表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/24

第三斬目! 姫様に会うことになりました。

一日に二話投稿するのはさすがに

集中力が切れますね^^

ちょっと文が乱れてしまいましたw

次回からはしっかり直して行きますので

すいません^^


        俺は夢から出られなくなった。


本当にそうだとしたら俺はどうすりゃいいんだよ……と

冷静かつ必死で考えていると、

コツコツと誰かが歩く音が外から聞こえてきた。人だ。


そしてその足音はこの部屋の前で止まり、

鎧を装着した一人の兵士がドアを荒々しく開け入ってきた。


「お、起きたか。右腕は大丈夫か?」

部屋に入ってくるなり俺が起きている事に気づきそう声をかけてくる。


荒く入ってきた割に意外と優しい態度の兵士に呆気に取られ対応が遅れる。

「へ、平気です」と少し戸惑いながら返答する。


「そうか。それより今動けるか?姫様がお前に会いたがってるんだ」



「動けますけど、姫様って……何なんですか?」


日常会話には絶対に出てくる事のないその言葉に、つい反応する。


「そうか。お前はまだ知らないんだったな。とにかくついてこい。

 説明は姫様が直々にしてくれる。決して無礼がないようにな」


それだけ言うと兵士は部屋を出て行った。


な、なんか結構やばい事にになってる気がするが……。

とにかく何か情報を得られるかもしれないな。



俺は体に鞭を打ち体を動かしベッドから降りる。

下を見るとベッドの下には兵士の支給品っぽい無骨なデザインの

クツが並べてあった。履けって事だろう。

別に抵抗はないのでさっさと足を靴に入れる。

思いの他すっぽりはまり体のバランスを崩しそうになったが、

なんとかこらえてドアへと近づき、あまり右腕に負担を

掛けないように左手で優しくドアを開ける。


部屋の外は横一直線に長い廊下が広がっていて地平線のように広がっている。

どっちに行けばいいんだろうと見回していると、

右側の廊下の奥にさっきの兵士が手招きして俺を呼んでいるのが見えた。




黙ってついていく事一分。先導している兵士がピタリと足を止めた。

どうやら着いたらしい。見るとまるで俺らを飲み込むかのように

でかいドアが目の前に待ち構えていた。どうやって開けるんだよこのドア。

手ではとても開けれそうにはないぞ。と言う疑問は一瞬で解決した。


なんとドアはきしんだ音を盛大にたてながら自動で開いたのだ。

「自動ドアかよ…!どっからどうみても木製のドアにしか見えないんだが」


そう驚きの声を上げる俺に対して、兵士はお前は一体何を言ってるんだ?

と言うような顔をした。悪かったな、この世界に詳しくなくて。



完全にドアが開き終わると

「私の役目はここまでだ。さあ行け」

と言い残して兵士は去ってしまった。

先導役がいなくなって一気に不安になったが渋々中に入る。


学校の体育館より二倍は広いその部屋には別にこれと言った物はなく、

さっきの俺が居た部屋をそのまま大きくした様な感じだ。

けどその広さにはやはり圧倒され辺りを見回していると


          「よく来てくださいました」



人を温かく包み込む天使の様な声が奥から響いてきた。

声のする方向を見ると部屋の中央に置かれた大きなイスに誰かが座っているのが見えた。


            「貴方が姫様……ですか?」

    

 
















次回から今までの謎が分かって行きます^^

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ