PV3000記念番外編・・・テスト結果
PVが3000突破、そしてユニークアクセス数も500に達しそうだという事で番外編。ただのコメディーです。推理はないし、本編に関係ないので読まなくてもいいです。これで、本当に生きていた死体は終わりです
感想もくれたら嬉しいです
あの忌々しい事件から二週間後の事であった。三人は学生がこよなく嫌うテストをおこない、そして、その結果が一斉に返ってきたのである。栞は最後まで「学校よ!隕石に当たって消えてなくなって~!」と叫んでいたが、今日の天気は晴れ時々晴れで隕石どころか雨粒すら落ちてこなかった。
さて、テストの結果はと言うと三人の表情を見ればわかる。純の顔は嬉しさで満ちていて、涼はいつも通り、栞はどんより。さて、今この三人は学校が終わり、喫茶店に足を運び、ドリンクを飲んでいる。そして、皆でお互いのテストを机の上に出し見せ合っていた。
「やっぱり、純は点高いじゃない!数学98点てなにさ!」
「そうだよ~、僕なんかまた平均点より0、3点下の56点だったのに!」
「いやー、今回のは簡単だっただろ」
と澄ました顔で言う純だが、内心はまんざらではない。実際純もまだこの点の飛躍が信じられない。とにかく、目標に向かってがむしゃらに頑張ってみたのだが、それが予想以上に成果を上げ、全教科90点越えという離れ業を成し遂げたのだ。ちなみに涼はまた、平均点±1点以内をキープ。こっちのほうが凄い。そして、栞は赤点二つでギリギリ。
純達の通っている学校は、赤点が三つの時点で夏休みに補習が入るので、栞はある程度安堵していたが、それでも夏休みの宿題が増えたので非常に憂鬱な様子。だが、栞は夏休みの終わりに大抵は涼のを写していて、追加の課題に関しては毎回純に押し付けているので、栞が夏休みの宿題を自分でやることはほとんどない。
さて、それでは今から三人の答案を見ていこうかと思う。
理科総合
問題・常に変わる事のない法則の例を一つ上げよ
涼の解答
ヨネという人物は犯人ではないよ法則
「涼・・・、ふざけてる?」
「私でさえあってたのに・・・」
「だって、ミステリーではヨネっていう人がたまに出るけど、絶対犯人じゃないじゃないか!」
「△して一点あげた先生もどうかと思うけど・・・」
数学
問題・半径5の球の表面積に一番近い値は?①100②200③300④400
栞の解答
⑤分かるわけがない
「選択肢増やすなよ!」
「選択問題なんだから適当に選んでも四分の一で当たるのに」
「だって分かるわけないじゃん!あんなボールなんか!」
英語
問題・I live in Okinawa.を過去形にせよ
栞の解答
I lived in Ryukyu kingdom.
「サービス問題で何やってんのさ!」
「だって沖縄って昔琉球王国だったじゃん!」
「この問題間違えたの栞だけだよ・・・」
国語
問題・次の漢字の読み方を答えろ。①本気②湯桶③陰茎
涼の解答
①マジ
「いや、確かに読めなくはないけど・・・」
栞の解答
②かんおけ
「いやー、間違えた間違えた、ハハハ」
「間違えすぎじゃ、ボケ!」
純の解答
③ピエール
「自分こそ何書いてんのさ!」
「何処をどう読んだらピエールになるのよ!あんたが一番ひどいじゃん!」
「いやー、なんか陰茎って・・・、書きにくいじゃん」
保健
問題・DVは何の略か?
涼の解答
D・デス
V・ヴァレンタイン
「デスヴァレンタインってなんだよ?」
「あれは、5歳の時だった・・・、あの日、栞にバレンタインのチョコを」
「さあ、次いってみましょう!」
「あ、ちょっと!」
音楽
問題・HR/HMは何の略か?
純の解答
変態露出 ハレンチムキムキ
「次行ってみよう」
「え、遂にはスルー?」
さて、ここまでは良かった・・・。しかし、次の解答がこの後の純と涼の運命を大きく分けた
社会
問題・NATOは何の略か?
栞の解答
N・日本
A・愛す
T・チチ
O・おっぱい
「・・・」
「栞・・・、取り合えず、ローマ字になってる」
「だけどNIPPONじゃなくてJAPAN?だったらJATOになるじゃん。あ、そっかチチ好きは邪党だってことを暗に示しているのね!」
「違うでしょ・・・、取り合えずNATOに謝って。それから日本に偏見持ちすぎ」
「何言ってんのよ!日本人は全員巨乳好きじゃない!絶望した、若者の思考回路に絶望した」
「お前の場合は、絶望というより、絶壁先生だな」
この純の一言がいけなかった。栞はみるみるうちに顔を赤くし、純を睨みつけた。
「誰が絶壁先生だって・・・?」
「YOU」
「この!」
「栞待って!」
純に殴りかかろうとした栞を涼が押さえる。
「HANASE!」
「待ってよ!栞だってきょ乳じゃないか!ただ巨大の”巨”と虚像の”虚”の違いだけじゃないか!」
その時歴史が止まった・・・。少ししてから、純は腹を抱えて笑い出し、栞は更に顔を真っ赤にさせ、右ストレートを涼の腹にえぐりこませた。
「イタッ・・・、ああ、世界が~・・・」
バタッ
栞の攻撃は鳩尾に入ったらしく、涼はその場にうずくまり、そして倒れた。栞は少し息を切らしていたが、深呼吸して息を整える。純も同じように笑いをこらえて深呼吸をした。
「あーあ、せめて自分の足元が見えないくらいほしいな~、胸」
「何を言う。いつも見えないではないか、悔し涙で、グフッ」
バタッ
純も鼻血を出してその場に倒れた。立っていたのは拳を赤く染めた一人の貧乳だけだ
ドカッ
バタッ
作者復活までお待ちください・・・
復活
この後、純達はパフェを五杯奢らされ、更には夏休みの宿題も全てやらされる羽目になった
なんか即興でかいたから微妙・・・