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ep.47 騒動のその後



・・・知らない天井だ。いや、昨日見た天井か。ここは俺が昨日泊まった客室のようだ。


俺どうしたんだっけ。あぁそうだ、確か国王にヒールをかけてそこで魔力が尽きて、気を失うように寝たんだったか。



周囲を見回すとルナとヨミの姿はない。と思って体を起こしてボーッとしていると、5分くらいした頃にルナが水差しとコップを持って入って来た。


「!!ご主人様目を覚まされたのですね!お体は大丈夫ですか?何かお変わりはありませんか?お水は飲まれますか?あとは・・・」


「ルナ、問題ない大丈夫だから、落ち着け」


俺を心配してくれているのは嬉しいが、かなり顔が近い。下手すればキスしてしまいそうなほどだ。


「ルナ、顔が近いぞ?」


「あっ!す、すみません!つい・・・ヨミを呼んで来ますね!」


「ヨミは今何しているんだ?」


「魔物をご主人様の故郷に運んだ頃の話をリステニア侯爵に話しているはずです」



なるほど。リステニア侯爵は一応宰相がさせたことの裏どりをしてるのか。そういや、俺が寝てから何時間くらい経ったんだ?


「すまないルナ、俺が寝てどれくらい経った?」


「えっと・・・1日半くらいでしょうか?たくさん寝られるので心配したんですから!」



そう言ってルナは出て行ってしまった。にしても1日半か・・・。確かに疲れてたとはいえかなり寝てしまったようだ。まぁ、そのおかげかかなり頭の中はスッキリしてるか。


ルナが持って来てくれた水を飲みながら窓の外に目をやると、雲ひとつない晴れ晴れとした青空が見える。



・・・とりあえずひと段落みたいだな。入学試験まではまだ数ヶ月あるし一旦家に帰ろうかな。色々やりたいこともあるしね。



今後の流れややりたいことを整理しているとルナとヨミ、それにリステニア侯爵が部屋へと入って来た。




「ご主人様、ご快復おめでとうございます。お待ちしておりました」


「心配かけてすまないね。でももう大丈夫だ」



ヨミと目が合い自然と笑顔になる。2人でホワワンとした雰囲気を作っているとリステニア侯爵とルナの視線が突き刺さってくるのでこの辺でやめておく。



「無事で何よりだ。改めて挨拶させてもらおう。私の名前はリステニア・フォン・ロンダーク。侯爵の位を拝命している。前回は無礼な態度を取って申し訳ない。少々時間が無かったのと、子供だと思って態度が悪くなってしまっていた」


「いえ、私は平民ですので。改めて、私はオーネン村のアウルと言います。あの事は極力他言無用でお願いしますよ?」


あの事というのはもちろん奇跡の料理人云々のことである。


「それは当たり前である。口止め料ももらっているしな」



そう言いながら空になった籠を返される。・・・暗に催促されている気もするので、いつもと違うジャムをのせたクッキーを籠に入れて渡してあげる。


「おお!なんだか催促したみたいで悪いな!そんなつもりは無かったのだがな!ははははは!」


そう言いながらも小さいポーチへと籠をしまっている。どうやらあの小さいポーチはマジックバッグのようだ。



「ところで、ヨミからの聴取は終わりましたか?」


「ああ、それは全く問題ない。こちらでもある程度調査はしていたのでそれの確認も込みなのでな。宰相の家を調べたら今まで色々の悪事の証拠が次々と出て来たのだ。あとアウル君に聞きたいのは宰相についてだ」


そういや宰相は仮死状態にして氷で包んだったんだっけ。まだ1日半なら大丈夫だろうか。もしかしたら死んでいる可能性もあるけど、念のために仮死状態を解除した方がいいかもしれない。


「宰相は多分ですけどまだ生きてますよ。仮死状態にしただけなので」


「なんだと?・・・君には驚かされるな。あの執事と対等に戦って倒した事といい、宰相を止めた事といい。一体何者なんだ。・・・いや、答える必要はないよ。ただ一つだけ確認させてくれ、君は味方か?」


そうか、リステニア侯爵は途中で気を失ったからテンドが出て来たことを知らないんだ。伝えた方がいいのかもしれないけど、これ以上混乱を招いても仕方ないか・・・?それにあいつの今の目的はおそらく俺だ。


今はとりあえず黙っておこう。


「俺は今はこの国の味方ですよ。オーネン村が大好きですからね。・・・ただ、オーネン村や村民を害そうとする奴はたとえ誰であっても許す気は無いですが」


「今は、ね。了解した。私も肝に銘じておくとしよう。下手にオーネン村に手を出すな!などと言ってしまうと逆に勘ぐられるだろうから、騒ぎ立てるような事はしないでおこう」


「ご配慮ありがとうございます」


「時に、君の従者のヨミ君から聞いたがルイーナ魔術学院に入学するそうだね。という事は来年から3年は王都にいるのだろう?たまに我が屋敷へと招待させてもらうので、ぜひ時間のある時に訪れてくれ!もちろんそこの2人も連れて来てくれて構わない。どうかな?」


「はぁ・・・。わかりましたよ。その時はお邪魔させてもらいますよ。その代わり、何か料理やお菓子を作る時は対価をもらいますからね?」


「もちろんだとも!なんでも言ってくれたまえ!私でできる事ならなんでもしよう!なんなら学院宛の紹介状でも書こうか?それがあれば間違いなく入学できるぞ」


まぁ、ありがたい申し出だしちょっとは後ろ髪引かれるけど、そんな裏口入学みたいな事はしない方がいいよな。


という事で丁重に断っておいた。それにルナから聞いた学院の入試内容だったら俺が落ちる事はまず無いだろう。一応1ヶ月前から勉強はするけどね。



その後もリステニア侯爵と今回の事件について色々と話した後に、侯爵は帰って行った。なんでもリステニア侯爵家は陛下から密命を受けて国内の不穏分子を摘発する仕事を代々やっているらしい。

そんな事俺に教えていいのかと思ったが、秘密の共有だそうだ。これでお互いに信頼できるだろう?とのことだ。見た目は中々迫力のある人だが、意外としっかりした人らしい。


・・・体の管理もしっかりやればいいのに、と思うのは仕方ない。


あと、俺の体調が戻ったら国王との謁見が決まっているらしい。ただし今回は非公式のものらしく、参加するのはごく限られた上位の貴族だけだそうだ。


一応体調は戻っているが、大事を見て今日いっぱいは休む予定だ。なので明日の朝一に国王との謁見することになった。



ぐぅ〜。



部屋で外を見ながらのんびりしているとお腹がなってしまった。・・・ルナの。


「うふふ、ルナもお腹が空いているようですし時間もお昼ですからご飯にしましょうか。メイドさんにお昼の用意をお願いして来ますね」



ルナも恥ずかしいのか顔を赤くしながらヨミについて行ってしまった。そういや俺もお腹すいたな・・・。家に帰ったら久しぶりにパスタでも作ろうかな。あと、村にお土産を買って帰らなきゃ。


確か、迷宮の森エリアに果実がなっているところもあったはずだからいくつか収穫して行こう。それに肉はたくさんあるから燻製も作っておかなきゃ。炭も大量に作っておこう。



・・・うーん、今はまだ学院に行かないからいいけど、学院が始まったら時間がなくなるな。ルナとヨミに頼んでもいいけど2人には冒険者稼業をやっていてもらうつもりだしな。


商会を立ち上げてもいいけど商売のいろはを知らないから大変だろうし。やっぱりレブラントさんにレシピの販売をするしか無いか。色々と迷惑かけてるけど儲けも出ているだろうからいいよね?一応今度話に行こうかな。大部分を任せちゃって、俺やルナ達しかできない部分だけはこっちでやろう。


今となってはルナとヨミだけでサンダーイーグルの羽毛を集められるしね。炭は俺も使いたいから週末とかに一気に作っておこう。肉串のおっちゃんにも炭を卸さないとだし、肉はルナとヨミに任せちゃおう。


冒険者のランクを2人が上げといてくれれば、俺が冒険者ギルドに入る時に色々融通が利くかもしれない。




部屋で待っているとルナとヨミが台車にご飯を乗せて持って来てくれた。お腹に優しいようにか麦粥と干し野菜のスープだった。質素だけどちょうどいいかもしれない。


ルナは足りなそうだったので前に焼いておいた炭火焼き鳥を出してあげると喜んで食べている。ヨミも足りなかったのかパクパク食べている。


うちの子達は読んで字のごとく肉食系だ。



そのあともランドルフ辺境伯や第2王子がお見舞いに来てくれたが、他愛のない世間話をして帰って行った。第2王子はそれとなく勧誘して来たけど、素知らぬふりでスルーしておいた。いまいち掴めない人だ。今後も接触して来そうだけど要注意人物だな。



さすがに夜は同じベッドで寝ようとは言ってこなかったのでまた1人でぐっすりと寝ることができた。2人は夕方からいなくなったのでどうしたのかと思っていると、どうやらここのメイド長にメイドとしてのなんたるかを学んでいるらしい。夜もビシバシと鍛えられたそうだ。南無。





朝目覚めると体調も完璧でさすが王城のベッドだと感心した。きっとマットレスが違うんだろうな。掛け布団はうちもサンダーイーグルの最高級のものを使っているけどマットレスは市販のものだ。


外は白んで来ているけど日は登ってないので、日課の魔力の鍛錬と杖術の型の練習をする。着々と杖術の型を取り戻して来ているのがわかるが、まだまだだ。レベルによる恩恵に振り回されている感じもあるから、村に帰る前に数日迷宮に篭ろうかな。



「「おはようございますご主人様」」


鍛錬を終えて体をタオルで拭いていると2人がノックをして入って来た。・・・俺も何気なく入っていいと言ってしまったが、上半身は裸だ。別に見られて困るような体ではないが、ルナが顔を少し赤らめている。


そんな反応されるとこっちも恥ずかしいんだけど?!ヨミさん、舌舐めずりはやめなさい!



朝ごはんは白パンとサラダ、炙りベーコンと干し野菜のスープだ。王城でも当たり前のようにベーコンが出てくるが、やはり冬ということもあって新鮮な肉はあまりないみたいだ。


確かに干し肉よりは断然美味いしね。でもここまで販路が確保されてるなら燻製の絶対量は足りないだろうに。レブラントさんへのレシピの販売は急務かもしれない。いい趣味だったけど、そろそろ新しい趣味も見つけたいし、ちょうどいいかもね。


ピタパンに次いでクッキーや燻製のレシピを売っちゃおう。10歳にして不労所得があるってのは素晴らしいけど、これで胡座をかいちゃったらつまらない。


稼いだお金を使って村を発展させてみようかな?魔法でやってもいいけど時間かかるし、村長にお金渡して公共事業みたいな感じで村を整備してみよう!


そうしたら経済も回るし村もよくなる。もしかしたら治安が悪化するかもしれないしやっぱりゴーレムの研究も進めないと。


村の防備と治安維持をゴーレムにも手伝わせることができたらかなり安心できる。数体は自重無しな凄いのを作る予定だ。・・・作れればだけどね。それにやっとオーブに魔力が溜まりきった。もう一度迷宮に入った際にゴーレム部品の回収と技術の回収ができればそれなりの結果が出せる気がする。



「ご主人様、なんだか嬉しそうですね。何かいいことでもあったんですか?」

「うふふ、にやけているご主人様もかっこいいです」


おっと、いつの間にかにやけていたようだ。早く村に帰りたいなぁ。



ご飯を食べ終えた後はメイドさん達が入って来て謁見の準備をしてくれた。2人も着替えることになったのだが、前回とは違うドレスを着せてくれたようだ。しかも前回のも合わせてドレスをくれるという。白金貨が必要そうなほど高価そうなのに、くれるとはさすが王族。



前回通った道を歩きながら謁見の間へと進む。騎士さんが扉を開けてくれたので進んで以前と同じように謁見が進む。


周りにいるのはアダムズ公爵家、ランドルフ辺境伯家、リステニア侯爵家がいる。どうやら俺と関わりのある貴族だけにしてくれたみたいだ。アダムズ公爵様が俺にウインクしてくれたところを見ると、あの人が手を回してくてたようだ。あとでお礼を言いに行かないとな。



「アウルよ此度も誠によくやった。お主のおかげで余も他の貴族も死なずに済んだ。事態を把握しきっていない貴族も多いが、今回は知っている者に緘口令をしかせてもらった。これ以上下手に騒ぐと貴族達がお主に接触しようと手を回す可能性があるのでな」


「いえ、陛下のご配慮に感謝致します。しかしながら、私や私の従者、故郷に手を出そうとする者には一切の躊躇なく反撃するつもりですので問題ありません」


「それでは余が困るのだ。これ以上貴族たちに何かあっては国が立ち行かなくなってしまうわい。少しの間に伯爵に宰相がいなくなったのだ。これから宰相の座を得ようと画策する貴族達もいるだろうし大変なのだ。そうだアウルよ。今回のお前の功績はあまりにも大きい。何せ国を救った英雄なのだからな。そこでだがお主、貴族になるつもりはないか?」


「貴族ですか・・・」



これは少し予感していたことだ。ここまでの功績や能力を見せて、国王が俺を野放しにするとは思えなかった。俺でも爵位を叙爵して国に取り込もうとしてしまうだろう。


「もちろん今すぐにというわけではないぞ?学院を受験予定と聞いたので早くても学院を卒業してからになる。それまでに考えてくれれば良い。なんならうちのエリザベスを貰ってくれても良いのだぞ?」



ニヤニヤとしながら話してくる国王はどうやら俺の反応を見て楽しんでいるのかもしれない。しかし、やられっぱなしというのは性に合わないな・・・。



「そうですね、貴族になるかどうかは考えさせてもらいます」


第3王女についてはとりあえず華麗にスルーしておいた。



「それで良い。あとは今回の功績に対する褒賞だが何か欲しいものはあるか?」


「そうですね・・・。お金は前回の褒賞でたくさんもらいましたし特に今欲しいものはありませんので、貸しをひとつ。ということにさせてもらいますね?」


「・・・・・・」


国王はさすがにそんな返しが来るとは思わなかったのかぽかんとしている。これで一矢報いれたかな?


「わはははははは!!そうかそうか!国王である余に貸しひとつか!これは一本取られたな!よしわかった。今回の一件は貸しひとつということでよかろう。それにしてもこれは大きい借りを作ってしまったものだな」


「はい、何かあった際は遠慮なく頼らせて貰うこととします」


「なかなか肝の据わった子供だ。10歳とは思えんよ。これからも何かと縁のありそうな気がするわ!ではこれで謁見は終了だ」



なんとか無事に謁見は終わることができた。そして今は国王が手配してくれた馬車に乗って家へと帰っているところだ。




「なんだか久しぶりの我が家な気がするよ〜!」


「おかえりなさいませご主人様」

「うふふ、私たちはお家のお掃除をしますのでごゆっくりと休んでくださいね」



2人も疲れているだろうに掃除をしてくれるそうだ。お昼ももうすぐなので今日のお昼は俺が作ろうかな。


家に帰ったらパスタを食べると決めていたので、山盛りのパスタを茹でるつもりだ。牛乳と生クリームはまだあるし、卵もある。昔作ったグアンチャーレもあるので今日はカルボナーラにしよう。



お昼の献立は、カルボナーラ、ポトフ、茄子の唐揚げ、アプルジュースだ。やっぱり茄子は美味い。早く冬が終わらないかな。畑を作らないと。


というかビニールに変わる何かを見つけられないかな?温室さえあればいつでも野菜が作れるし、オーネン村で流行らせれば村民たちがもっと美味しいものを食べられるようになるな!


上手くいったらレブラントさんに売ってやれば国中に広まるだろう。よし、今後の目標はゴーレム研究と温室、あとは村の発展とワインの作成、レシピを売るための準備と魔道具の試作、テンドに対抗するためのレベリングか。




・・・え、俺やること多くない?さすがに色々とやりすぎたな。でもまぁ何もやることないよりはいいよね。なんとか1週間である程度終わらせないと。


「ご主人様、お家の掃除が終わりました」

「うふふ、久しぶりのご主人様の手料理です」


「いただきます」

「「いただきます」」




「2人とも、明日からは色々やることがあるけど手伝ってくれるかい?」


「もちろんですご主人様!」

「私たちに任せてくださいご主人様」



「それと、用事が全部済めば年末は俺の故郷に一度帰ろうと思うんだけど、2人はどうする?」


「えっと、どうする?というのは?」

「うふふ、ご両親に私たちを紹介してもらえるということですか?」


「えっと、まぁそんな感じかな?もし王都に居たければここで待っててもいいし」


「行きます!!」

「是非紹介してほしいわ。お土産を買って行った方がいいかもしれないわね」

「そうね、今度たくさん買いに行きましょう」

「あとは何が必要かしら?」

「うーん・・・でも・・・」



おっと?どうやら変なスイッチを入れちゃったみたいだ。でも2人とも来るみたいだし、ちゃんと紹介しないとな。


・・・あ。ミレイちゃんにはなんて言おう。




・・・・・



まぁ、なるようになるか!うん、いざとなったらケーキをあげて誤魔化そう!それに特にやましいことはしてない・・・よね?



ミレイちゃんに紹介する際にまたひと騒動あるのだが、それはもう少し後の話である。

ちょっとずつ更新します。

評価・ブクマしてもらえたら嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
なろうらしさ満点で十分だね。もちろんのろう出身でも出来のいいのはあるけども凡庸の枠から出られずやっぱりねと思ってしまう作りの甘さが滲んでいてどんまいって感じ。
[一言] 宰相の幼少期とアウルがどうしても重なってしまう どちらも美人な母親を持つだけに もしかしたらアウルも母親を連れて行かれて 宰相みたくなる可能性が少なからずあったというのか
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