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第2話: 異世界転生!!
「ん?は?どうなってんだよ」
俺は驚きを隠せなかった。何故なら、俺は確かに帰宅中車に跳ねられて死んだはずだったからだ。
てか、ここはどこだ?見たこともない部屋だ。病院ではなさそうだし、誰かの家!?
「お?やっと起きたか。遅いぞ~今日は罰として夜ご飯抜きな。さぁ早く行くぞ~」
ベッドに寝転んでいる自分に知らないおっさんが話しかけてきた。怖いがとりあえずいろいろと聞いてみるか。
「ここはどこで、あなたはどちら様ですか?すいません、記憶がちょっと曖昧で・・・」
「おいおい、しっかりしてくれよ。つべこべ言わず行くぞ」
もう意味が分からない。なぁ、もしかしてこれってまさか?というかそれしか考えられないよな?
俺は急いで鏡のある所まで走っていく。その鏡にはなんと、明らかに34歳のおっさんではない少年の容姿が映されていた。
そう、俺、石楠花 智之は異世界転生していたのであった!!