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友達の定義

「私と友達になってください!1から!」


橘さんにそう言われて、1週間たった。改めて「友達」になろうと言われて、俺は正直嬉しかった。「友達」と言うのは俺からしたら、どこから友達と呼んでいいのか分からない。


「1回話したら友達」


と言う人も居れば、


「名前を呼び捨てで呼び合うようになってから」


と言う人もいる。誰しも自分の考えを持ち、それを否定する権利は無い。だから、俺は今まで友達と呼ぶ関係まで持っていったことが無い。今のぼっち部の人も、仲良くさせて貰ってるが、友達と呼んでいいのか分からない。自分が友達と思ってても、相手が友達と思ってなかったら悲しいし。

俺ってば豆腐メンタルかよ。

でも、「友達になろう」という言葉を聞いて確認したから友達なのだと実感する。遂に俺にも友達が……。しかも可愛い女の子だ。友達になってから、今までとは変わり、積極的に話してくれるようになった。


「久保君!お昼ご飯一緒に食べよう!」


「いいよ。どこで食べよっか?」


そう言って俺は席を立った。一緒に食べる所を他のクラスの人に見られたら恋人だのなんだのと思われて橘さんに迷惑をかけるかもしれない。


「え?ここでいいよ?机くっつければ一緒に食べられるよ!」


橘さんに恥ずかしさとかそういうものは無いのか!?

俺はびっくりしながらも橘さんに聞いた。


「俺と一緒ってクラスの人に変な目で見られるけどいいの?」


「変な目?」


「そうそう。学校は異性が一緒にご飯食べるだけで恋人とか思われるよ?俺と恋人扱いなんて嫌でしょ?」


俺が俺と恋人に見られたらまず真っ先に死を選ぶね。


「別にいいんだけど、むしろ嬉しいんだけど……」


橘さんがぼそぼそと言っててなんて言ったのか聞こえなかった。


「今なんて?」


「なんでもない!いいの!私がいいって言ってるからいいの!」


「何その小学生みたいな理論」


「ちょっと久保君!なんで笑ってるの!?私のどこが小学生なの!?」


俺は変な心配してたなと思い、笑いながら机を動かしてお昼ご飯を橘さんと一緒に食べた。

10日ぶりの更新です!!やっと更新したぁ……。

最近更新するする言って出来てませんでした(汗)

でもやっと休みに入ったので頑張ります!!


更新する日がこの日に更新する!という感じじゃありませんが付き合って頂けたら嬉しいです(〃・д・) -д-))ペコリン


次回もよろしくお願いします!

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