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G-2:陸隊の部隊編成・装備・他に関する設定

■部隊等――――


■第54普通科連隊


□作中概要


 異世界への初陣、ウェーブ1にて転移した日本国隊各隊の内の部隊の一つ。

 制刻始めメインとなる人物の幾人かが当連隊に所属する。


□概要・沿革


 〝第54普通科連隊〟は北部方面隊内に存在する、準機械化の自動車化連隊。北海道防衛、樺太県有事の際の増援戦力の任務を帯びる。

 2000年台始めに第21管区隊内に編成。後に第21管区隊から独立、北部方面隊直轄なる。


 よくない噂の多い連隊であり、勲章授与数等の成績は陸隊全ての部隊の中で最下位。

 樺太事件では増援として樺太県に派遣され一定の成果を挙げたが、それ以上に異常行動が多発し、勲章授与などは一切されなかった。

 方面隊直轄の普通科連隊であり、ある程度の独立行動能力を有する部隊として計画され編成されたが、実際の独立行動能力は不十分であり、長期行動の際には第21管区隊等の他部隊の後方支援部隊からの支援が必須となる。

 独立の理由は明確にされていないが、一部からはその異常性から管区隊を追い出された、などと噂されている。


□編成


 ・本部管理中隊

 ・第1中隊(竹泉、多気投が在籍)

 ・第2中隊(自由、剱等はここに在籍)

 ・第3中隊

 ・第4中隊

 ・第5中隊

 ・重迫撃砲中隊

 ・普通科後方支援中隊 ※1


◇装備

 ・76式装甲戦闘車 ※2

 ・89式装甲戦闘車 -第1、第2中隊に2両ずつ、計4両のみ配備

 ・93式装甲戦闘車 -89式装甲戦闘車に同じ ※3

 ・73式装甲車

 ・旧型73式小型トラック

 ・新型73式小型トラック

 ・73式中型トラック

 ・68式155mm迫撃砲

 ・73式中型迫撃砲牽引車 ※4


 ※1 普通科後方支援中隊……後方支援連隊/隊の中隊版。

 ※2 76式装甲戦闘車……73式装甲車に30mm機関砲塔を搭載した車両、現実の試作型73式装甲車 SUB-Ⅱが発展した物。

 ※3 93式装甲戦闘車……89式装甲戦闘車の装備を簡易化した派生型。

 ※4 73式中型迫撃砲牽引車……73式中型トラックの迫撃砲牽引車型。



《第2中隊概要》


 作中で異世界に飛ばされた普通科隊員は主に第2中隊の面々である。その中でも特に第1小隊の隊員が多いが、他の分隊の隊員も何名か巻き込まれた。


□編制


 ・中隊本部

 ・第1小隊

 ・第2小隊

 ・第3小隊

 ・第4小隊

 ・装甲車隊 (装甲戦闘車6両、装甲車2両を保有)

 ・迫撃砲小隊


 四個小銃小隊基幹、各小隊は四個分隊で構成され、1~16分隊までが編成されている。

 全体的にひどい定員割れを起こしており、特に第4小隊は小隊長と各分隊長、古参曹士数名が在籍しているのみで、合計人数は十名に満たず、意図せずしてコア化部隊となっている。

 トラックや高機動車の保有数が少なく、ほとんどの小隊は基本的に旧型73式小型トラックで移動、展開を行う。なお装甲車輌は各小隊には直接所属せず、装甲車隊にまとめて所属し、状況に応じて各小隊に派遣される。



■第21管区隊


□作中概要


 作中で異世界に飛ばされた隊員等の内の、多くはこの第21管区隊内に編成される各隊の所属である。


□概要・沿革


 〝第21管区隊〟は北部方面隊内に存在する管区隊(諸外国における師団)。北海道の東部地域の警備を管轄する。三個普通科連隊基幹。


 この世界では我々の世界の第5師団に当たる、第5管区隊が樺太に配置されており、現実で第5師団の担当区域である北海道東部は、北海道北部と共に第2管区隊が担当していた。

 しかし第2管区隊だけでその全域を掌握するには負担が大きく、2000年代始めに負担軽減のため当管区隊が置かれた。


 余裕の無い準備期間の後に編成された管区隊であるため、不完全な状態である部隊が多い。


□編成


 ・第21管区隊司令部および同付隊

 ・第29普通科連隊(2000年代半ばに第11混成団より移管、5個普通科中隊基幹)

 ・第54普通科連隊(独立に伴い管区隊より離脱)

 ・第60普通科連隊(5個普通科中隊基幹)

 ・第67普通科連隊(5個普通科中隊基幹)

 ・第21戦車大隊(大隊を名乗るが、実際は一個中隊より若干多い程度)

 ・第21対戦車中隊(不完全な第21戦車大隊を補うために設置)

 ・第21偵察隊

 ・第21野砲科連隊

 ・第21高射科大隊

 ・第21飛行隊

 ・第21施設大隊

 ・第21後方支援連隊

 ・第21通信大隊

 ・第21特殊武器防護隊

 ・第21音楽隊



■第77普通科連隊


□作中概要


 転移の第二段階、ウェーヴ2(第2部 激突の編)にて異世界に転移して来た第77戦闘団の基幹となる部隊。


□概要・沿革


 樺太方面隊に直轄所属する、準機械化の自動車化連隊。任務は樺太の防衛を担う。


 広大な樺太県を防衛するために編成された巨大な連隊であり、通常の普通科連隊の二倍近い規模を持つ。

 旅団の域に届く規模のため、後方支援任務は本部管理中隊下の各科小隊ではなく、普通科後方支援中隊、並びに各科の専門中隊が設置され担当する。ただしあくまで直接戦闘部は普通科に限られる。

 他の普通科連隊同様大隊は常設されないが、本部管理中隊に大隊本部設置隊が置かれ、必要に応じていくつかの中隊をピックアップし、大隊もしくは大隊戦闘群を編成する。また、連隊自体も必要に応じて、同樺太方面隊の戦車群、野砲科団等から増強を受けて戦闘団を編成する。


□編制


 ・本部管理中隊

  ・中隊本部班

  ・連隊本部隊

  ・大隊本部設置隊

  ・情報小隊

 ・第1中隊

  ・中隊本部班

  ・4個小銃小隊

  ・迫撃砲小隊

 ・第2中隊

 ・第3中隊

 ・第4中隊

 ・第5中隊

 ・第6中隊

 ・第7中隊

 ・火力支援隊

  ・隊本部

  ・第1重迫撃砲隊

  ・第2重迫撃砲隊

  ・対戦車隊

 ・普通科後方支援隊

  ・整備隊

  ・補給隊

  ・衛生隊

 ・施設中隊

 ・通信中隊


作中では全てではなく、3、4、7の3個中隊といくつかの付随部隊等。半数程が転移した。



■樺太方面戦車隊


□作中概要


 ウェーブ2で77戦闘団に付随し転移して来た戦車小隊の原隊。


□編制


 ・樺太方面戦車隊本部

 ・本部管理中隊

 ・第1戦車中隊

 ・第2戦車中隊

 ・第3戦車中隊


転移して来た戦車小隊は第1中隊所属。



■装備――――


■個人装備


・93式5.56㎜小銃


 日本国隊に採用される小銃。作中でも陸隊隊員の多くが当小銃を主力装備そして使用する。


 ※現実の89式5.56mm小銃が少し採用年が遅れたという設定。外観スペックはほぼ変わりません。



・17式7.62mm小銃/17式5.56㎜小銃


 89式の後継として開発、陸隊等に配備される小銃。

 第二部より登場し、77普通科連隊の隊員等が主に使用。


 ※現実の20式5.56mm小銃ほぼそのもの。7.62mm型も存在するという、よりFN SCARみたいな設定に。



■車輛装備


・89式装甲戦闘車 Ⅱ-型


 89式装甲戦闘車の改修型。

 79式舟艇対戦車誘導弾の発射機及びシステムを、中距離多目的誘導弾の物に改修する他、いくらかのマイナーチェンジが施されている。

 第一部から登場。



・93式装甲戦闘車


 89式装甲戦闘車の簡易派生型。

 79式舟艇対戦車誘導弾の発射機およびシステム一式を撤廃。主砲である90口径35㎜機関砲KDEを国産の90㎜低圧砲に換装した車輛。

 強力な誘導弾の恩恵を失うが、代わりに大口径砲を用いての柔軟な戦術が可能となった。

 第二部より54普通科連隊、装甲車隊の所属車輛が登場。



・76式装甲戦闘車(SUB-RV)


 73式装甲車の車上に大型ターレットリングを増設し、30mmリヴォルヴァーカノンを搭載。準戦闘車仕様とした車輛。

 その他基本スペックは元の73式装甲車と変わらず。

 第二部より54普通科連隊、装甲車隊の所属車輛が登場。

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