考古学者とは?
俺は迷わずはいを選択した。すると
クエスト「サブジョブ考古学者解放!!」
を受注しました。とシステム音が鳴った。
「はい。遺跡すごく興味があります。」
「そうだろそうだろ!男は皆、遺跡にロマンを
感じるんだからな。あっ!私としたことが失礼した。しっかりと私の肩書きを名乗っていなかった。すまない。改めて、私は、
ビーステン共和国首都アリオス考古学者ギルド
ギルド長ジョージだ。」
どうやら思っていたよりジョージさんは偉い人のようだ。普通に考えて首都のギルド長って言うことはこの国で考古学者界隈で1番権力持ってるってことじゃないのか?
「ご丁寧にありがとうございます。私は、
冒険者をしているカイともうします。ギルド長とは知らず失礼な態度を取ってしまいました。お許しください。」
頭を軽く下げる俺。
「いやいや、そんな頭をあげてくれ。ギルド長と言ってもただの雑用係のようなものだ。そこまでかしこまる必要などない。逆にこちらが頭を下げるべきなので、君のおかげで本当に妻が助かった。本当にありがとう。」
「いやいや、そんな私も人として当然のことをしただけです。たまたまアイテムを持っていただけの話ですので。」
「いやいや、それでも本当にありがとう。」
「いやいや……………」
「もー、お父さんもお兄ちゃんもひつこいよ。
永遠に話進んでないじゃん。ほら、お父さん早くお兄ちゃんに考古学者について説明してあげないとお兄ちゃんも困っちゃうよ!
」
俺たちがずっと言い合っていて話が進んでいなかったのをさっしてケニーくんが俺たちの間を仲介してくれた。
「あぁー、すまんすまん。ついな。済まないねカイくん中々話が進まなくて。」
「いや、僕もすいません。どうぞ考古学者について教えていただけますか?」
「あー、もちろんだとも!」
そう言ってジョージさんは考古学者について軽く
説明してくれた。考古学者と言うのは、数千年前の時代に存在した遺跡などを発掘、攻略して、その中にある歴史的価値のあるものや魔道具などを回収、復興する職業だ。ジョージさんが言うには何よりも1番大切なのは、未知を欲する探求心だそうだ。
そこに男は皆ロマンを追い求めるそうだ。なんだか俺もジョージさんの話を聞いていて興奮してきた。
「よーし、それじゃー早速だけど、考古学者になるために少し手伝って貰えるかな?」
「はい。もちろんです。」
「それじゃー、早速遺跡に行ってみよう!!」
「おおーー!!!」
うん?えっ、今から遺跡に行く?えっ、なんで!!どうやら俺は興奮しすぎて気づいたら遺跡に行くことになっていたようだ。まっ、いいか!てっ、ことで早速おれはジョージさんと一緒に遺跡に出発!!