第三話
消毒液の臭い。
白いベッド。
白い天井。
私は・・・
「むぅぅ~、結局保健室送りだし」
思わず泣き言が漏れる。
体調を崩している事を看破されてしまった私は、良子おばさんの呼び出しを受けた、保険医の夏美先生に連れられて今現は保健室のベット上に座らされている。
「うぅ、軟禁されてしまった・・・」
「こら、物騒な事言わないの!」
少し笑いを含んだ女性の声、肩胛骨の下ほどまで伸びた黒髪を揺らして、保健室備え付けのパイプ椅子を私の正面に成るように置いた夏美先生は、座りながら声を掛けてきた。
保険医『日高 夏美』先生。
顔には銀縁で薄いフレームの眼鏡、その奥に光るのはブラウンの瞳。白衣の下には、同性の私から見ても魅力的と言える肢体が、隠されている。
うん、何だろうね?このメロン・・・
幾分、ぼっぉとする頭で私は、考える。
ふふ、うん平気・・・私は平気。
そうよ【向こうの私】の身体は、それなりにスタイル良かったんだから、こっちの私だってきっと何時かは!
発育不全だって、病気のせいな訳だし。
今の状態なら、きっと大丈夫よね?ほら症状も改善しているらしいし、きっと身体の方もこれから育つはず!うん、そうよファイトよ翼!!
あ、でも流石に此処までの大きさは要らないかな?
もみもみ。
肩こりそうだしね?
「・・・市ノ瀬さん?先生、そっちの趣味は無いんだけど」
「え?・・・って、あわわっ!」
先生の言葉に、私は無意識の内に両手を伸して鷲掴みにしていた先生の熟れすぎたメロンから、慌てて手を離した。
「わっわ!ご、ご免なさい先生、羨ましくってつい!」
焦って謝る私に、夏美先生は。
「羨ましいって・・・翼ちゃん、結構天然なのね?」
と、笑って返す。
そっか、私って天然なんだ・・・って、呼び方も下の名前に変わってるし、要するに子供っぽいって事だよね?
はうぅ・・・
なんで、あんな奇行に走ったんだろう?やっぱりこの、ぼおっとしてる頭のせいかな・・・熱があるのかも。
そんな事を考えてる私に「取り敢えず、熱を測りましょうか」と、まるで私の考えを読み取った様に夏美先生は言うと、体温計を渡してくれた。
私は、着ていたブレザーのを脱ぐと。胸の赤いリボンを襟元から外して、下のシャツのボタンを上から数個外し。
受け取った、体温計を左脇の下へ差し入れた。
因みにこの学校の制服は、冬はブレザー、夏はセーラータイプに成っていて。
冬が黒を基調としたブレザーとスカート。インナーは、シャツと寒ければウールのベストを着込める。スカートのほうは、無地のスカートとチェックのスカートの2種類。
其れから胸元のリボンは、ネクタイタイプも選べて、1年が赤、2年が青、3年が銀色と成っていて学年が直ぐ判る。
夏は、青のラインが入った白が基調のセーラータイプで。リボン、ネクタイ、スカートのデザインは同じ。
スカートに関しては夏用に薄い生地に成っているのが特徴。透けちゃいそうで心配だけど、編み方に工夫がしてあって透けにくくなってるって話。
あとは、えっと?あ、そうそう。ベストの色は、白と黒の2種類。それと、夏のセーラー、冬のブレザー共通で、制服左胸ポケットの上にフェルト生地で出来た、校章が縫い込んである。
校章のデザインモチーフは『燕』をデフォルメした物が使われていて、これは学校の名前にも入ってる『如月』の語源【前年の旧暦八月に『雁』が来て、更に『燕』が来る頃であるから「来更来」】と言う由来から取っているとの事。
何故、『雁』じゃなくて『燕』なのかと言うと。これは良子おばさんが『燕』のほうが好きだからって事みたい。
職権乱用??
と言う事で、今は5月だから、来月にはセーラーになるかな?それと、男子の制服もブレザータイプに成ってて、ズボンは無地のみ。あと当然だけど、リボンも無くてネクタイしか選べないみたい。
って、男子が大きなリボン胸元に付けてたら、違和感あるから無いのは当たり前よね。
「取り敢えず熱を測ったら、午前中は此処で大人しくしていなさいね」
「はい」
保健室にまで付き添ってくれたお母さんは、これ以上学校に居てもしかたないので、先に家に戻っている。
本当は、今日は一旦家に戻って後日出直しなさいって説得されたけど、私の「せめて、クラスに挨拶をしておきたい」って我が儘を聞いてくれて渋々家に戻った。
帰り際に。
「今より、調子が悪くなったら直ぐに連絡を入れなさいね。迎えにくるからね?」
と、ちょっと心配顔で言わちゃった・・・
御免ねお母さん。我が儘を聞いてくれて有り難う。
ちなみに、良子おばさんが呼ぶと言っていた私の担任になる先生は、午後改めて保健室に呼び出すそうで。まだ会ってはいない。
ピピピピピ ピー
電子音が、胸元から響く。
「ん、熱計れたかな?見せて?」
夏美先生の言葉に、私は測り終えた体温計を抜き取ると、手渡した。
体温計に表示されている、数字を見て。
「ん~ 37度4分か・・・翼ちゃんは平熱はどれくらいなの?」
と、私に確認するように聞いてくる。
「あっはい、調子の良いときは、36度2分くらいです」
「そっか、朝はどうだったの?」
「はい、朝は平熱でした」
普段から体調に問題のある私は、習慣的に体温を測る癖が付いていた。得に今日は、始めての登校だし、朝はちゃんと体温を測っていた。
結局熱出してるから意味なかったけど・・・
「なるほどね、取り敢えず微熱が有ると。先生としては、今日は帰宅する事を勧めるけど・・・」
そう言うと、私の顔をじっと見て。
「その顔じゃ帰りそうもないわね」
少し困ったように、首を傾げて言う。
うぅう~そんなに判りやすいのかな・・・
「すみません」
「ん、まぁ良いわ。でも熱が上がるようなら家に帰すからね?」
「が、頑張って下げます」
そう言い返すと、夏美先生は突然笑い出した。
「ぷ!あはははは!面白い事を言うわね、頑張ちゃうと逆に熱が上がるわよ!」
「むうぅ」
なんだか、笑われてばかりだ。
暫く笑った後、真面目な顔に成ると「少し聞きたい事が有るけれど良いかな?」と聞いてきた。
「あ、はい何ですか?」
「うん、貴女の現在の病状を記したカルテを受け取ってるんだけど」
「はい・・・」
「えーと、貴女の病気・・・完治はしていないのよね?」
出てきた言葉は、予想通りの物だった。
「はい、お医者様の話では『現状が最も最善で、何故か病気が進行してない』と言っていました」
「う~ん、先生はただの保険医だから。貴女の病気について詳しく分かる訳じゃないけれど」
ひと息いれて、言葉を繋ぐ。
「要するに、『何故か最悪の状態から改善されて』さらに『病気が進行しない』って事よね?」
「そういう事らしいです」
「う~ん、不思議な事もあるものねぇ」
そもそも、今私が生きている事は本来ならあり得ない事。
根本的に遺伝子異常の有る私の身体は『白山翼』と言う名の『もう一人の私』その、あり得ない筈のファクターによって支えられている状態。
あの時起きたことは、本当に奇跡としか言いようが無いものなので。その奇跡を持ってしても『私』が『私』で有る限り、生まれ持った特性である遺伝子異常は改善されない。
と言うよりも、遺伝子異常があるからこそ私なのだ・・・と言う事らしい。
自分で言っていて、混乱するけれど。そもそも、この状態について教えてくれた
【存在】事態が、夢物語の様の物だから説明が難しいというか・・・
「・・・ちゃん・・・翼ちゃん??」
「えっ、あ、はい」
あう、しまった。考え込んでいて、夏美先生の声に気がつかなかった。
「うーん、ほんとに大丈夫かな??」
直ぐに返事を返さなかった私を、眼鏡奥の瞳を細めて、疑うように見つめてくる。
「うっ、少し休めば大丈夫だと思います・・・」
私の返す言葉を聞いた夏美先生は、少しだけ呆れた顔に成って「取り敢えず、お昼休みまで寝ていなさい」と言って、私に横に成るように勧めてくる。
私が、その言葉に従って、ベットに横に成ろうとすると。
「あ、ちょっと待ってね、制服のままじゃ皺になっちゃうから」
そう言うと、保健室に備え付けられているキャビネットの一角から、白い衣服らしい物を取り出し。
「此に、着替えない?」
と、私に差し出してきてた。
「えっと?」
困惑する私に、夏美先生は。
「生徒から要望があってね、休むとき用に簡易寝間着を用意してあるのよ。制服で寝るより楽よ?」
その説明に私は「有り難う御座います」と受け取り、寝間着を広げてみる。
「ワンピースなんですね」
肩口まで覆う、三分袖の白いスリップ。簡易って言うだけあってシンプルなデザインの寝間着だった。
「これは女子用ね、此処に有るのでは一番小さいサイズよ」
あ、矢っ張り一番小さいのですか・・・そうですか・・・そうですよね。
私はちょっぴり落胆しつつ、制服を脱ぐと、寝間着に着替え始めた。
着替えている最中、下着姿の私を見た夏美先生が「あら、ソフトブラなのね。可愛いわねぇ」とポツリと呟いたのを聞いて、地味に落ち込んだのは内緒にして下さい・・・
「あ、ブラも外した方が良いわよ?寝汗かくだろうしね?」
この上まだ、私を追い詰めますか??
「制服と下着は、畳んでベット横の棚の上に置いておくから、ゆっくり休みなさい」
私が脱いだ制服を受け取った夏美先生は、ベットの周りを囲むように備え付けられているカーテンを閉めてくれる、その姿を見ながら私は「有り難う、御座います。夏美先生」と返事を返し。
横に成って、真っ白なシーツを引き上げると、ゆっくりと目を閉じた。
夢。
夢を見ている。
懐かしい夢。
そして。
悲しい夢・・・
「ねえ翼・・・もし・・・生まれ変われたら・・・また・・・とも・・・で・・・いよう・・・ね」
「由美!・・・ねえ・・・ゆみ!・・・やだよ、こんなの」
「つ・・・ば・・・・・・さ・・・生きて・・・ね」
どん!
「ゆみぃぃぃぃぃぃ!」
身体の半分を、闇に浸食されながら私の幼なじみは。
最後の力を振り絞って。
私を、割れた窓の外に押し出した。
落下。
その瞬間、闇がビルを飲み込む。
大切な、大切な、幼なじみは目の前のビルと共に消えた・・・もう居ない。
ぼふりと、なにか柔らかい物に包み込まれ。
「大丈夫か!」
男の人の声が聞こえて。
私の意識は、そこで途切れた・・・
『ねえ、翼?』
「平和になったら・・・」
「病気が治ったら・・・」
『また一緒に、学校に行こうね』
『約束だよ?』
異なる世界を渡る、一つの思い。
由美・・・私・・・
約束・・・守れなかったね。
「つぅ・・・はっ!由美ぃ!!」
ぎしり!と音を立てて、私はベットの上で跳ね起きた。
そして、急激に身体を動かした反動で、目がくらみ。倒れるように、ぼふりと枕に頭を埋める。
視界に入るのは、白い天井と周りの囲む白いカーテン。
涙が頬をつたい落ちるのを感じる。
息が切れる・・・動悸が激しい・・・
鼻腔の奥に、つんと熱い感覚がこみ上げ。
「はっ・・・うっ・・・こ、ここは?」
夢と現実の狭間で、私は自分がいる場所が判らなく成る。
「ん・・・どうして生きて・・・え?・・・あっ違う私は・・・」
ぽろぽろと流れ続ける涙もそのままに、呆然と天井を暫く見続けた私は、動機が収まると共に、今居る場所が学校の保健室で有る事を思い出した。
「夢・・・か」
嫌な夢・・・
「はぁ、こっちの世界の由美は、元気にしてるのかな・・・」
呟き漏れるのは、大切な幼なじみの名前。病気が悪化してから会わなくなってもう2年以上経つ。
「会いたいなぁ」
そして思う、こちらの世界の由美は、死に別れた訳じゃない生きている。ならもう一度会うことが出来る。
「そうよね、長期休暇に入ったら。あの街に帰ってみよう・・・」
気落ちばかりもしていられない、希望があるなら前を向こう。私は、頬を流れ落ちる涙を手の甲で拭ぬぐい取ると、横に成っていてた身体をゆっくりと起こした。
寝間着が、汗ばんだ身体に纏わり付く。
「うぅ、すごい寝汗」
熱のせいか、夢見のせいか、私の身体はかなりを発汗をしていた。髪も幾分湿気ってるみたい。
「身体、拭きたいな・・・そう言えば今、何時なんだろう?」
ベットの周りを囲む、カーテンを開けて「夏美先生?」と声を掛けてみたけれど、返事が返ってこない。
ひょいっと、顔をだして室内を見回してみる。
「だれも居ない?」
保険室内には、私しか居ないみたい。隣に並んでる二つのベットにも、誰も寝ていないし本当に一人みたいね。
「先生、何処いったのかな?」
私は呟きながら、足を下ろすと備え付けのスリッパに通して、ベットから抜け出した。
きょろきょろと見回すと、壁の一角に取り付けてある大きめの時計が、視界に入ってきた。
「午後2時・・・結構寝てたんだ・・・つっ・・・くちゅん!」
ぶるりと、身体が震えて。クシャミが出た。
「あう、いけない。このままじゃ身体冷えちゃう」
汗をかいたお陰か、頭はハッキリしている。熱は下がってる見たい、でもこのまま濡れた寝間着を着たままじゃ、折角さがった熱がぶり返しちゃう。
「何処かにタオル無いかな・・・」
私は、夏美先生が寝間着を出してくれたキャビネットの中を探してみる事にした。程なくして、中から清潔なタオルを見つけた。
「よかった」
私は、ベットに戻ると寝間着を頭から脱いで、汗で濡れる身体にタオルを当てる。
「ブラ、外して置いて良かった」
ちょっと恥ずかしかったけど、先生の言うとおりだった。
張り付いたブラを付けっぱなしにするのは、気持ち悪いしね。
そして私は『良かった』などと言う言葉を、直ぐに後悔する事になる。
って言うか、カーテン閉めとくべきでした!!
コンコン!
「へ?」
「日高先生居ますか?」
私がベットの上で、身体を拭いていると。突然保健室の扉をノックする音が聞こえて、男の人の声が聞こえてきた。
ガラガラガラ
擦るような音を立てて、扉が横に開く。
「打ち身をしてしまって、湿布を頂きたいのですが・・・」
「ふえ?え?え?」
丁度胸元を拭いていた私は、入ってきた男子学生の顔を見て固まる。
「か・・・彼方・・・さん?」
「え?」
故意か偶然か、その人は私の知る人だった。
少しつり上がった鋭い目。でも笑うと、とても優しい瞳に成る事を私は知っている。そして固い髪質の黒髪を後ろに流すようにセットされた髪型、浅黒い肌。
180㎝近い長身の身体を制服に身を包んだ彼は、私の声に反応するように身体を向けると。
「翼・・・ちゃん?」
と、確認するように私の名前を呼んで・・・
固まった。
「・・・」
「・・・」
あれ?今私、どんな格好してたっけ?
瞬きを数回繰り返して。
恐る恐る、視線を下に向けてみた。
目に入るのは、胸元を拭きかけで固まってるタオルを持った右手。
剥き出しの足に、下着はパンツ一枚・・・
視線を上げみると、入り口で未だに固まったままの男が一人。
その頬は、浅黒い肌であっても、其れと判るほど赤くなっいた・・・
もう一度下を見る。
現実は変わらず・・・うら若き乙女としては、絶対に人様(得に男の子)にはお見せできない姿。
って言うか、この体勢だと・・・右胸が・・・相手に見え・・・見え・・・
「つっ・・・きゃぁぁぁぁぁあああ!」
「うわぁあ、すっすまない!」
止まっていた、時間が突然動き出す。
悲鳴を上げながら目をつぶり、自分の身体を抱きしめるように隠す私。その声に反応して、慌てる声が私の耳に届いて。
瞬間私は、入れてはいけない【スイッチ】を、無意識に入れていた。
びゅん!
突然、風を切って、何かが飛ぶ気配がして。
ゴス!!
固い物同士がぶつかる、痛々しい音が室内に響いた。
ガシャリ!
「ぐぉ・・・ど、どこから椅子が・・・飛んできた・・・」
どさ!
何か金属を思わせる落下音の後、消え入る様な声と、人が倒れる音が聞こえてくる。
「・・・・・・」
その音を聞いて、内心ヒヤリと汗を流す私・・・ひょっとして、やっちゃいましたか??
閉じていた目を、恐る恐る開けると。視界に飛び込んできたのは、保健室の入り口付近で廊下側に俯せになって倒れる男子学生の姿。
後頭部には漫画みたいな、たんこぶ。
遺体?の直ぐ横には保健室備え付けの、パイプ椅子が転がってる。
「あわわ、かっ彼方さん!どっどうしよう!やっちゃった!?」
あわあわと頭を抱えて、ベットの上で私がパニックに成っていると。
「何だ!今の悲鳴と音は!・・・っておい大丈夫か!」
又もや、男性の声。
目を向けると、其処には倒れている彼方さんの横に屈んで、声をかけている私服を着た男性の姿。
「ひっ!」
頭を抱えたポーズのまま、私は固まる。
こっ、こっち見ないでー!
でも、神様は優しくありませんでした。
「日高先生は居ないのか!」
男性は、声を上げると私の居る室内に、視線を移して。
私の姿を、視界に・・・
びゅん!
ゴス!!
「ぐはぁぁぁぁ!」
どさ!
本日二人目の犠牲者が出た。
「あああ!ごっ、ごめんなさぁいいいい!」
少女の、悲痛な叫びが響く保健室前に、ピクピクと痙攣しながら倒れる二人の男。
このシュールな光景は、保険医の夏美が戻ってくる10分後まで続くことになる。
どっとはらい
※使い方間違ってます。
渡る世界・幸せの祈り 第三話 完
すごい、乱文になってしまいました(/ω\)
また改訂するかも知れませんが、とりあえずUPです。
改めて、以前書いた文章を直す難しさを知ったと言うか(吐血)
かなーり書き直しました。さらにブログに載せてた頃は、けっこう短い文章で、切れ切れに載せていたので繋いでみたら矛盾のあらし(^-^;
しかも話の流れを一部弄ってるので、まだ出てこない筈のキャラクターが顔出ししたりと、予定外の事態に。
基本的な流れは変わってないの筈なのですが、やっぱり文章を書くのって難しいですね・・・
多少でも、読んで下さっている方がおられるので、次回はもう少しましな文章になるといいなぁ、というか頑張りますm(._.)m
感想とか頂けると、猿のように喜びますヽ@(o・ェ・)@ノ
追記
短編でUPしている、グリム童話パロディ
【シンデレラ(;゜〇゜)?】 も宜しくおねがいしますね(笑)
好評なら、『白雪姫』編もUPするかもしれませんヽ(´▽`)ノ