ep.67 激突、1年1組!②
今俺の前では4人の貴族が跪いている。しかもそのうちの1人が俺に物凄く熱烈な視線を向けてきているんだが。
この4人は、小国ながら他国に多大な影響力のある国の4大貴族と呼ばれる家の子息息女だという。
平民ごときに頭を下げてよい身分ではないと思うのだが・・・
「なんでこうなった…」
時は特別授業が始まる頃まで遡る。
午前の授業を終えて、久しぶりにレイとマルコと3人で学食でご飯を食べている。
「ねぇアウル~、あの2人許してよかったの~?」
「うむ、反省の色がほとんど見えなかったように思うが」
2人がそう思うのも無理はない。
「口止めしなかった俺も悪いし、いずれはこうなってたと考えれば遅いか早いかの違いだよ」
それに面倒なことは早めに終わらせるに限るしな。
「って時間もあまり無さそうだから俺たちもそろそろ移動しようか」
にしてもやっぱり嫌な予感しかない。ここ最近で思ったが俺の直感は意外と当たるんだよなぁ…。
いつも通りの訓練着に着替えて軽く準備運動をしていると、1組とニタニタしている怪しい雰囲気の先生がやってきた。・・・なぜかその先生の横にはヨルナードまでいる。
あの野郎、今回のことを絶対楽しんでる!
顔こそきりっとしてるけど俺にはわかるぞ!
『えーではこれから1組と10組による特別授業を始めます。内容としては、1組と10組に模擬戦をしてもらう。10組にも強い相手と模擬戦をすることでよりよい経験を積んでもらいたい。1組もどうすれば効率的に戦えるか考えながら模擬戦に挑んでほしい』
一見それっぽいこと言ってるけど、要約すると1組が10組をボコボコにするってことだろ?
とはいえ1組全員がそうとは思えない。3年の息がかかったやつらを見つけるか。
悪意感知!
これは気配察知とは別で、俺に対して悪意を持っている人間を判別できる優れた魔法だ。
書庫に籠って本を読んでいた際に偶然見つけた魔法だが、それを俺なりにアレンジして使っている。
この魔法がもっと前からあればどれだけ楽だったか…。
ただこの魔法は、というより魔法は万能ではない。
悪意感知は相手の表層意識でしか判断できないため、プロの暗殺者等には効かない可能性がある。
もっと言うと、感度が高い人間であれば魔法を行使したこと自体に気付いて何かしらの対策をしてくる可能性すらあるのだ。
なんにしろほぼ初めての魔法だけど、1年1組とは言っても反応すらできないと思うが。
・・・・明確な悪意が4人、薄っすらとだがあと4人、いや5人か。
隠すのが学生とは思えないほど巧妙だな。これほどうっすらとでは誰が悪意を抱いているか分からん。
あとは、隠す気もない馬鹿が1人、っと。こいつはただの戦闘狂な気がするぞ。
なんにしろ、悪意のないやつらは単純に模擬戦するだけだろうからそこまでの心配はいらないだろう。
一応、馬鹿も目を光らせているみたいだしな。
「レイ、マルコ、あそこの4人を知っているか?」
悪意を持っている4人に視線を送ると、どうやら知っているようで答えてくれた。
「うむ、あの4人はかなり有名人だぞ?帝国の隣にあるレーサム王国という国の4大貴族の子息息女だ」
「レーサム王国は小国だけど~他国への影響力が凄いんだよ~。魔道具開発もだし~、純粋に戦闘力もずば抜けて強いんだって~」
レーサム王国、書庫で読んだ本にその名前があったはずだ。軍事力が著しく高いことで有名だったな。
槍のランサーズ家
剣のブレーディア家
槌のハンマーズ家
斧のアクスィア家
と呼ばれ、それぞれが得意とする武器があるのが特徴の4大貴族だったはずだ。さらに4大貴族が公爵の位を持っているらしいな。
「へぇ…あれがその4大貴族の子供たちってわけか」
「うむ、みな得意武器持っているという話だ」
「ついでだからみんなの名前を教えてあげるよ~」
槍のランサーズ家次女
ランサーズ・フォン・リルティアナ
特徴:金髪縦ドリル
剣のブレーディア家三男
ブレーディア・フォン・アーガイル
特徴:学生とは思えない老け顔
槌のハンマーズ家三女
ハンマーズ・フォン・ミミュウ
特徴:怪力な小柄巨乳
斧のアクスィア家次男
アクスィア・フォン・トリクラス
特徴:肌が褐色のチャラ男
らしい。1年ではかなり有名らしいのだが、名前までは知らなかった。
というかマルコが特徴も併せて教えてくれたが、特徴と言うより悪口に思えるのは気のせいだろうか?
だがあのブレーディア家の三男は見覚えがある。入学試験のときにみた正統派剣術を使っていたやつだ。
魔力未使用なのに太刀筋が他と比べものにならない程に速かったのを覚えている。
上級生の実力を知らないが、学生最強レベルではないだろうか。油断していたらやられるかもな。
他の3人も同じような実力だとすると、レーサム王国の軍事力と言うのは本物かもしれない。
『では特に対戦相手の組み分けはしないので、お互いに好きな相手との模擬戦を開始してくれ!くれぐれも大怪我を負わせないように!時間は今から3時間とし最低でも4人以上と模擬戦すること!休憩は各自でとって構わない!でははじめ!』
敢えて組み分けを作らないことで、俺を選びやすくしたってところかな?なかなか手が込んでるじゃないか。
それにしても、さっき俺に悪意を抱いていた残りの5人は誰だ…?もう一度確認してみるしかないか。
悪意感知!
…あれ、いない。もしかしてさっきのを感づかれた?
だとしたら相当の使い手だろう。注意しておいた方が良さそうだ。
どうせなので絡まれまいと他の学生のところに行こうとしたら、4大貴族の従者たちが俺を迎えに来てしまった。
渋々ついていくと、そこには
「君がアウルですね、私はアーガイルと言います。どうでしょう、我々と模擬戦をしてもらえないでしょうか?」
へぇ、思ったより丁寧な口調だ。俺が平民だと分かっていてもこの対応をするとは。
ここは1つ煽って様子を見させてもらうとするか。
「なんで俺なんだ?」
「理由はいくつかありますが、個人的には君に興味があるから。でしょうか」
舐めた口きいたつもりなんだが、怒る気配なしですか。
学生とは思えない程に精神が大人だな。顔も老け顔だから本当に1年なのか分からなくなりそうだ。
「俺としてはあなた達に興味は無いんだが」
「ほう…。私たちがレーサムの4大貴族だと知っていてその態度ですか。余計興味が湧きますね」
あかん、こいつは頑固者タイプかも知らん。まったく聞こうとしていない。
「はぁ、分かりましたよ…」
「では我々4人と戦ってもらうとしようか」
まだ10歳そこらだというのに、老け顔に加えこの喋り方だ。まじで同年代とは思えないな。
あだ名をつけるなら絶対"若年寄り"だろ。
「じゃあ最初は私ね」
どうやら順番は決まっているらしく、ランサーズ家のご令嬢が相手らしい。
「私はランサーズ家次女のリルティアナよ。見ての通り私の武器は槍なわけだけど、あなたの武器は?まさかそんな木の棒が武器とは言わないわよね?あぁでも、田舎出身の平民にはお似合いかしら」
カッチーーーーン。
ここまで人をコケにするとはある意味才能あるぞこの女。杖術は変幻自在の武術だというのに…。
ニヤニヤしながら聞いてくるところを見ると、俺の主武器が杖だと知ってて聞いているらしい。
見た目は良くても中身がこれじゃあモテないんだろうな。
「御託はいいからかかってこいよ」
「フン!お姉さまの言いつけでもありますし、潰して差し上げます!」
お姉さまの言いつけ、ね?あとでたっぷりと聞かなきゃいかんなこりゃ。
特別授業の模擬戦では魔力・魔法の使用は許可されているが、相手に大怪我を負わせるような攻撃は禁止されている。
裏を返せば、怪我させなければいくらでも魔力を使っていいってことだよな?
これで俺に負ける要素はなくなったわけだ。
審判はアーガイルが務めるらしい。
「でははじめ!」
合図とともに突っ込んでくるリルティアナ。彼女の武器は短槍と呼ばれるもので、比較的短い槍だ。
様子見で感覚強化と身体強化を発動したが、彼女も身体強化を使えるらしく動きはかなり速い。
「はぁっ!!」
掛け声とともに高速の突きが連続で何十回も繰り出される。感覚強化のお陰でギリギリ見切れる速さだが、やはり学生のレベルとは思えない。
「なっ…?!」
俺にいなされるとは考えていなかったようで、思考が止まってしまっている。
実力はあるのだろうが、実戦不足だな。予想外のことに弱すぎる。
《杖術 槍の型 千枚通し》
簡単に言うと超高速で相手を突くだけの技だが、回転を加えることで著しく貫通力を上げている。
お互い、武器の先には布を巻いてあるので大事には至らないだろうが、当たり所が悪ければ大怪我の可能性もある。
一瞬の思考の停止を狙ったために、判断が遅れて見事腹部に命中した。
咄嗟とは言え僅かに急所を避けたのは流石は4大貴族というところである。
倒れたリルティアナに向けて杖を構えたところでアーガイルから声がかかった。
「そこまで!勝者アウル!」
「ちょっと!私はまだ負けてないわ!」
おおっと、リルティアナ嬢は思いのほか負けん気の強い子らしい。そこに関してのみは好感が持てるな。
「負けは負けだリルティアナ。潔く負けを認めろ。今回のことを次に生かすんだ」
「くっ…この借りは絶対返します!」
俺の思ってたことをアーガイルが説明してくれていた。立場さえ同じならこいつとは良き友人になれた気がするのだが。
「次は俺様だぜ。俺の名前はトリクラス。お前に恨みは無いが、少々痛い目にあってもらうぜ~!」
次はアクスィア家の人間か。見た目通りのチャラ男らしい。これは実力は大したことは無いかもしれんな。
「でははじめ!」
トリクラスの持っている武器はフランキスカと呼ばれる戦斧だろう。フランシスカとも言うらしいな。
あまり実戦向きで無いように思うが、何を考えている…?
始まったと言うのにニヤニヤしていて全く、動こうとしないトリクラス。
やる気が無いのかと思い、こちらから攻めようとしたら不意に首筋に嫌な気配が走った。
「っ!!!」
ギリギリの所で横に飛んだが、直後にフランキスカが物凄い速度で通過していった。
「へぇ~!やるじゃん!あれを避けるとは思わなかったよ!」
フランキスカをキャッチしてすぐに投げるトリクラスは、見た目と違って実力もきちんとあるようだ。
あんな高速で回転する武器をいとも簡単にキャッチしているのだ。
ただ不可解なのは投げたフランキスカがあいつの手元に戻ること。ブーメランじゃあるまいに…。
「あっはは~、この斧がなんで戻ってくるか不思議みたいだねぇ~。教えてあげないよ~だ!」
長引けばこっちが不利になるか。一瞬で終わらせよう。
《杖術 太刀の型 瞬閃》
紫電が後の先を取る技とするなら、瞬閃は先の先を取る技だ。
身体強化に加えて雷属性の魔力を体に纏うことで、雷速の如き速さを手に入れる技である。
これはヨルナードとの模擬戦中に編み出した技術で、あいつに勝つために作りだした技だ。
悔しいが、本気を出したヨルナードにはまだ勝てないだろう。なんでもありでなら分からないが、技術のみで言えば俺なんてまだまだ達人クラスには程遠い。
「やる…じゃん…」
当たり方がよかったのか見事に意識を刈り取れたな。この技はヨルナードには通用しなかったから不安だったけど、学生には大丈夫そうだ。
※ヨルナードが伝説のSランク冒険者ということが抜けているアウル。
「勝負あり!勝者アウル!」
なんであの斧が戻ってくるか分らなかったけど、当たらなければいいだけだ。
アーガイルが気絶したトリクラスを運んでいるが、内緒で回復魔法をかけておいたのですぐに意識を取り戻すだろう。
「次は私です!2人の分も合わせて完膚なきまでにボコボコにしてやるのです!」
怪力小柄巨乳で真面目ちゃん、ね。なんだかルナと似たような匂いを感じるのは気のせいかな。
というかキャラに属性が付きすぎて、渋滞起こしかけてるだろ。
「でははじめ!」
…そろそろ一旦休憩させてくれてもいい気がするんだけどなぁ。
ミミュウが使う武器は身の丈程ある巨大な槌だ。彼女の身長が110cmくらいだから、どれほどでかいかわかりやすい。
「そーれっ!!」
大ぶりな攻撃のため避けるのは簡単である。すっと紙一重で避けてやったら、地震が起こったかと思うほどの揺れが響いた。
・・・は?
深さ50cm、直径3mくらいのクレーターが出来てるんだけど?
あの武器木製だよね?あんなの喰らったらいくら身体強化してても大怪我だぞ。
「えっへん、私の力はどうだ!恩恵"怪力"を使いこなす私には敵うまい!」
「「「あっ!」」」
他の4大貴族たちが声を上げて驚いている。そりゃ驚くよな、恩恵いきなりばらすんだもんな。
うん、わかった。この子アホだ。
「くらえ~!」
油断していると、さっきより倍近い速さで迫ってきたのだ。
「うおっ!?」
「これも避けるの?!すごいすごい!」
次々繰り出される攻撃はどんどん速くなり、いつの間にか杖で逸らさないといけないまでになっていった。
「アウル君、君って最高だね!こんなに長く持ったの久しぶりだよ!」
一旦背後へと大きくジャンプして距離を取って一息つけたが、あの子はある種の天才かもしれない。
武器は脅威だが、この子には致命的な欠点がある。
いなしたと同時にカウンターを決めてあげると奇麗にヒットする。
恐らくこの子は防御が下手もしくは練習してないのだろう。
結局技を使うことなく、簡単なカウンターを何回か当てた所で勝負は終了となった。
付け加えると、体力もまだまだらしい。
「そこまで!勝者アウル!」
「ふぅ~疲れた~、とりあえずこれで3勝だな」
「驚いたよアウル、君がここまでやるとは思わなかった。どうして10組にいるのか不思議なくらいだ」
うるせー。平民ってだけで10組らしいんだっつーの。今度王女に直訴してやろうかな。
「次は私の番だ。審判はいなくてもいいね?」
「どっちでもいいぞ」
「では行くぞ!」
木剣を構えたアーガイルが突っ込んでくるからとりあえず数合打ち合ってみてわかったが、こいつは強い。それも他の3人に比べて頭一つ出ているといっても過言じゃないだろう。
剣筋、剣速、技のキレや種類、どれをとってもレベルが高い。学生でこいつに勝てる奴はまずほとんどいないはずだ。
・・・だが、それだけだ。
ハイスペックのオールラウンダーと聞けば聞こえはいいだろうが、俺からしたら何も怖くないと感じてしまう。むしろミミュウのような極振り型タイプの方が何が起こるか分からないぶんやり難い。
「やるなアウル、君は俺の好敵手足り得るかもしれない。私も本気を出そう」
「本気・・・だと?」
「魔法と恩恵を使わせてもらおう!身体強化!」
あいつの恩恵は何だ?って消えたぞ?!身体強化も高レベルで展開しているな。空間把握!
・・・・上!俺も迎え撃たせてもらうぞ!
「ブレーディア流剣術 極意の一 雷鳴」
《杖術 太刀の型 紫電・返し》
見えないほど速いアーガイルの真上からの切り込みを、後の先でカウンターを狙うべく技を放った。紫電は詰まるところ、俺の技の中で最速の抜刀術でしかないが、《紫電・返し》はヨルナードとの戦いの中で得た技術の一つだ。
要は最速の抜刀術にカウンター効果を持たせた最速のカウンター抜刀術なのである。
俺の目前をアーガイルの技が通り過ぎ、アーガイルの胴体に俺の技が炸裂する。奇しくも上にいることにより、余計に重力の影響を受けているのかかなりのダメージを与えただろう。
普通の人間なら大怪我どころの騒ぎじゃないが、あいつは高いレベルでの身体強化を発動していたし死にはしていないはずだ。・・・念のために回復魔法はかけておくけど。
「俺の勝ち、でいいよな?」
視線を他の4大貴族に向けると素早く頭を振っているので、俺の勝ちでいいだろう。にしても最後はギリギリだったな・・・。あれが本来の使い慣れた武器だったらもっとキレが良かった可能性もある。
学生とは思えないほど強かったな。それにしてもアーガイルの恩恵って一体何だったんだろう?
気を失っていたアーガイルは30分くらいで目が覚めたらしい。
「・・・私は負けたのだな」
「そうよ。私たちは負けたわ。・・・お姉さまになんて言おうかしら・・・」
「負けちゃったね〜?まぁアウル強かったし、仕方ないじゃん〜?」
「はいです。アウルは強くてカッコよいです。私は3年よりアウル派なのです」
ん?ん〜〜〜〜〜〜?
最後の怪力小柄巨乳がなんか物騒なこと言っていたように聞こえたけど、気のせいだよね。・・・誰か気のせいって言って!あんなキャラが渋滞起こしてる奴、近くにいらんぞ!
そして、俺はそこまでハーレム願望ないし!・・・いや、すでに3人いるのか。まぁ、それはそれだ。
「アウル、我々の負けだ。煮るなり焼くなり好きにしてほしい!敗者はただ勝者に従うのみだ!」
アーガイルに倣うように他の3人も俺の前で跪き始めてしまった。周りには俺らをみるクラスメイト達。影響力のある国の4大貴族の子息息女たちが、たかが平民に負けた上にひれ伏しているのだ。
明日には間違いなく不穏な噂が流れることだろう・・・。
「なんでこうなった…」
「我々は3年のあるグループに指示されて、アウルに喧嘩をふっかけたのだ」
「あぁ、いやそういうことじゃなくてな…ってグループってなんだ?」
「3年にいる帝国の第三皇女を筆頭とする集団だよ。帝国は言わずと知れた大国だからな。我らと言えども、帝国のいうことをないがしろに出来るほど大きい国ではないのでね」
帝国…ね。今んところあんまり関わりないから気にしなかったけど、今後はもう少し情報収集にも気を使ってみようかね。
「それで、我々はどうすれば良い?」
・・・別に他のクラスメイトに怪我人とかいるわけでもないし、俺もいい訓練になったと思えば存外悪いものでもない。
でも何かしらの対応しないと納得しないだろうし。・・・・!!
「じゃあ、俺と友達になってくれよ。今回のことは貸し一つってことで許すからさ。だから頭をあげてくれ」
キョトン という言葉がしっくりくる顔をする4人。俺の言葉は予想外過ぎたか?
「ハハハハハハ、了解したよ。私たちは今日から友達だ!」
「ふ、ふん!仕方ないから友人になってあげます!」
「おおっ!んじゃアウルこれからもよろしく〜!」
「・・・仕方ないです。今回のところはそれで納得しておくのです」
うむ!これでさらに4人の友達ができたぞ!昨日の敵は今日の友ってね!
というかミミュウよ。さっきからなんとなく物騒な発言はやめてくれ。ルナやヨミ、ミレイに聞かれたらただじゃ済まないぞ・・・?
ともあれ友達4人、ゲットだぜ!
細々と更新します。
評価・ブクマしてもらえたら嬉しいです。
 




