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買い物を楽しめなくなったのは家族のせいかもしれない

昨日は橘さんとショッピングモールに買い物へ行った時橘さんは凄く慌てながら


「だから!私は!久保君となら……っ!!

な、なんでもない!なんでもない!今のは忘れて!」


と言っていた。あの時橘さんはなんて言おうとしたんだろう。結局聴けないであの日は終わってしまった。

それと、橘さんが言ったあの言葉が頭に残っていた。


「でもね、久保君。私は虐められてたから、嫌いな人とか、一緒にいて楽しくない人とはこうやって話さないし、デートに誘ったりしないんだよ?」


この言葉を聞いた時、正直ドキドキした。嫌いとは言われた事はなかったが、好きとも言われた事は無かった。好きでもない嫌いでも無い人はどうやって関わればいいのか分からないのだ。あんまり関わりに行くと「しつこい」って言われそうだし、それが怖くて結局関わりに行かなくなるのだ。

だけど、あの言い方だと一緒にいて楽しいって言ってくれてるように感じたし、男の子にすら言われた事無いのに女の子に言われるなんて嬉しすぎてよくアニメに出てくるゴブリンみたいに狂喜乱舞したくなった。いや、心の中では100人の俺が狂喜乱舞してた。

家に帰ってめちゃくちゃ後悔しました。

そんな嫌いじゃないって言われるのはそこら辺の人達だと当たり前のような言葉だろう。

しかし、俺にとっては「嫌いじゃない」と言う言葉は「大好き」って言ってくれるくらい嬉しい。

じゃあ「大好き」って言われたらどうなるかというと心臓止まって第2の人生歩んじゃう!

……まだ何も始まってないのに第2の人生歩んじゃうのかよ。なんなら今から第2の人生歩みたい。そして今度はリア充になってやる。

こういう奴は大抵生まれ変わっても陰キャラです。ソースは無いけど。

帰りには


「また遊ぼうね!」


って言われた。俺はまた遊ぼうねの言葉も出ずに


「う、うん」


しか言葉が出なかった。こんなに人と買い物に行くのが楽しいと感じたのはいつぶりだろうか。妹は最近友達と行くようになったし、俺と一緒に行ってくれるかと思えば当然のように荷物持ち。パシられてる感が満載です。俺の虐めはここからではないでしょうか?警察の皆さん。犯人は私の母親です。


「少しは人と話せるようになったかな」


俺は心配げに誰にも聞こえないような小さい声で呟いた。

どうも!1週間とかまた空いてしまって本当に申し訳ございません!

少しづつ更新出来るように頑張ろうと思います(泣)←毎回言ってる気がする


次回もよろしくお願いします!

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