高田夢の心情
「あ、暑いですね」
「そうだね〜」
「「……」」
静かな時間が流れて私は話したい事をノートに書いて話す事を準備していた。
「夢先輩そんなに集中してなんの勉強してるんですか?」
「ふぁっ!?」
私はいきなり久保君に話しかけられてびっくりした。今私が何言おうか準備してたのに……!
「え、なんで隠すんですか!?」
「なんでみるんですか!?」
「なんで急に敬語になるんですか!そこまで動揺してたら逆に気になるじゃないですか」
動揺するよ!だってノートには
「久保君って、好きな人いないの?」
とか
「久保君私の事どう思ってる?」
とか書いてあるから絶対見せれない。
「じゃあ夢先輩、あっち向いてホイをして決めませんか?」
「あっち向いてホイ?」
「はい!これで俺が買ったらそのノート見せてください」
「いやいや。勉強に集中しよ?ね?」
「わかりましたよ……」
「あ……やっと分かってくれた?もう、最初から……」
「俺が負けた時のペナルティが無いことに平等性が無くて文句が言いたいんですよね!」
「違うよ!?」
「俺も流石に女の子が相手に不公平な条件は嫌ですし」
久保君が何言ってるのか全く分からなかった。
「もし負けたら夢先輩の言うことなんでも聞きますから!」
なんでも!?なんでもって何でもだよね!?じゃあ、あんな事やこんな事お願いできるんだよね?
「……分かった。やる」
「ありがとうございます!!」
あっち向いてホイをするもまずじゃんけんに勝てず攻撃されるだけされて勝てない。くっ。デートしようって言う約束が……!!
「え、久保君は負けたいの?」
「そうですよ!その為に色々と手を加えたのになんで負けちゃうんですか夢先輩……」
「それって私に直接言って欲しいって事だよね……てことは久保君実は私の事……」
え!?てことはこれは久保君も私の事が好きって事であってるんだよね?ね!?
「夢先輩?今なんか言いました?」
「い、いや!何も言ってないよ?うん。空耳じゃないかな。あははー」
「よし、という事でもう1回しましょう!」
「いや、私はもう辞めとくね」
「え!?なんでですか!?」
「もうやらないって言ってるでしょーほら、勉強勉強」
デートに行こうとか好きな気持ちは自分で伝えたい。こんなのに頼らなくても初めて好きって思った気持ちは自分の力で伝えたい。だから
「いつか自分で言うね」
私は自分にそう誓った。
どうも!今回は久しぶりのぼっちエピソード書こうと思います!
今回もぼっち党のこじーさん
先輩に休みの日は何してるの?と聞かれたことに対し、
「部屋でゴロゴロしてます!」
って堂々と言ったらめちゃくちゃ悲しい目で見られました。どういうことですか誰か教えてください。
次回もよろしくお願いします(〃・д・) -д-))ペコリン