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ホワイトデー

バレンタインと同じで番外編なので、前話と繋がらないです。ご了承ください。

今日はホワイトデーの日だ。

俺は貰った物が例え不味かったとしてもちゃんと返す。これが俺の生き方だ。不味かったとしても、バレンタインにチョコレートを女の人から貰えた事が1度もなかったから、本当に嬉しかったのだ。気持ちが大事と言うが、本当にそう思った。だから俺はチョコレートをスーパーに買いに行って、早速作る事にした。


「これでいいかな」


俺的にはちゃんと出来たつもり作ったのは生チョコだ。ネットに書いてある通りに作り、味見もしてちゃんと作った。それを持って、LINEで集まる場所を伝えて、集まる場所へと向かった。橘さんと古里先輩と夢先輩に連絡したのだが、橘さんと古里先輩だけ反応が異常に早かった。どうしたんだろう。LINE来る事が珍しくてすぐ反応したのかな?これは俺がそうだから言える事だが、基本LINEは来ない。だから、LINEとか来るとすぐ反応してしまうのだ。夢先輩は


「あ、ごめん。寝てた。おはよう」


ってLINEが来た。俺は休みの日も寝てる夢先輩を知って、夢先輩はどこにいても変わらないなと少し笑ってしまった。


昼の2時に学校の近くを集合場所にして、3人を集めた。


俺が来た時にはもう3人とも集まっていた。


「あ、久保君こんにちわ!!」


古里先輩が最初に俺に気付いて手を振って挨拶した。


「こんにちわ。3人共、わざわざ集まって貰ってすみません」


「なんで私達を呼んだのー?」


夢先輩の質問はごもっともだ。何故なら俺はバレンタインのお返しするから集まって下さいと一言も言ってないのだ。ただ、来て下さいとだけ伝えたのだ。これだけの説明でわざわざ来てくれるのも流石としか言えないが。


「それはですね、バレンタインに貰ったので、お返しをしようと思いまして」


「「「え??」」」


3人共キョトンとしていた。


「いや、久保君。私はあげてないんだけど?」


夢先輩は俺に申し訳なさそうに質問をした。


「夢先輩には水を頂いたので。あの時水無かったら正直危なかったですし」


「ちょっと久保君!?そんなにやばかったの!?」


古里先輩は心底びっくりしたような反応した。


「まぁ、夢先輩にだけあげないのは何だかなーと思いましたし、2人分作るのも、3人分作るのも変わりませんし」


俺は照れながら言った。でも、本当に思った事を言った。


「あ、ありがとう。嬉しい」


夢先輩は顔を少し赤くして感謝の言葉を伝えた。


「あ、久保君ありがとね!!」


「久保君ありがとう!!もう食べないで飾ろっかな……」


古里先輩と橘さんが感謝の気持ちを俺に言った。橘、飾らずに食べてください。せっかく作ったのにもったいなじゃん。3人共喜んでいて良かったと思ったホワイトデーだった。

1日遅くなってしまいましたが、ホワイトデーの分の話です!私はバレンタインは自分で自分にプレゼントしたので、もちろん自分にお返しをしました!(自分に買った悲しいやつ)ということで、次回は本編の続きを書きますので、よろしくお願いします!

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