【閑話】「新キャラクターとこの世界について」※画像あり
オレンジシティー物語も、次話でいよいよ本編が九十話を迎えます。
ですが、その前に、新たに登場した人物についてのまとめと、この物語の世界について補足説明をしておきます。
・新たな登場人物
⑫ラファエル(Raphaël)
七歳。石炭王と呼ばれる富豪の息子。羊に似た角とカールヘア―が特徴。どこか他人を小馬鹿にしたような言動をとる。利き手は右手で、左手は手首から先が義手。就寝時以外は、必ず白手袋を着用している。
⑬ブルーナ(Bruna)
十二歳。主にオレンジシティーで郵便配達員をしている少年。赤毛で、兎のような耳と尻尾をしている。真面目で仕事熱心。
・この世界について
この物語の世界には、一つの大陸と一つの島があり、山と海を境界として四つの国に分かれています。
北部に青く塗った部分が、ブルータウン(blue-town)を中心にした国です。
テオとイザベルの故郷で、国土の多くは森林地帯であり、貴族の邸宅が点在します。
南部に赤く塗った部分が、レッドビレッジ(red-village)を中心にした国です。
エマとパスカルの故郷で、海岸沿いに人口が集中し、国内の主要産業は農業と漁業です。
東部に緑で塗った部分は、グリーンアイランド(green-island)を中心とした島国です。
ドミニク、ヴェロニク、ラファエル、それからブルーナの故郷で、獣人が多く暮らしています。
西部に橙で塗った部分は、オレンジシティー(orange-city)を中心とした国です。
アラン、クロエ、マリー、ネイサン、それからアデリーの故郷で、表向きは多様性を重んじてます。
蒸気船や蒸気機関車は存在しますが、旅客用の飛行機は存在しないので、移動は陸路か海路です。
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閑話は、以上です。それでは、引き続き、本編をお楽しみくださいませ。




