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伝えたい気持ち

席替えして次の日の朝。


「おはよう!久保君!」


「お、おはよう。今日は元気だね」


いつもより凄く嬉しそうだ。朝からなんかいい事でもあったのだろうか?


「うん!なんか昨日からテンション高いんだ!」


「昨日から!?何があったの……?」


急にテンションが上がってたのか。ついに橘さん頭おかしくなったのだろうか……。


「席替えがでね!隣がね……ううん!なんでもない!!気にしないで!」


橘さんは顔を赤くして俺から顔を背けた。隣……?あー隣の男の人が好みだったのかな?へー。橘さんってその人が好きなんだーへぇー。

俺と逆の隣の人は俺と違って野球部で身体ががっちりしてる人だった。それに比べて俺は……って、何考えてんだよ俺……。まるで俺が橘さんのこと好きみたいじゃん。まぁ、橘さんが誰を好きになっても俺が何かを言う資格もないし、応援しか出来ない。俺が好きではないことぐらい分かるのだから。


——そして昼休み


「久保君、昼ご飯一緒に食べてもいい?」


「ん?あぁ、別に良いけど。良いの?」


「ありがとう!ん?何が?」


「橘さんあの人が好きなんじゃないの?」


俺は橘さんの隣の人の野球部の男の人を指をさした。


「えぇ!!全然違うよ!?どうしてそうなったの!?」


橘さんが手をぶんぶん振りながら否定した。


「いや、席替えで隣の席が……って言ってたからあの人の事が好きなんじゃないのかなって……橘さん?」


橘さんはさっきの元気が無くなって黙って俺の方を見ていた。俺なんか悪い事でも言ったかな?


「隣の人ってあの人だけじゃないじゃん……」


橘さんが何か言ったのだが、クラスの人達の騒がしい声で全然声が聞こえなかった。


「ん?なんて言ったの?」


「だから!私が好きなのはあの人じゃなくて!その隣の人じゃなくて!もう1人の隣の……ごめん。何も無い」


そう言って橘さんはその場から走って教室を出た。


「あれ?あれって橘さんじゃない?」


階段を登ってる橘さんを見た古里先輩が見た。

どうもです!


最近はぼっちエピソードが書けてませんが、更新してるので許してください(泣)

忙しくなりつつも、更新は止めないようにと思っているのでよろしくお願いします(〃・д・) -д-))ペコリン


次回もよろしくお願いします!

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