので


死ぬことは ありません



精神的による 高熱を 出しています

普通なら 肺炎を 起こしていても おかしくない 状態 だね



じかんが 経つと 一時的な 快復 を 間に 見せは します



解熱 剤 も 効果が なくなっていきます




なるべく 早く 元の世界へ 戻られた方が いいでしょう ・・・  】







目蓋を 閉ざしたまま 紅みも 引かず 状態が まだ よくならな い。

一応 医者に 解熱 剤だけ 処方してもらった。




こんなに 苦しそうなのに なにもして あげられな い。




同じ顔なので ずっと 看病を していると 双子の 姉妹のような 感覚だ。



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