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【前説】「これまでのあらすじ」※画像あり

 この物語は、「オレンジシティー物語」シリーズの三作目です。

 エマとテオの恋愛譚、およびドミニクの探検譚を未読のかたは、以下のURLからご覧になることをオススメします。

 https://ncode.syosetu.com/s7153e/


 いや、そんな時間は無い、というお忙しいかたは、この先のまとめをご覧くださいませ。

 ただし、前作、前々作の盛大なネタバレが含まれていますので、あしからず。


・オレンジシティーとは?


 快晴と温暖な気候に恵まれ、常春の楽園とうたわれている。

 大陸各地からの汽車が集まるターミナル駅を中心に、放射線状に石畳の道が整備されている。

 全体的な印象としては、どこかパリとアムステルダムを足して二で割ったようなイメージを想像させる、色彩豊かで、華やかな賑わい溢れる街である。


・登場人物


①エマ(Emma)

 十六歳。南国の海沿いの街で生まれ、魔女見習いとしてオレンジシティーへやってきた。庶民派。

 本来はパーマっ気のある赤毛と、そばかすの浮いた顔をしているが、故郷以外では、魔法で金髪碧眼の美少女に変身している。

 ただし、一度だけテオを助けるために、オレンジシティー内でで変身を解いたことがある。

 

※参考画像:古川アモロ様(https://17863.mitemin.net/)からいただきました。

挿絵(By みてみん)


②テオ(Théo)

 十八歳。北国の鬱蒼とした森に囲まれた邸宅で生まれ育ち、騎士候補生としてオレンジシティーへやってきた。

 スカイブルーの髪と、オーシャンブルーの瞳が特徴。左利き。基本的には訓練学校にいるが、後述するドミニクにそそのかされ、一緒に脱走するはめになりやすい。

 階段から転落して意識不明になるが、エマに助けられた。そのエマとは、恋人関係にある。


※参考画像:Mick様(https://509.mitemin.net/)からいただきました。

挿絵(By みてみん)


③アラン(Alain)

 三十五歳。エマの下宿先であるカフェ「珈琲館」のマスター。癖のある黒髪で、最近は若白髪が目立っている。

 めったに客が来ないため、自分用にドリンクやフードを用意したり、庭でハーブを育てたりしていることが多い。

 後述するクロエの父であり、マリーの兄でもある。教団の横暴により、妻を亡くしている。


※参考画像:自筆イラストです。

挿絵(By みてみん)


④クロエ(Chloé)

 六歳。アランの娘。平日は、カフェの近くにある幼年学校に通っている。栗毛で、片目の下にある泣きぼくろが、チャームポイント。

 人見知りしないタイプであり、また好奇心旺盛で、疑問に思ったことは何でも身近な人物に質問する。


※参考画像:hake様(https://24443.mitemin.net/)からいただきました。

挿絵(By みてみん)


⑤マリー(Marie)

 二十七歳。アランの妹。西の高台に、廃材を再利用したアトリエを建てて暮らしている。職業は画家。

 髪を紫に染め、目の下には、たいていクマが浮いている。ハッキリものを言ってしまうタイプで、上下関係や順位付けを嫌う。


※参考画像:hake様(https://24443.mitemin.net/)からいただきました。

挿絵(By みてみん)


⑥ドミニク(Dominique)

 十七歳。飛び級で訓練学校に入ったテオのルームメイト。東の島国から船でオレンジシティーへやってきた。

 緑髪で、褐色の獣耳と、自由意思で消すこともできる尻尾を持ったリス獣人。テオを振り回すトラブルメーカー。

 実家は大商売をしていて、そこそこ裕福だが、古くさいしきたりが多い。事情があって亡き双子の弟のフリをしているが、女の子である。


※参考画像:たる様(https://26565.mitemin.net/)からいただきました。

挿絵(By みてみん)


⑦パスカル(Pascal)

 十六歳。エマと同じ南国の海沿いの街に暮らす漁師。エマとは幼馴染。赤毛で筋肉質。血の気が多く、喧嘩っ早いという難点がある。

 金髪美女がエマであるとは、気付いていない模様。


⑧イザベル(Isabelle)

 十八歳。テオと同じ北国で生まれ育った公女。テオとの昔の約束を盾に取り、婚約者を自称している。青髪で巨乳。

 貴族としてのプライドが高く、傲慢な態度をとることもしばしば。


⑨アデリー(Adélie)

 十六歳。花屋の看板娘。蒼髪蒼眼のお茶目な少女。お喋り好き。


※参考画像:イブキ様(https://25564.mitemin.net/)からいただきました。

挿絵(By みてみん)


⑩ネイサン(Nathan)

 二十四歳。オレンジシティーでブティックを営んでいる。身体は男性、心は女性のオネエであり、恋愛対象は女性。

 基本的には、店内に飾ってる商品に勝るとも劣らない奇抜な服装をしているが、フォーマルスーツも持っている。

 オレンジシティー一区に実家があり、両親には自分がオネエであることをカミングアウトしていない。

 

⑪ヴェロニク(Véronique) 

 十五歳。リーフグリーンの髪と小麦色のキツネ耳をした獣人。自由意思で消すこともできる尻尾も持っている。

 ドミニクと双子の弟の幼馴染だが、そのことをドミニクは腐れ縁だとでも思っている様子。もちろん、ドミニクが女の子であることは知っている。


 この他にも、エマの両親、テオの両親と屋敷の執事、パン屋の婦人や理髪店の夫妻などが登場していますが、いまのところ個人名は明らかになっていません。

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