外部サイトによるポイントの誘導についての私見
初めましての方が多いかと思います、20時18分と申します。
私は普段、Twitterを利用して宣伝を行っております。その中で、賛否わかれていたり個人的に思うところがありましたので、こういう形で残してみます。
本題としては「好意の返報性による相互補助をどう取るべきか」です。
前もって言いますが、別に糾弾したいわけではありません。ただ、モヤっとすることはあるなと思うので言語化してスッキリするのを目的としているだけです。
SNSの大きな運用目的は「宣伝」よりも「コミュニケーション」に大きく比重が傾ているのは、そのサービスの性質上当然であるとは思っております。だからこそ、作家は互いにコミュニケーションを取り、作品それ自体についてや物書き同士だからこそ出る悩みを共有したりというものでしょう。
これらは至って健全な利用であり、むしろそうすることの方が適切かと思います。ちなみに私は全くそういうことは出来てませんが……
ここにおいて、相手の作品に対して「〇〇さんが書いている」という補正は否が応でも発生するかと考えられます。
それで読んでみること、何かしらのアクションを仕掛けて数字による応援に発展するのも然るべき経過だとは思います。情という部分でありましょうし、作者を知って作品に興味が出ることも自然かと思います。
ただ、それに対して「お返し」の気持ちが発生してしまうこと。これも避けられないかと思います。人間誰しも、貰いっぱなしということに抵抗があるのかもしれません。国民性か、あるいは世間体とも言い換えられるやもしれませんが。
そこは置いておくにしても、結果として「相互補助」に収束してしまうこと。実際問題として、これがSNS利用による強みではあるかと思いますが、そのコミュニケーションを見ていない当サイトのみの利用者を考えるとどうなのだろう、と思うのです。
私も上記のことは多かれ少なかれしておりますが、これは「宣伝」や「交流」に対する成果とみるか、あるいは「相互補助」を意図したものとみるか。考え方次第ではありますが、「努力」と「不正(ないしはグレーな行為)」が紙一重にように思えます。
極論として、読み手は「面白ければ何でも良い」のかなとは思います。ただ、創作者は何かと過程を気にしがちかなとも思いますし、気になります。
これらが短時間で局所的に起これば、ランキングにも影響し得るわけです。
以下、個人の見解ですが……
私は、そこも当人の努力ではあると思っております。当サイトに限らず、それこそ動画サイト等でも相互に補助をして規模の拡大を成していくわけです。また、実力だけでどうにかなれる程甘くもなく、膨大な数のひとつに過ぎない以上、まずは人目に触れる努力をしなければ始まりません。
他方で、「それは正当な評価なのだろうか?」という疑問は付きまとうわけです。いつでも上がる「芸術とはなんぞや」という話題に収束はしますが、作品に対しての筆者による補正が強いことで結果に繋がるのは首を傾げてしまいます。
ただ、これが何においても根幹を成しているとは思います。でも、その比重がおかしく見えるというのが最近SNSを利用してて感じるところであります。これはあくまで個人の匙加減で見て、であります。
良い点・悪い点どちらも包括してはいるのですが、私にはこの先で当サイトがどうなっていくかよくわかりません。
現状で問題ないとも思いますが、誰かと共有したかったので書かせて頂きました。
おそらく、ポイントの爆発力は意図しなければ生み出せないとも考えられます。その辺りの実際問題、あるいはご意見を頂けたら嬉しいです。単純に、他者の意見として読みたいだけであります。
より多くの人が健やかに筆を進められるよう祈っております。中時間程お付き合い頂きありがとうございました。