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第1話: さらば、俺のクソな人生

 何者にもなれず、歳を重ねるごとに腐っていく見事なクソゲー人生。

 小学生まではクラスのムードメーカー的な存在だった。学校では知らない人はいないくらいにな。

 だが、どこで道を間違えたのか中学ではクラスの隅っこで寝たフリをし、自分は寂しくありませんよ感を出す典型的な陰キャに成り下がってしまった。

 周りからは陰キャというレッテルを貼られてしまったが、その代わり賢いというイメージが付いていたので、悪い事ばかりではなかった。

 そして、あっという間に中学の3年間が終わり、高校生になった。地元の同級生は知らないであろう底辺私立高校に入った。そう、俺は正真正銘の真面目系クズである。

 時は経ち、俺は今、34歳フリーターである。もう就職活動は厳しい年齢になってしまった。人生詰みだよ。同窓会では会う度馬鹿にされ、かつて片思いしていた女の子の視線も痛い。

 そして、コンビニのアルバイトを終えて帰宅しようとしたその時、俺は車に跳ねられアッサリと死んだ。死んだのになんで今意識があるのかって?今は走馬灯状態なんだよ、多分ね。


 石楠花シャクナゲ 智之トモユキ死亡。


 

 







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