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魔王の嫁は勇者様  作者: GN-Va
二章 日常と目族と
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魔王、情報を聞く

今回も大分短いです。……話が結構難産中です。

我が、一つ目族の族長の家に泊まり一日立った。

その泊まっている間には特に何も無かった。


「俺は、先にあの場の確認をしていたあいつに話を聞いてきますので、魔王様はここに」

「あぁ、分かった。」


ガデンは我にそう言うと、我はそれを承諾した。

そして、ガデンは己の家から出て、族長の屋敷へと移動して行った。

我は、ガデンが出て行ってから借りている部屋へと戻り、情報とこれからどうするかを考えるためクリア達を呼び出した。


「クリアよ、いるか」

「はっ……ここに」


我が呼び出すといつも通りにクリアが我の前に現れた。


「昨日の屋敷消失は何か掴んだか?」

「……いえ、私達もまったくまだ掴めていません。ただ……」

「ただ?」


我は、クリアが言いよどんだことに疑問を持ち問い返した。


「……その屋敷が消える前の時間にレッド殿がその屋敷へと入っていっているのを見ました。」

「……そうか。」


我はそこでレッドがどうなったのかを気になった。

それもそのはず少しの間でも旅をした人物だったからだ。


「それで、安否は確認できているのか?」

「はい、一応のところは付けて置いたものの反応が消えていないので生きてはいます。」

「それを聞いて少しは安心した。」

「はい」

「それで、それ以外に何かつかんだことはないか?」

「そうですね……」


それから、クリアはいろいろと我に掴んだ情報を伝えてきた。

その情報の中にはいろいろと気になることも多々あった。


「ふむ……三つ目族の族長の屋敷に身元不明の人物が立ち入っているか……」

「はい、しかし……その人物の正体がいまだ掴めていません」

「……そうか、引き続き調査せよ。ただ早めにな」

「御意、では。」


我はクリアにそう命令し、クリアはその命令を受けすぐさま消えた。


「さて、我はどう動くべきか……」


そして、我はどう動くか考え始めた。

ただ、考えても特にこれといったことは考え浮かばなかったが……


「しかたあるまい、我も動くとするべきだろう」


結果的に、そう考え、我は我として動くことにした。


□□□


「……魔王様、どちらに行かれるおつもりで?」


我が、借りている部屋から出て玄関の方へ歩いていると、ブルーが我に話しかけてきた。


「少しな……」

「……そうですか、では俺もついて行きます。」

「……そうか。」

「……えぇ、親父にも警戒しておくようにと言っていましたから。」

「そうだったな。」


ブルーはそう言い、我はそれに肯いた。

そして、我はガデンの家から外へと出て行った。


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