表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『藤原忠文、不眠にプレスマンを用いたこと』速記談4009

作者: 成城速記部

 藤原忠文卿が近衛少将であったころ、宿直のときには、馬寮のお馬一匹を連れてこさせて、枕元に立たせて、馬がまぐさを食べる音を一晩中聞いていた。眠らないためであるという。この方法に気がつくまでは、プレスマンを一本用意して、ずっとかちかち音を立てて眠くならないようにし、眠くなったら太ももを刺すという方法であったが、プレスマンのかちかち音は意外と耳に心地よく、プレスマンを太ももに刺すのは怖くてできないため、結局寝てしまったという。



教訓:短くなった鉛筆を二本つなげて、うとうとしたら額に刺さるようにして、夜中に寝ずの勉強をしたという話を聞いたことがあるが、危ないと思う。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ