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はじめに〜登録の挨拶にかえて
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きっかけは、そもそも……二十歳前後にまで遡る。
高校時代から付き合いのあるクラスメイトの友人宅で雑談をして、夕刻、居酒屋にでも行くか、という流れになった。俺がお酒を飲めないことは連中も知っている。毎度のように、話に耳を傾けながら、たこ焼きや揚げだし豆腐などのツマミをパクついていると、突然その日に、風俗(店)の話になった。
話の主体になってるのは、公務員のNくん。高校時代から遊び歩っていて、高三にして「夜の仙人」とアダ名が付いていた。話の内容からすると"どんなことをヤッたの?"とか"最後までヤッたの?"といった事らしい。今でこそ、話の詳細まで理解できるが、その時はチンプンカンプンだった。ただ、エロい話だということは、俺にも分かった。
この物語は、無名の一個人の風俗日記である。