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高田洋一 キャラクターストーリー1
彼は生まれた時から父親にとって、利用価値のある道具でしかなかった。
幼いころ、代々その家の女性でしか発現しないと考えられていた超回復能力へ目覚め、それを悪用しようと考えた父親が、洋一が5歳の時に母や洋一の妹に何も告げずに四島へと連れていき、金銭と名誉を得ようとしたが、当時四島では人と酷似した鬼という魔物が出現しており、四島に船で到着した時に襲われ父親は死亡。
運よく近くにいた軍に保護される形で助けられる。
が、その施設でもその回復能力を買われ、幼いながら戦場に立つことに。
時に暴力を受けるなど心身ともに疲弊し心を閉ざすが、この戦いにおいて子供を亡くした女性が個人でできる範囲で洋一を守ってくれていた。
だが洋一が7歳になった時、解放軍の基地が鬼に攻められ、その基地の解放軍は全滅。
母親代わりをしてくれていた女性が身を挺して洋一を庇い、別の解放軍が駆け付けるまでの時間を稼いでくれたおかげで、洋一は生き残ることが出来た。
ここで恩師でもある花先生に助けられ保護。
葵たちとここで運命的な出会いを果たす。