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後編
ドラゴン・ノア・・・
それは、UFOと竜を融合したようなマシン。
「とう!」
ガバンは、ドラゴン・ノアに飛び乗る。
どういうジャンプ力をしているのか・・・
そして、かめ○め波の構えをとる。
「ドラグ・キャノン!」
ドラゴン・ノアの口からビームが、発射される。
「ぎゃあああ!!」
今度こそ、粉々にされる「毒ガス怪人」。
そして・・・
「本日付で、宇宙警察地球署長として配備されました、ガバンこと一条劣です!
人員と設備が整うまで、よろしくお願いいたします!」
刑事だけに、かなりお堅い。
しかし、みんなマイペースであった・・・
「・・・・・・」
やがて、トリノが一条の肩に手を置く。
「気にしないでいい。
自由にやりたまえ。」
自由すぎる・・・
筋トレをしている集団・・・
鬱なオーラを出している青年・・・
家柄がどうだのと騒ぐ、貴族のような連中・・・
晩御飯中の、五兄弟・・・
「自分は、ここに馴染めるんだろうか?
ははは・・・」
がんばれ、宇宙刑事ガバン!
なんとか、このまとまりのない連中に馴染むんだ!