:用語・設定《全般》
順次追加予定。
■―日本国隊―
第二次世界大戦、太平洋戦争終結後に旧軍を再編並びに新編する形で組織された、有事における実力行動組織。
苛烈な戦争終結後の世論に蔓延する、戦争及び軍に対する忌諱の意識に配慮する形で、この名称を名乗る形となった。
陸上戦力組織たる〝陸隊〟。(Japan Ground Force、略称JGF)
海上戦力組織たる〝海隊〟。(Japan Maritime Force、略称JMF)
航空戦力組織たる〝航空隊〟。(Japan Flying Force、略称JFF)※日本自動車連盟JAFとの混同を避ける形と成っている。
上記三隊のいずれにも該当しない任務を担当する〝多用途隊〟。(Japan Utility Force、略称JUF)
以上の四組織からなる。
■―樺太県侵犯事件―
作中より二年前に起こったロシアクーデター軍による樺太県への軍事侵攻。
ロシアの過激急進派がクーデターにより、保守的な態度を続ける現行ロシア政府に変わって政権を与奪。そしてかつてロシア領であった各地にクーデター軍が侵攻を開始。樺太の地では、サハリン(北樺太)に駐留するロシア軍がそれに賛同し、樺太県(南樺太)へ侵攻した。
一時的に日本側は押されたが、各方面隊からの増援を受けてこれを押し返した。
後方から応援を受けられる日本側に対し、サハリンのロシア軍はロシア本土からの応援を満足に受けられずに疲弊していった。
クーデター軍の性急な施策は各地で破綻を生み、クーデターから四ヵ月後にはクーデター軍は現行政府支持派によって制圧される。
これに伴い樺太での戦闘が集結した。