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第4話: 情報収集!!

 朝が来た。転生初日は不安でいっぱいだったが、この世界は魔法以外前世とほぼ変わってないのかもしれない。


 「おぉ、今日は起きるの早いな」


 おっさんが起きた。今日こそは魔法やこの世界についていろいろと教えて貰おう。


 「おはよう!今日は畑仕事に行く前にちょっといろいろと質問してもいいかな?」


 「なんだ?変だな。まぁ別に忙しいわけでもし良いんだけどな」


 俺は知りたいことを片っ端から質問していった。もちろん1日中質問するわけにはいかないので畑仕事もしながらだが。

 それから2週間が経った。おっさんは変な顔をして俺を心配してたが、きちんと質問に答えてくれた。おかげでだいたい知りたいことは分かった。

 情報を整理するとこうだ。おっさんの名は ジャック・グランディス。そして俺のフルネームは、ルー・グランディス。そう、薄々気付いていたが親子だったのだ。母親は俺が生まれてすぐに亡くなってしまったらしい。

 この世界は8つの国に分かれている。ちなみにこの国は、英雄国ダノン と呼ばれている。

 魔法についてだが、唱えれば誰でも使える

簡易魔法と、レベルを上げたり特定の条件を満たす事で使える高度魔法があるらしい。

 俺はまだ12歳ということもあり、当然冒険者として旅立つ事は出来ない。なので、この世界で成人として認められる16歳までは必然的に簡易魔法しか使えないということなのだ。

 さらに簡易魔法は術式を覚えないといけないのだが、普通は成人するまで学校に通い学ぶらしい。察しの通り、この家は貧しくてとても学校には通えないのだ。なんという詰みゲー。

 成人するまで延々と畑仕事をやり続けないといけない事に腹を立てながらも、前世で何も努力してこなかった事を考えると、そりゃ当然の報いだよな・・・とも思ってしまった。

 4年は長いが一生懸命頑張ってみようと決心した。


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