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可愛いって言葉は人によっては地雷

久しぶりに外にでて、夏の日差しの強さに涙目になりながらも、女の子と2人で外に遊びに行くなんともリア充展開が出来る嬉しさに二重の意味で涙目になっていた。


「久保君、大丈夫?泣きそうだよ?何か辛いことでもあった?」


橘さんが俺を心配そうに見ていた。

俺は心配を掛けまいと俺は橘さんに言った。


「大丈夫だよ、橘さん。俺みたいなモテないブス男が橘さんみたいな可愛い女の子と一緒に出かけられてることが嬉しくて……」


あれ?なんかこれ言ってる俺めちゃくちゃカッコ悪くないか……?

しかも橘さんめちゃくちゃ震えてるし!可愛いとか言っちゃって気持ち悪がられたかな!?


「可愛い」という言葉は人によっては気をつけなければならない言葉だ。例えばイケメン男子が女子に「可愛い」と言えばその女の子は落ちるか、落ちないにしても嬉しさで気持ちがいっぱいになるだろう。だが、俺みたいになんの取り柄も無いぼっちの俺が「可愛い」と女の子に言ったとしよう。

そしたらどうだろうか。女の子は


「なんでお前から言われなきゃいけないの?言うぐらいなら黙っとけよ」


的な嫌な反応をする。ナニコレこれのどこが平等社会?この言葉を橘さんに言われようものなら病んで明日から学校休む勢い。だから俺はここで無かったことにしようとした。


「あ、橘さん!えっと、これは……って、なんでそんなに顔赤くしてるの?」


橘さんは何故か顔がリンゴみたいに真っ赤になっていた。


「え、いや、あの……なんでもないよ!うん!別に、嬉しいとか思ってるわけじゃ無いんだからね!」


おう……。橘さんが変な事言ってる。俺の言葉がキモすぎて頭おかしくなっちゃったのかな……。


「ごめんね。橘さん。今のは忘れて……」


俺は流石に謝らないと申し訳なくなった。


「え!?流石に今のは忘れられないよ!!」


それは俺の言葉がキモすぎて忘れられないって事ですかね……。あれ。おかしいな。また涙が出てきそうになったよ?悲しくなりながらもショッピングモールに足を運んだ俺達だった。


「わー!やっぱり広いねー!」


橘さんは子供みたいにはしゃいでいた。橘さんを見てなんかほっこりしてしまう自分がいる。


「確かに広いな……。初めて来たから何がどこにあるのか分からないや……。あと人が多い……」


流石最近新しく出来たショッピングモールと言ったところか人がごった返していた。人酔いしそう……。


「大丈夫?気分悪そうだけど」


橘さんが心配してくれている……!嬉しいけどここは男として情けないところを見せる訳にはいかない!


「大丈夫!橘さんはどこか行きたいところないの?」


「え?私が行きたいところ行っていいの?久保君気分悪そうだし……休む?」


「心配してくれてありがとう。でも、大丈夫だから、ね?せっかくのお出かけなんだから」


「分かった……。じゃあ服屋行くけどいい?」


「いいよ」


「じゃ、行こっか!」


こうして俺達は服を見ることになった。

約1ヶ月ぶりの更新です……!!

相変わらずの文章の短さ……!顔に関しては共感してくださる方がいるかと……いないですねすみませんでした(土下座)

次の話も期待してくださったら嬉しいです!

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